随分以前に買ったPILOTのボールペン PILOT エグゼクト 4色の油性ボールペンです。希望小売価格では5千円台だったと思いますので、コンビニで買える安いボールペンではありません。ちょっと変わったノック&ツイストメカニズムということで、よくある色のついたレバーは存在しないので非常にスッキリした大人のデザイン。赤が描けなくなったので買いに行ったら替え芯がないじゃないですか!
PILOT エクゼクト 4色ボールペン
外見はこういうペンでありまして、多色ペンによくある各色のレバーがなく非常にすっきりしています。このデザインが気に入って購入したものです。
ノック&ツイストメカニズムという変わったメカにより色を切り替えます。
側面にある各色に相当するレバーがないためとてもスッキリしたデザインになります。
ボールペンなんか100均の安いやつで良いのさ!という意見もありましょうが、筆者は良いボールペンを手に取ると気分も上がり不思議とやる気が出てきます。
ビジネスシーンで初めてのお客様との打ち合わせや、見込み客との打ち合わせでは第1印象が大切になります。、そのときに表紙のよれた安いノートに10本110円で売っているペンを使うよりは、きちんとした表紙を持ったビジネスノートとスタイリッシュなペンを出す方が、まず間違いなくよい印象を与えます。ビジネスシーンではネクタイとスーツと同じくらいのノートとペンは重要です。
エクゼクト 4色ボールペンは多色ペンにありがちな安っぽい印象が全くないので気に入っています。
現在エクゼクトは終売となっていますが、実際問題4色は不要で特に「緑」の出番とかまずありません。現実には黒・青・赤の3色があればよいと思います。PILOTでは3色油性ボールペンはフリクションしかありませんが、フリクションは温度環境により消えてしまうので公的文書やビジネス文書には使えませんので却下です。
筆者が実物を見て、これいいなと思ったのが3色+シャープペンシルの多機能ペンの「3+1 RiDGE(リッジ)」です。
https://www.pilot.co.jp/products/pen/ballpen/multi_func/31_ridge
青もいらないので黒赤2色でよいならば2+1 EVOLTがあります。これは筆者も持っていますがエクゼクトのような凝ったメカではなく普通に回転していけば黒→赤→シャープ→黒となっていくタイプです。
https://www.pilot.co.jp/products/pen/ballpen/multi_func/21_evolt/
EVOLTはシンプルで2色+多機能とは思えない細さです。価格的にも1,000円でお釣りが来る価格です。結構細身でツルツルしているので手が汗ばんでいると書くづらいかもしれませんが、価格の割に見栄えがしますのでオフィシャルな場でも全然問題なし。スーツの内ポケットから透明軸の100円ボールペンを取り出すよりはるかに印象が良いと思います。
エクゼクト 4色ボールペンの替芯
BRF-8
さてタイトルに掲げた替芯BRF-8の話。
エクゼクト 4色ボールペンの替え芯は「BRF-8F」というもので、全長67mm、最大径2.3mmの凹凸のない金属芯です。
久しぶりにエクゼクトを取り出したら赤がかけない!まあ、ボールペンでありがち。面倒なので近所のショッピングセンターにBRF-8F-R(赤)を買いに行ったのですが替え芯売り場のどこを見ても見当たりません。スーパーの文房具売り場の替え芯コーナー、専門店(文房具)の替え芯売り場にもありません。
「製造終了」なのだそうで!
代替品はBRFS-10F
代替品(後継品)がないのではなく、BRF-8の油性インクに代わってアクロインキのBRFS-10が同形状・同サイズの後継品となることがわかりました。
https://www.pilot.co.jp/support/bp_kaeshin2022.pdf
アクロインキは低粘度油性インキで書き味がさらさらになるというもの。筆者が好きな三菱鉛筆のジェットストリームの同類だと言えます。
筆者の使い方が悪いのかもしれませんが、ジェットストリームやアクロインキはしばらくかかないと描けなくなることが従来の油性より多い気がします。油性インクといえども僅かの水分があり、それがなくなって固まってしまうのだそうですので、水分のい多いであろう低粘度油性インキだとなお水分蒸発が速いのかもしれません。
アクロインキの書き味はジェットストリームのような快適なさらさら感は少なく、従来の油性に近い書き味に感じますが、放置してもジェットストリームほど早期にかけなくなるようなことは今の所ありません。
ジェットストリームは継続的に使っていても、まだまだインキはあるのにかすれてくることがありますが、アクロインキのほうではそういうことは少ない感じです。
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まとめ
ボールペン、特にそこそこ値の張るボールペンでは替芯は終売になっても代替品があるものです。ただしインキの種類はかわるかもしれない。
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