日常生活必須端末をiPhoneからASUS Zenfone 10に変えて変わったこと・変わらないこと

日常生活必須端末をiPhoneからASUS Zenfone 10に変えて変わったこと・変わらないこと

「生活必須端末」とは電子決済、ファイナンス系アプリ利用、LINE、通話、メールやSNSなど外へ出る時は持っていないと困る機能を詰め込んでいるスマートフォンを筆者はこう呼んでいます。従来はiPhoneをこの用途に使っていたのですが、1ヶ月前にASUS Zenfone 10にして変わったこと、変わらないことを振り返ります。

10年前から両刀使い

筆者は2013年ごろからメインのiPhoneに加えてAndroid端末を使うようになりました。

2020年に入ってHUAWEI Mate 20 Proを入手したのをきっかけに、Android端末もiPhone同様の準「生活必須端末」として設定し万一のときにすぐに交代して使えるようにしていました。

 

Withコロナ時代の最強スマートフォンは “HUAWEI Mate 20 Pro” だ!

上記の記事に書いていますが、Mate 20 Proの顔認証は「なんちゃって顔認証」ではなくFace IDのような3D顔認証です。さらにiPhoneにはない3D顔認証と指紋認証の両方に対応しているという優れものでした。

ちょうどコロナ真っ最中のころで、当時のiPhoneはマスク顔ではFace IDは通らなかったので、指紋認証が併用できるMate 20 Proは最強でした。

しかし、それも米中対立の影響からHUAWEIはGSM(Google Mobile Service)対応となり事実上スマホから締め出されてしまいました。これが台湾製なら何事もなく後継機種が出ていたでしょう。

ともあれ、当時からアプリはiOS/Android両方あるものは両方にインストールして、すぐに同じように使えるようにしていたわけです。もちろんファイナンス系アプリには一つのIDで一台のスマートフォンにしかインストールできないものもありますので、そういうのはやむを得ず除外です。

10年前からAndroidとiPhone両刀使いであった筆者は、iPhoneからAndroidに移ると使いにくいとか、その逆を感じたことは近年は全くありません。

自然にiOSとAndroidを体が使い分けている感じで、「あ、違った、iPhoneだったわ!」ということはまずありません。

変わったこと

このように従来から、突然Androidに生活必須端末を切り替えても極端な不自由がないようにしていましたので、大きく変わったことはほとんどないというのが正直なところです。

これまで一度もAndroidを使ったことがない人にはそれなりに使い勝手が変わりますが、昔のAndroidのようにiPhoneと激烈な差は無いと思います。

方法が違うだけでほとんど同じことは出来ますし、最近はiOS版とAndroid版のアプリが両方提供されているものも多いのでなおさらです。

一番違うのはホーム画面レイアウト

そもそもホームアプリをAndroidは自由に選べますので、筆者が今使っているNova LauncherMicrosoft Launcherではこのようにびっしりレイアウトも可能です。

このレイアウトの元アイデアは友人なのですが、特に使っていて嬉しいのがYahoo!ニュースのガジェットを配置するのがポイントです。

iPhoneではホーム画面を好きなものにすることは不可能で、このようにびっしり詰め込むことは不可能です。このびっしりホーム画面はほとんどこの画面だけで用が足りてしまうのでかなり便利です。

正直なところ日々体感する変わったのはこれくらいでしょうか。

Apple PayからGoogle Payへ

これは実用的には結構大きな変化かもしれませんが、一旦設定してしまえばあまり関係ないといえば関係ないです。

それでもApple PayはWalletアプリ内だけの操作で、おサイフケータイアプリが必要とかそういったことはありませんが、AndroidではあいかわらずおサイフケータイアプリというiPhoneユーザーから見れば「なにそれ?」的な存在が不可欠です。

おサイフケータイアプリとGoogle Payの関係がよくわからない人も多いのではないかと思います。これらの関係については説明しているサイトも多いのでググれば沢山できますが、ぶっちゃけ今の所両方必要なんですよね、この複雑さ・不可解さが最大の欠点。

その点Apple Payのほうは非常にシンプル。SuicaのチャージやSuicaのオプション機能を使うためにSuicaアプリは必要ですが、それ以外では基本的にはアプリは不要で、すべてWalletアプリでカードの登録や削除、支払いを行えます。QRコード決済以外の、iD、QUICPay、Visaタッチ決済、Mastercardタッチ決済などは全てこの中で完結します。

筆者がAndroidで一番嫌いなのがこの仕組みです。

タッチ決済に関しては、iPhoneは使う直前に生体認証必須です。Androidユーザーにはこれが鬱陶しいということがあるようですが、筆者はセキュリティのためには必須だと思っています。

Androidの場合、普通に使っているとスマートフォンをひょいと持って行かれて勝手に決済されてしまう可能性があるからです。これに関してGoogleはロックをかけるような気配はありません。



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変わらないこと

単純にAndroidに慣れているかどうかであり、慣れているということを前提にすれば変わらないことのほうが圧倒的に多いです。

できることはほとんど変わらない、ただし設定方法や操作が若干異なるだけ。

この「若干異なる」ところに抵抗があるか否かが大きくて、抵抗を感じる人にはiPhoneとAndroidは激烈な差であり、筆者のように抵抗をほとんど感じない人にはiPhoneもAndroidも似たようなものなのです。

両方使うことを勧めたい

チャンスがあればiPhoneユーザーはAndroidを、AndroidユーザーはiPhoneを使ってみることをお勧めします。

両方使い慣れれば、家人や他人に使い方を教えるのもぐっと簡単になりますし、買い替えのときの機種選びもぐーっと選択肢が広がります。



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