筆者が通っているジムでもスマートウォッチをしている人が目立つようになりました。多くは一目でそれとわかるApple Watchです。興味があるけれど何を買えば良いかわからない、そこで今回はスマートウォッチ入門「後悔しない選び方」1回目として、スマホの種類による選択肢の違い、バッテリー駆動時間の注意について解説します。
筆者のスマートウォッチ歴
2014年9月に筆者が最初に購入したスマートウォッチは、スマートウォッチというよりは活動量計でありまして、iPhoneと接続して歩数・消費カロリーを記録するものでした。
今から考えたら玩具以前の存在ですが、手首につけていると「それ何?バングル?」とか聞かれることも多く話のきっかけとして、運動継続以外のところでかなり役立った記憶があります(笑)
これも含めて最新のGARMIN fenix 7X Proまでで合計32台のスマートバンド・スマートウォッチを使ってきました。中には買ってみたら予想外の出来の悪さですぐに手放したものもいくつかありますがメーカー別台数はこんな感じ。
Garmin:18
Apple:4
HUAWEI:4
Fitbit:3
Amazfit:2
Xiaomi:1
NIKE:1
使用する筆者の状況も最初は特に運動もしていないサラリーマンでしたが、15年前からジム通いを始め、ここ2年くらいはジム・トレーニング回数を増やしてかなり真面目にパワーをかけるようになりました。使う人間としてトレーニングのデータも取りたくなり、自ずから求める機能も変わってきました。
単なるガジェットとしてのスマートウォッチから体を鍛えるトレーニングのパートナーとして重要になってきたわけです。
スマートバンドはやめた方が良い
各社とも最近力を入れていないし新製品も出てこないのがスマートバンドです。
普通の時計と一緒に使うときには目立たなくて良いのですが、スマホの通知を見るには画面が小さすぎますし、時計兼歩数計くらいしか使えません。心拍もセンサーがしょぼいので最新センサーを備えたスマートウォッチに比べると精度もかなり落ちます。
安いのですがすぐ嫌になる可能性が高いのがスマートバンドなのでお勧めしません。
ただし、他の時計と併用したい場合にはこれしかないかも。普通の時計とスマートウォッチを両方つけると変な奴になってしまいます。
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スマホのOSによるメーカー選択
大前提ですがバッテリー駆動時間に関する注意です。
Apple Watch 9、Google Pixel Watch 2、Samsung Galaxy Watch 6はいずれもバッテリー駆動時間が18時間〜40時間程度しかもちません。アウトドアユースが多いのであれば少々考えものですし、そうでなくても下手すれば1日2回充電が必要になります。
さて、iPhoneユーザーであればGoogle WatchやSamsung GALAXY WatchはAndroid専用なので使えませんので現行の売れ筋ですと次のメーカーになるでしょう。
- Apple Watch 9(バッテリー駆動約18時間)
- Garmin各種
- HUAWEI各種
- Amazfit各種
AndroidユーザーはApple Watchを使えないので現行の売れ筋ですと次のメーカーになるでしょう。
- Garmin各種
- Google Pixel Watch 2(バッテリー駆動約24時間)
- Samsung Galaxy Watch 6(バッテリー駆動約40時間)
- HUAWE
- Amazfit
筆者のようにAndroidとiPhone両刀使いであれば、Apple、Google、Samsungは選択から外れます。
どのスマホでも使える視点から選ぶならば、Garmin、HUAWEI、Amazfitあたりになると思いますし、経験的に無難な線で優秀なモデルも多いです。
ここまでのまとめ
スマートバンドは安いのですが、できることがあまりにも少なく画面も小さすぎて操作しにくいのでやめた方が良いです。各社ともこのジャンルには全く力を入れていません。
流行りのApple Watchは通常モデルで18時間の使用時間と1日持ちません。睡眠状態も計測するにはこれは厳しく1日2回の充電不可欠となります。実際筆者も1日2回充電して入浴時と充電時以外は常時着用していました。Galaxy WatchやGoogle Pixel Watchも大同小異。さらにいずれもiPhoneかAndroidだけに限定されます。
Apple WatchやGoogle Pixel Watch、Samsung Galaxy Watchをこれらを選ぶなら稼働時間を犠牲にするのは覚悟が必要です。
どのスマホでも使えることを前提にするなら、GarminかHUAWEIかAmazfitあたりが選択肢も多く売れ筋です
次回予告
次回(2)では、ガジェット重視なのかスポーツやトレーニングのトラッキング重視なのかで選び方が変わってくることを解説します。
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