スマホ持ちには不可欠となっているモバイルバッテリーですが、皆さんどういう基準で選んでいるのでしょうか?
持ち歩くシチュエーションにより選択基準は異なるとは思いますが、私が通常の外出や通勤で持ちあるく基準は以下の様なものです。
メーカーを選ぶ
時々マスコミで報道されるように、リチウム二次電池はエネルギー密度が高く本質的には扱いが非常に難しい電池であり、昔あったニッカドやニッケル水素電池よりはるかに厄介で、そのエネルギー密度の高さから、時に発煙・発火事故につながることがあります。
最近ではSamsungのGALAXY NOTEが次々発煙するのがニュースでも報道されていました。
そういう意味では、無名の格安品は絶対避けるべきです。モバイルバッテリーはデザインや形状などは二の次でまずは安全性を第一にすべきで、日本製のセルを使って日本のメーカーが製造しているものは安心度が高いですが、値段も高いです。それに形状などはいまいちつかいにくものばかり。
個人的には、モバイルバッテリーでは有名で実績も多くあるAnkerがおすすめです。私は昔、昔、その昔はサンヨーを使っていたりしましたが、今は全てAnkerです。数台もっていますが、どれも動作不具合などは一切ありません。
容量を選ぶ
毎日持ち歩くのに、よほどヘビーな使い方をしなければ、スマホ一台なら5,000mAhもあれば十分です。10,000mAhになると結構重くなり嵩張ります。バッグの中ではじゃまになること間違いない。まして20,0000mAhクラスなんて、普通の人が普通に毎日持ち歩く容量じゃないです。
オススメは5,000mAhの薄型タイプ。
スイッチの無いものを選ぶ
LEDライトがついていたり、充電のためのスイッチがついていたり。一見良さげですが、スイッチ類は一切無い方が良いです。スイッチは時にバッグの中で誤動作の原因になります。
さきにあげたAnkerのバッテリーは、ケーブルでスマホに接続すると自動的に充電が始まります。一方で、ケーブルを繋いだだけでは充電できずスイッチを入れないとダメなものもあります。
使ってみるとわかりますが、バッテリーはバッグの中、スマホはバッグの中だったり手に持っていたりするわけで、バッテリーに繋いだケーブルをスマホに刺すだけで充電が始まるのが便利です。バッグの中に手を突っ込んでごそごそやってスイッチを入れるなんて、チョー面倒です。
オススメの常用モバイルバッテリー
個人的にオススメなのは、これ。
Quick Chargeは要注意
スマホとバッテリーの両方がQuick Chargeに対応していれば、これは高速充電ができるので便利ですが、組み合わせが悪いと故障の原因にもなるようです。いろいろメーカーは言いますが、Quick Chargeに対応したモバイルバッテリーは、Quick Chageに対応したスマホを使うのが原則です。複数台持ちで、一つがQC対応のAndroid、もう1つがQC対応でないiPhoneだった場合は、事故をさけるためにQC非対応のモバイルバッテリーを使うほうが無難です。リチウムイオン電池を舐めてはいけません、怖いものなのだと思うべきです。
持ち歩きにも注意が必要
モバイルバッテリーにかぎらずスマホも含めて、リチウムイオン電池は高音に弱いのです。単に電圧が出ないとかならいいのですが、高温下での保管や動作は危険を伴います。特に、車の中は要注意。
外気温が低くても、ダッシュボードの中は思い切り温度があがります。冬であっても晴天のい屋外に駐車した車のダッシュボードに、モバイルバッテリーやスマホなどを放置するのは絶対やめましょう。