長年auを使ってきましたが、UQモバイルにMNPしました。理由は….現在のキャリア料金プランの二極化です。
UQコミュニケーションズについて
UQコミュニケーションズはKDDIの持株比率32.26%となる会社で、皆さんご承知のとおり高速通信のWiMAX事業と携帯電話のUQモバイル事業が二大経営柱ですね。
2020年10月1日付けで、UQコミュニケーションズがモバイル事業を分社化し、それをKDDIが吸収するということになり、UQモバイルは文字通りauのサブブランドとなる予定です。
ちょうど、Y!モバイルがSoftBankのサブブランドとして展開しているのと同じ構図になります。
UQ WiMAXを使った歴史
UQ WiMAXは昔使っていた時期がありましたが、ランニングコストがかかるのと、それ以上にモバイルPCを持ち出してちょっと使いたいときもWiMAXモバイルルーターの電源を入れて、PCを起動して….と二重手間。
バッテリーはPCとWiMAXモバイルルーターの両方を心配しなければならず、充電するものが2つになってしまい非常にめんどくさくてそのうち使わなくなったので解約しました。
PCのほうですが、現在はHP Spectre x360 WWANモデルに、ダイワボウ情報システム for SBM (SoftBank Mobile) 提供によるこのPC購入限定特典での、通信量無制限の通信プランのSIMを入れていますので、自宅から持ち出してもSoftBankの電波さえ来ていればすぐにオンラインで使えます。
PCにせよスマホにせよタブレットにせよ、モバイルルーターで使うとかテザリングで使うといったのは、筆者的にはありえない使い方なのです。
UQモバイルを使った歴史
スマートフォンのUQモバイルは、結構前からサブスマートフォンで使っていまして、そのうち妻と娘のau回線をコスト低減のためにUQモバイルへMNP。当然家族回線です。
UQモバイルの通信速度が十分速いことは使って知っています。
mineoとか使った時期もありましたが、MVNOでよく言われる平日昼休みの都心での速度は0.1とか0.2Mbpsしか出ないのは珍しくない状態でした。
それに比べるとUQモバイルはキャリア並に出るんですよね。都心の昼休み時間帯で低速モードですらスペックの1Mbpsは出ています。
au → UQへMNP
今回auからMNPしたきっかけは、使っていたauのプランの2年縛り更新月が来たのですが、現在のプランは料金両極化(大容量で高い、小容量で安い、真ん中がない)しており自分には全くフィットしなかったからです。
auで使っていた料金プラン
auフラット20(スーパーカケホ/V) 5分/回カケホ | 2,980円 |
2年契約 | -1,500円 |
LTE NET | 300円 |
auフラットプラン20(データ/V) | 4,720円 |
auスマートバリュー | -1,000円 |
ユニバーサルサービス料 | 2円 |
消費税等(10%) | 553円+ |
合計 | 6,085円 |
月間20GB上限で、上限を超えると(まずありませんが)300kbpsとなります。
縛りがないのが当たり前の現在の各社のプランで従来条件での2年縛りは心理的に圧迫感があります。
それに月間MAX10GB程度なのでもう少し安くなるだろうって思ったわけです。
auで乗り換えると、データMAX 4G LTEプランで30GB/月まで使えますが割引なし価格で7,650円/円、スマートバリューを入れても6,650円と現状より高い。ピタットプラン4G LTEはどちらかといえばガラケーからの乗り換えプランみたいなものでデータ7GBまでで割引除きで6,150円/円とアホな価格です。
ですから、au内でのプラン変更は断念です。
UQモバイル
移動先のUQで選んだプランはスマホプランRで縛りなしです。
スマホプランR (10GB/月) au id登録で2GB/月増量無料(自分でチャージ) | 2,980円 |
通話オプション かけ放題(10分/回) | 700円 |
家族割引 | -500円 |
消費税 | 318円 |
合計 | 3,490円 |
差し引き2,587円の節約になります。
UQモバイルのスマホプランRの低速モードは1Mbpsで、auの300kbpsの三倍であり、通信量超過でなくてもユーザーがUQのアプリで自由に低速モードと高速モードを切り替えて使えます。
auを始めとする一般的な低速モードの300kbpsはかなり使い物になりませんが、1Mbpsになると結構使い物になります。
UQモバイルなら通常は低速でSNSやメールを使い、画像の多いニュースサイトやショッピング、動画などは高速に切り替えると普通にau並のスピードで使えるという、通信量消費では非常に有利なシステムです。
auの転出とUQの転入
昔はMNP予約番号発行はTELするしかなかったのですが、今はauのWebでMNP予約番号の発行ができます。
UQの転入は普通にWebでできますが、それだと手数料を取られますのでAmazonなどでUQのエントリーパックを買うのがお得です。すると3,000円+税金の手数料が350円(税込み)のエントリーパックだけで済みます。使わないてはありません。
MNP予約番号とUQのエントリパックがあれば手続きは即日終了します。(UQのほうで審査がありますので、実際にOKになるのは翌日とかになりますが)
UQのSIMが届いて、スマホにセットし回線切替をするまでは回線はauのままです。
MNP予約番号の有効期限切れを防ぐために、UQがSIMカードを発送した日の7日後に自動的に回線切替が行われます。回線切替しなければいつまでも旧キャリアで使えるわけではありませんのでご注意を。
まとめ
キャリアから乗り換えるならUQをオススメ。サブブランドで速度的に定評があるのはY!モバイルとUQモバイルですが、Y!モバイルは通信量繰越がありません。その点UQは繰越も有るしプランRなら低速モードでも1MbpsとSNSやメールなら全く普通に使えるモードがあります。