4月~5月にかけて緊急事態宣言の間限定で何らかの形でリモートワークを実施した企業は多いと思います。筆者の勤務先もそうでした。実際にリモートワークをやってみて感じたこと、コロナ感染防止に本当に効果があるのか?といったところについて、筆者の考えを書いています。お断りしておきますが、筆者は疫学やウイルス学の専門家ではなく一ビジネスパーソンです。
緊急事態宣言下のリモートワーク
勤務先では緊急事態宣言の期間を含むかたちでリモートワークが導入されました。
昨年度の間にインフラや社員貸与PCの整備により、いつでもリモートワークができる環境になっていたので、自宅にネットさえあれば問題なく使えました。
4月~5月のリモートワークの特徴は、緊急事態宣言下であり不要不急の外出自粛状態で、当ブログでも触れましたが「STAY HOME、SAVE LIVES」状態で、必要な買い物以外はほとんど自宅におりました。
自宅の中で筋トレとか多少の運動をしておりましたが、いつの間にか割れ目が見えていた腹筋は平坦に…(笑)。
その時はあまり感じませんでしたが、今思えば外に出ないというのは結構なストレスだったようです。
・GARMINあるいはHUAWEI(Band/Watch)で取っている睡眠記録がメタメタ(そもそも寝たことにすらなっていない)
・持病のアトピー性皮膚炎が通常サイクルより悪化(ストレスが悪化の大きな要素です)
当時はあまり感じませんでしたが、今振り返ると…という感じです。
リモートワークそのものは、無駄な通勤時間がなくて自分の時間が増えるので大いに結構ですが、ずっと籠もっていると家人も本人も大きなストレスになることを忘れてはいけない。
籠もって仕事をしているほうもストレスですが、普通なら一人でのんびり過ごしている筈の主婦(あるいは主夫)はずっとパートナーと一緒なので食事の支度が面倒とか息が詰まるといったことでやはりストレスなのです。
大変なのは籠もるほうも籠もられるほうも同じなんですよ。
リモートワークはコロナをへらすか?
疫学的なことは専門家でないのでわかりません。
通勤電車は確かに感染リスクではありますが、クラスターの原因になるようなことはないと考えています。
だって、通勤電車の中ってマスク着用率は限りなく高い(筆者の通勤で観察する範囲では100%)し、通勤電車の中ではほとんど喋らないですもの。それに窓開けしているので意外に換気も良い。
ただし、夜遅くなった電車は別です。
酔っ払った人が多くなり感染防止配慮とか頭から飛んじゃう人が多くなるだろうと推測しますので、できれば時差通勤で早く行って早く帰るのが良いと思います。昨日の記事にも書きましたが、筆者は7時半ごろに出社して16時頃に退社しています。これなら楽勝です。
電車の種別も駅間距離の長い優等電車(特急や急行)よりは各駅停車のほうがドアも頻繁に開くし相対的に空いているのでよいと思っています。
筆者が乗っているのは各駅停車です。
それではリモートワークはコロナ感染減少に寄与しないかというとそんなこともないと思います。
勤務後に同僚と食事に行ったり飲みに行ったりしないので、結果的に感染機会は減るだろうとは思います。
通勤がなくなったからといって直接的にコロナが減るわけではなく、勤務後の同僚との飲食の機会がないので結果的に感染が減ると思われる。
今、リモートワークになったら?
完全外出自粛ではないので、三密と夜の飲食(特に居酒屋や接待を伴う飲食店)を避ければ、朝から夕方まで仕事をして散歩や買い物に出かけるとか、休みの日は家にいるのではなく、スポーツジムで感染に気をつけて(昨日の記事をご参照ください)汗を流してスッキリします。
これなら大してストレスはたまりませんね。
ずっと家に籠もるというのは、海外のように広い家・土地ではないのでストレスになります。
外出自粛がなければ、リモートワークはWelcomeです。
ただし、STAY HOMEはもうご免というのが正直なところ。
まとめ
リモートワークそのものは通勤をなくするが、通勤が減ったからといってコロナが減るとは思えない。
通勤しないことで、終業後の同僚との飲食機会がなくなるので結果的にコロナが減る方向に寄与するであろう。
STAY HOMEのリモートワークはストレスが大きい。リモートワークするなら休日の運動などでストレス発散・体を鍛えることが必要。