実使用経験からお勧めできる三つ折りキーボードはiClever一択

モバイル・デジカメ
記事内に広告が含まれています。

昨日はEWINのフルサイズ三つ折りタッチパッド付きキーボードのレビューを掲載しましたが全体としてはネガティブ評価です。実使用経験からいうと筆者のお勧めはiCleverのものです。昨日のEWINも含めて随所で比較してお勧めを提示します。

■ 広告 ■

iCleverでのお勧め2機種

IC-BK03とIC-BK08

ポータブルキーボードでは過去にも当ブログで紹介しております。

この中で現時点において筆者的におすすめは、IC-BK03(タッチパッドなし)とIC-BK08(タッチパッドあり)です。

ついでにJETechのものとあわせてキートップを比較しましょう。

▲上からIC-BK08、JETech、IC-BK03、です。

技適認証表示はあるか?

iCleverには技適認証の認証番号が記載されていますが、JETechには記載がありません。

技適マークは機器の見やすい場所に表示しなければなりません。例外は体内埋め込み機器や小型で表示場所がないなどの場合は例外的に説明書などへの表示が認められています。折り畳みキーボードに表示スペースがないはずはないので、JETechのこのキーボードが技適認証を取得したかどうかわかりません(すでにパッケージや説明書は破棄済みなので)。
参考サイト:総務省「技適マークの表示の方法
https://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/equ/tech/gitekimark/

▲IC-BK03の背面にある技適マーク

▲IC-BK08の背面にある技適マーク

▲JETechの背面にはこれしか表示がありません、他の箇所にもいかなり記載もなし
JETechのものは廃棄です!

キーピッチ(アルファベットキー)の違い

ミニサイズの三つ折りキーボードですがキーピッチを見てみましょう。

▲IC-BK08(タッチパッド付き)は実測約16.8mm

▲IC-BK03(タッチパッドなし)は実測約16.8mm

アルファベットキーについてはピッチは差がありません。

キーピッチ(数字キー部分)

アルファベットキーのピッチはどちらも同じなのですが、どうしてもタッチパッドがあるIC-BK08のほうがタイプしにくく感じました。

▲上がIC-BK08、下がIC-BK03

全体の幅は同じなのですが、タッチパッドがある分IC-BK08のほうがP・Lキーの右側が圧縮されています。

結果的に数字キーが小さくなり、Enterキーも小さくなり、通常はEnterキー(サイズはいろいろ)の上がBackspaceのはずですが、IC-BK08では記号キーになっています。

その結果、一文字後退するために小指でEnterの上のBackspaceを押したつもりが、実際には「]」が入力されたりします。

さらに数字キーの幅が小さいので、僅かな差ですがこれが実際使うと数字を打ちにくいです。

▲上がIC-BK03、下がIC-BK08

下から二行目の「Z」〜「/」までの部分を比べると、「Z」〜「M」までは同じピッチですが、そこから先がIC-BK08ではタッチパッドスペースがあるため圧縮されてしまい普通とは違う配列になっています。

静かな打鍵音

打鍵音は昨日の記事のEWINと違って、甲高い音はしません。低く小さいカタカタ音がわずかにするだけで静かな部屋でも気になるようなことは考えにくいです。もちろん勢いよくタイプすれば別ですが静かにタッチタイプしている分には無問題かと思います。

筆者の場合、エアラインラウンジとかで使うことが結構ありますし、小さくても甲高い打鍵音はちょっとよろしくないです。

がっちりしたヒンジ構造(EWINとの比較)

iCleverと昨日のEWINを比べます。

▲上からEWIN、IC-BK08、IC-KB03。

見た目でわかる構造の違い。

EWINは単純に楕円形のプラのような素材に細いビスで両者が止められてるだけで蝶番よりシンプルな構造ですが、その分大きさの割には軽量です。

一方IC-BK03やIC-BK08はしっかりした金属部材で構成されており耐久性もありそうですが、その分ずっしりとプチ重量感があります。

EWINのほうは閉じる状態でマグネットなどで固定するタイプではなく、ばね仕掛けもないので自然に閉じたり開いたりがありません。一方IC-BK03とIC-BK08はスプリングである程度開くと自動的に180度まで開き、ある程度閉じるとパチンと自動的に閉じます。勝手に開く心配も少ないですしキャリングポーチもついているのも親切。

■ 広告 ■

お勧めは?

iCleverのIC-BK03とIC-BK08両方とも作りはがっちりしており質感もあり使い心地は良いです。

アルファベットキーのピッチは16.8mmでフルキーよりは狭いですがさほどストレスはありません。

IC-BK03(タッチパッドなし)の特徴

三つ折りですが、フルに幅を使えるためEnterキー、Backspaceともに普通の位置にあり十分大きいし数字キーもまあまあなので、フルサイズキーと全く同じものを求めない限り問題ない。

ただし、ポインティングデバイスはついていないので別途マウスを用意する必要があります。

筆者的にお勧めはロジクールのM350 Pebbleです。非常に静かで厚みが薄く携帯に便利ですが手にフィットして使い心地抜群です。単三アルカリ電池1本で公称18ヶ月持つことになっています。実際、電池交換を意識したことが….ありません。単三アルカリなのでどこでも購入できます。

マウスが必要であることを厭わないのであればIC-BK03がベストチョイスです。

IC-BK08(タッチパッドあり)の特徴

アルファベットキー部分はIC-BK03と同じですが、その右側がひどく圧縮されてへんちくりんな配列になっていますので、結果として数字キーが押しにくい(キーの幅が短い)のと、Backspaceの位置が変わったところにありなおかつ小さいのでミスタイプが多くなります。

しかしタッチパッド内蔵であり別途マウスが必要でないメリットがあります。

タッチパッドもEWINのもより滑りもよく心地よく操作できますしちゃんとボタンもあります。

マウスは絶対別途持ちたくないのであればIC-BK08がベストチョイスです。




タイトルとURLをコピーしました