首都圏に住んでいると、月がたつにつれ大地震の確率が高まっていきます。災害対策に非常食は重要ですが、3.11の経験などから甘味・デザートも精神的に重要だと言われるようになりました。調べていくと虎屋の羊羹はすごーーく日持ちするのです!
消費期限と賞味期限
食品には賞味期限あるいは消費期限が明記されています。
消費期限:
袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「安全に食べられる期限」のこと。お弁当、サンドイッチ、生めん、ケーキなど、いたみやすい食品に表示されています。
賞味期限:
袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のこと。
この期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。
それでは賞味期限を過ぎた商品がいつまで安全なのかというのはどこにも定義がありませんので注意が必要です。
虎屋の煉羊羹は賞味期限後1年間
虎屋の公式サイトより。
これによれば、
賞味期限は未開封であれば製造から1年、賞味期限後さらに1年はお召しあがりいただける、常温での長期保存が可能な、保存性にすぐれた食品です。
虎屋公式サイト https://www.toraya-group.co.jp/toraya/products/best_before_date/
とあります。
テレビでもいつぞや放送されて虎屋の中の人がおっしゃっていましたが、これには驚きましたね。
以下の商品がこの対象になるそうです。
小形羊羹・中形羊羹・竹皮包羊羹・大形羊羹:『夜の梅』『おもかげ』『新緑』『阿波の風』『はちみつ』『紅茶』
空港限定羊羹:『空の旅』
京都限定小形羊羹:『白味噌』『黒豆黄粉』
虎屋以外で賞味期限後どれくらいまでOKなのかを書いているところは見当たりません。
また虎屋の羊羹の中でも、
煉羊羹だけが賞味期限後1年間は大丈夫
とされています。他の季節の羊羹や蒸し羊羹はもっと賞味期限が短く足が早いので混同しないようにしてください。
えいよういかんは5年間の保存期間
スーパーの防災用品売り場などで見かけるのが井村屋のえいようかん。
もともと非常食として開発されたので保存期間は5年間と驚異的。
保存しておくというよりは、ローリングストックで購入後1年経過したあたりから食べて補充するのが良さそうです。
まとめ
虎屋の煉羊羹は賞味期限後も1年間はOKと虎屋が公式にみとめているが、対象商品はきっちり指定されているので要注意。
井村屋のえいようかんは製造後5年は持つので、非常食のみならずトレッキングや登山の時の甘いもの補給にも良いのではないか。
いずれも未開封で常温保存が条件であることをお忘れなく。