2020年ANA-SFC修行で、OKA-SIN路線海外発券は本当に得なのか?

2020年ANA-SFC修行で、OKA-SIN路線海外発券は本当に得なのか?

2020年にSFC修行を考える方へのヒントシリーズです。前回は東京(羽田/成田)発シンガポール単純往復での国内発券と海外発券を比べてみたところ海外発券は無条件にお得ということでもないというのがわかりました。では修行定番のOKA-SIN(那覇から羽田経由でのシンガポール往復)はどうか国内発券と海外発券で調べてみました。

国際線の国内線区間は超お得なのは昔の話

読んで字のごとくです。

昔は国際線区間の国内線は積算率が100%換算されましたが、今では100%換算はエコノミーの高い運賃とプレエコ以上となっています。

これは昔(2018年9月30日以前)の話です。

今はこうなっています。

現在、国際線普通席の安いものの多くはWとかSですので、積算率は半分になってしまいます。

私がSFC修行でANA国際線に乗った2019年4月のときはプレエコのブッキングクラス改悪前の時期して、10万円少々で積算率100%でアップグレード可能な運賃でしたが、今は同じ条件だと+7〜8万円かかってしまいます。

国内発券のOKA-SINでのPPは?

一連の試算シリーズ同様に日本出発を2020年3月4日、シンガポール出発を2020年3月7日に設定した2019年11月18日時点でのANA Webサイトで調べた運賃とPPです。

 

ブッキングクラスは「S」なので国際線区間と国内区間の積算率はいずれも50%で搭乗ポイントは一切付きません。

そして上記便に乗り継ぎできる別切りの那覇往復で最安を調べたのが以下のスクリーンショット。

これを一覧にしたのが以下の表です。
(表はクリックで拡大します)

稼げるPPは9,888PPで総費用は98,640円(運賃のみであれば81,020円)。

したがって総額PPだと9.98円/PP、運賃PPだと8.19円/PPと悪くありませんね。諸費用除いた運賃PPで8.19円はOKだと思います。

海外発券のOKA-SINでのPPは?

さて、問題の海外発券。問題といいますか、昔のようにお得感がなくなってきた海外発券です。

復習:どれくらい海外と国内が違うか

先日の記事なのですが、一部表を抜き出しましょう。
これはOKA-SINではなく単純な羽田起点です。

これが先日掲載した表の一部です。

総額72,300円で総額PP単価は14.55円、運賃ベースでの運賃PP単価は11.17円とあまり安いとは言えません。

次に海外発券。こちらは海外ですので2回シンガポールに行き、両端のシンガポール往復は別切りの国内発券となります。

グリーンの部分が海外発券です。運賃だけみますとおよそ6,000円ほとこちらのほうが安いこともあって、海外発券部分だけでの運賃PPは9.90円と10円を切ります。

しかし両端の国内発券が安くないので、総額PP単価は15.67円、表にはありませんが、サーチャージ分などを除いた運賃PP単価でも12.57円とむしろ国内発券より高くなっています。

これは両端の国内発券分が高いからでして、この部分をいかに安くするかがポイントです。

マイルで特典航空券を取るのもよいですが、LCCで安くあげるのはあまりお勧めできません。いくら安くてもLCCでは全くPPに繋がらないため、総額PP単価は跳ね上がることに注意が必要です。

海外発券のPP単価は海外部分だけではなく、両端に入れる別切りの国内発券部分も計算に入れよ。

海外発券のOKA-SIN計算例

いよいよ海外発券でOKA-SINしてみましょう。OKA-SINを2回やることになりますので、やたら搭乗回数がふえてしまいます。

緑色が海外発券部分(シンガポール〜東京〜那覇)で、黄色の部分が両端別切りの那覇〜東京〜シンガポールの往復)です。さらに白い那覇往復はOKA-SINの別切り国内線区間です。

緑色の国際線区間だけに着目すると、SGD1.0=JPY79.95のレートで換算していますが、シンガポール〜東京経由〜那覇(ストップオーバー約1ヶ月)と運賃だけで70.756円と国内発券の逆区間より高くなります。

表にはありませんが、3月4日シンガポールを那覇に向けて出発、那覇を3月7日に出発する逆コースで試算すると、運賃はSGD635.00(=50,768円)となり運賃PPは7.32円と爆安になります。

海外発券では、日本でのストップオーバー期間を長くすると国内発券より高くなる場合が多いので、国内ストップオーバーは数日程度としとんぼ返りでシンガポールへ戻らないと安くならない。

冒頭の国内発券でのOKA-SINは総額PPで9.98円、日本(那覇)ストップオーバー約1ヶ月のシンガポール発券では総額PPは11.73円となり、何が何でも海外発券が安いわけではないのです。

Google Flightsで調べてみると、ANAではシンガポール出発で日本滞在が一週間を超えるあたりから高い運賃が出てくるようになります。ずっと高いわけではなくシンガポールに戻る曜日などが大きく影響するようですので、二回目のシンガポールをいつに設定するかは重要です。

また海外発券は必ず国内からシンガポールへの往復が必要ですし、OKA-SINだとそれに付随する国内運賃も発生します。この部分をいかに安くするかがポイントです。

まとめ

SFC修行定番のOKA-SINルートでは、今は昔のように海外発券が必ず安いわけではない。

海外発券を国内発券より安くするには、シンガポールへ戻る日程をよく調べないと帰って日本発のOKA-SINより高くなることがある。

普通に国内発券のOKA-SINだとサーチャージなどを除いた運賃PP単価は8円代前半が期待できるが、海外発券だとそれより高くなることのほうが多いようだ。

海外発券で安くあげるには、別切りの国内発券分をいかに安くするかがポイント。LCCなど使うと帰って総額PPは上がってしまうので選択肢に入れてはいけない(投資のわりに見返りが少なくなる)。

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