大手のサブブランド、長期利用視点でのUQ mobileとY! mobileを比較する

モバイル・デジカメ
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久しぶりにモバイルの話題となります。大手キャリアのセカンドブランドであるau系のUQ mobileとSoftBank系のY! mobileについて、短期視点お得度比較・雑誌的比較記事ではなく、セカンドスマホとして長期に使うという前提での比較をしてみたいと思います。

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今更なぜこんな記事なのか?

筆者のスマホの利用状況

筆者は現在iPhone 8 (256GB)のSIMフリー版をauのSIM(20GB)でメインスマホとして使っています。そしてサブスマホはAndroidでSHARP AQUOS R Compactです。

iPhoneの使い方としては…

  • 電話回線での通話はほとんどしない(受けることはある)。
  • 家族間の通話は基本的にLINE電話を使う。
  • SNSはfacebook、Twitter、LINE、Instagramを使う。
  • 通勤電車の中ではDLしておいたpodcastのニュースやライブラリの音楽を聴く、Webでの調べ物、AmazonやYahoo!ショッピング等での買い物メーカーの商品Webを見て検討など買い物系のアクセスが多く、その使用時間は往復で2時間程度となる。(電車の中はショッピングセンターなのだ!)
  • スマホでの動画鑑賞はほとんどない。
  • スマホでゲームは全くしない(そもそも興味すらない)。
  • 必要に応じ辞書利用や調べ物などは随時。

…という感じです。あまり特殊ではないとは思いますが、動画鑑賞はほとんどなくゲームはゼロ、写真の多いショッピング系コンテンツのアクセスが多いのが特徴かもしれません。

結果として、毎月のデータ使用量は6〜7GB前後となります。

一方、サブスマホは使用頻度はあまり高くありません。サブであり予備でもありますので当然といえば当然ですが、非常時のメイン仮昇格時には前述と同じような使い方になるはずです。

現時点ではデータ使用量は特に低速モードにしなくても1GBに届くか届かないか程度です。

サブスマホなのであまり手をかけずに割安で長期に利用したいのです。

今更比較したいのはなぜか

このサブスマホとしての使い方が重要です。

  • サブなのでコストはできるだけ抑えたい
  • さりとて使用時に低速なのは許せない
  • データ使用量は通常は多くない。
  • 縛り期間毎に乗り換えたりしたくない。

こういう前提でUQ mobileとY! mobileを比較してみますので、メインスマホのキャリアとして両者を検討している方とは視点がかなり違うと思います。

ぶっちゃけ、今のサブスマホをもっと安くならないかと考えたわけです。

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UQ mobileとY! mobile

前提条件

これら2社に限らず、導入時費用を安く見せるために、利用料金を最初半年間は割引にするとかオプションを1年間無料にするといったものがありますが、料金の比較に関しては、それらが終了した後の本来の料金で比較します。長期利用を前提にしますので導入当初の割引金額に関しては一切考慮しません

また比較にあたってはまずは現状使用しているプランをベースに考えてみます。

現状プランと比較

現状は毎月基本的に6GBプランなのでそれに近いものでUQ mobileの新しいプランやY! mobileと比較します。

料金に関しては当初の割引有り有りプランでの比較は本意ではないので、長期利用を前提とした初期割引がなくなったあとを重視します。

 UQ mobile (現状)UQ mobileY! mobile
プラン名ぴったりプランMスマホプランMスマホベーシックプランM
契約期間2年縛りなし縛りなし
データ容量
(増量前)
6GB9GB9GB
無料チャージ3GBまで可
(期限なし)

3GBまで可
(1年間)
(通話オプション加入とau ID登録が条件)

3GBまで可
(1年間)
データ容量繰越×
データ
チャージ
100MB – 200円
500MB – 500円
100MB – 200円
500MB – 500円
500MB – 500円
無料通話
(増量前)
2,400円分
(合計60分以内)

なし
(通話オプション適用可-500円/月で60分/月 または 700円/月で10分/回のかけ放題)

1回10分以内
(何回でも)
SMS送信1回あたり3~30円送信1回あたり3~30円 送信1回あたり3~30円
割引前料金4,980円2,980円3,680円
割引スマトク割
25ヶ月まで -1,000円
 新規割
7ヶ月まで -700円
イチキュッパ割
13ヶ月まで -1,000円
  
長期利用割引
26ヶ月目以降 -1,000円
  
割引後料金〜13ヶ月 2,980円ずっと2,980円〜7ヶ月 2,980円
14ヶ月〜 3,980円 〜8ヶ月 3,680円

3GB前後のプランで比較

 UQ mobileUQ mobileY! mobile
プラン名ぴったりプランSスマホプランSスマホベーシックプランS
契約期間 2年縛りなし縛りなし
データ容量
(増量前)
2GB3GB3GB
無料チャージ

1GBまで可
(期限なし)

1GBまで可
(1年間)
(通話オプション加入とau ID登録が条件)

1GBまで可
(1年間)
データ容量繰越×
データ
チャージ
100MB – 200円
500MB – 500円
100MB – 200円
500MB – 500円
500MB – 500円
無料通話
(増量前)
1,200円分
(合計30分以内)

なし
(通話オプション適用可-500円/月で60分/月 または 700円/月で10分/回のかけ放題)

1回10分以内
(何回でも)
SMS送信1回あたり3~30円 送信1回あたり3~30円 送信1回あたり3~30円
割引前料金3,980円1,980円2,680円
割引スマトク割
25ヶ月まで -1,000円
 新規割
7ヶ月まで -700円
イチキュッパ割
13ヶ月まで -1,000円
  
長期利用割引
26ヶ月目以降 -1,000円
  
割引後料金〜13ヶ月 1,980円ずっと1,980円〜7ヶ月 1,980円
14ヶ月〜 2,980円 〜8ヶ月 2,680円
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考察

データ容量

現在契約しているぴったりプランMで期限なしの3GBチャージ適用を考慮すると、どれもかわりありません。無料で1年間3GB/月(最大)チャージできるY! mobileが少し有利なだけです。

サブスマホとしては9GBもいらない(メインでも7GB程度の消費なので)ので筆者の使い方ではどれも差がありません

通話料

メインスマホでさえ電話はほとんど使わないので、サブスマホは全く使いません(少なくとも発信しない)が、あえて言えば1回10分以内なら何回でもOKというY! mobileが有利です。

割引終了後の料金

これが一番気になるところです。

一番安いのいはUQ mobileの新しいプランであるスマホMですね。これが2,980円。

Y!プレミアムを使っている場合(私も使っている)のであれば、Y! mobile契約者契約者はY!プレミアムが無料になりますので、その分やすくなり3,218円でUQ mobileのスマホMに続きます。

データ低容量プランでの賢い使い方

筆者の場合(私同様に電話発信なしでパケットも少ないサブスマホ的使い方)では、パケットは3GBタイプでOKでしょう。

OKとは行ってもパケットは節約したいわけで(いざという時がある)、その点節約モード(低速モード)があるUQ mobileが絶対有利です。さらに繰り越しがあります。

このようにデータ容量はあまり多くなくてOKという場合、UQ mobileの節約モードは300kbpsなので動画は無理ですがLINE通話やLINEメッセージ、メールではほとんど問題ありませんので常用できます。写真や動画が多いInstagramは厳しいです。Twitterやfacebookは写真読み込みのちょっと時間掛かりますが、まあ使えます。

筆者自身のプラン変更を考えるなら、現在のぴったりプランMからスマホプランSにして通常は節約モードにする。

繰り越しもありますからこれが有利かもしれません。

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まとめ

セカンドスマホ的利用(電話発信は基本的にしない、データ通信もメインスマホですることが多いのでさほど多くない)の長期利用視点では、当初半年とか1年間だけ適用の割引にごまかされないのが大切。

当初料金が諸々割引で安いプランは、割引が終わると料金が跳ね上がることに注意。

UQ mobileの節約モードは300kbpsで、動画や写真沢山コンテンツは厳しいがLINEメッセージやLINE通話、Twitter、メールなどはほとんど問題ないので常用できるレベル。

パケットを使い果たした時の制限速度は、UQ mobileは300kbpsと前述のとおり使える速度だが、Y! mobileは128kbpsと実用にはならない速度になる。

電話発信がないのであれば(通常着信はかまわない)、UQ mobileの新プランである「スマホプラン」でSまたはMがコスト的にもGOODといえる。

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