iPad (iPad Pro) 用の携帯性・打鍵性重視の究極のキーボード2強紹介

iPad (iPad Pro) 用の携帯性・打鍵性重視の究極のキーボード2強紹介

iPad (iPad Pro) 用キーボードは以下の記事で6種類のものを比較しました。私のオファーはロジクールK380というのが当該記事の結論でした。

iPad Proにどのキーボードが快適か、いろいろ繋いでみた


ELECOM TK-FBP100 (BK/WH)

実はもう一つありました。というか記事を書いた後に購入したものが一つあります。

ELECOM SLIM PANTOGRAPH KEYBOARD TK-FBP100WHです。

私が探した条件は次のとおり。

  • パンタグラフキーボード
  • キーピッチは19mm
  • テンキー無しの最小限の幅
  • 充電式ではなく電池式で、公称1年以上持つこと
  • iOS対応

前述の記事ではもっとキーピッチのせまいコンパクトタイプも紹介していますが、やはり通常のフルキーボードと同じピッチでないとミスタイプは確実に増加します。程度の差はあれども必ずミスは増えて、効率を落とします。

また充電式ではない理由は、モバイル環境において電源問題は不可避ですが、電池を使って公称であっても電池持ちを1年とか2年にすることで事実上電源問題を回避できます。なんといっても充電を気にしなくてはいけないブツは減らしたいのです。

TK-FBP100ファーストインプレッション

いつものように箱の写真から。

単4電池が2本付属しています。

キートップはまあ普通のMac/Windows兼用タイプの日本語配列です。

左側の薄い色のキートップ印刷が特殊キーとなり、Fnキーとの同時押しで機能します。

Fn + A → Bluetooth #1
Fn + S → Bluetooth #2
Fn + D → Bluetooth #3
Fn + Q → Windows&Androidモード<LED 1回点滅>
Fn + W → iOSモード<LED 2回点滅>
Fn + E → Macモード<LED 3回点滅>

3つのデバイスまでペアリングできて切り替えて使えます。OSはWindows/Android/iOS/Mac対応。

キーピッチは普通の19mmで、パンタグラフ式なので打鍵音は低くて静かです。

電池ケース部分があるのと傾斜をつけるために奥下側に膨らみがあります。

iPad Pro 11に並べて置くとこんな感じです。

私はホワイトを選びましたが、この組み合わせだとブラックのほうが落ち着きますね(笑)。

TK-FBP100の使い心地

結論から言いますと良くも悪くも普通の使い心地です。

携帯可能なキーボードはどうしても使い心地を犠牲にしてコンパクト優先のものが多いです。そうした中で使い心地が「普通」というのはとても大事なことです。

iPad (iPad Pro) のiPadOSの問題で、純正のSmart Keyboard Folioと一緒に使うと配列がSmart Keyboard Folioに引きずられて変なことになります。

しかし、単体でこちらをiOSモードに切り替えて使うと、キートップの文字通りに使えます。

ロジクール K380との比較

冒頭の紹介記事でおすすめにあげたK380と比べてみましょう。

見た目の大きさ感覚はほぼ同じですがK380がわずかにコンパクト。

キーピッチですが、よく調べたらK380は18mmでTK-FBP100は19mmでした。しかし実際に使った感覚でいうとK380はキートップの形が丸いため1mmピッチが短くても不思議とミスタイプが少ないです。

個人的にはロジクールのK780をメインで使っているので、同じ丸形キートップのK380のほうが使い慣れた感じがして心地よいです。

K380 (BL/BK/RD)TK-FBP100 (WH/BK)
キーピッチ18mm19mm
ストローク1.5mm2.0mm
キータイプパンタグラフパンタグラフ
カラーブラック/ブルー/レッドブラック/ホワイト
キー配列84キー 日本語
(英語配列は薄いグレーで印刷)
83キー 日本語
対応OSWindows/Android/iOS/MacWindows/Android/iOS/Mac
大きさ(幅x奥行きx高さ)279 x 124 x 16mm289 x 127 x 21
重さ (電池込み)423g396g (実測)
キートップ丸形角型
接続可能台数3台3台
電源単4電池 x2単4電池 x2
電池寿命2年1.1年
BluetoothBluetooth 3.0Bluetooth 3.0 Class 2
Amazon販売価格
(マケプレではない価格)
2,800円2,394円

こうしてスペックを比較してもほとんど差はありません。

大きさはK380がわずかに小さく、重さはK380がわずかに重いですが、手にとった感じはほとんど佐賀ありません。

タイピング心地もほとんど変わりませんので、キートップの形状の好みなどで決めてもよいと思います。どちらを選んでもApple Smart Keyboard Folioよりはずっと心地よいです。はっきり言ってApple Smart Keyboardはとりあえずタイプができればよくて携帯性重視の用途向けで、長文タイプは辛いものがある。

マウスもつけよう

おまけとなりますが、iPad (iPad Pro) に上記のキーボードのどちらかに加えて、以下のマウスを使うと、かなり使い心地はノートパソコンに近いものとなります。

キーボードを使っていて、位置指定だけに指やペンを使うのはそりゃもうめんどくさいものなのです。私が使ってみて携帯性と使い心地の良さを両立しているのがこれ。



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まとめ

当ブログでiPad (iPad Pro) 用Bluetooth Keyboardとしておすすめできるのは、ロジクール K380、ELECOM TK-FBP100の2種類である。

携帯可能なBluetooth Keyboardでは電池寿命1年以上で充電の心配不要のアルカリ電池使用品を絶対に推奨する。

K380もTK-FBP100もテンキーなしのデスクトップキーボードと同じ感覚で使える。

K380もTK-FBP100はキートップの形状の好みで選ぶくらいの違いしかない。

iPad (iPad Pro) にK380かTK-FBP100を接続し、ロジクールのBluetoothマウス Pebbleを併用すると、使い心地はかなりPCに近くなる。

携帯性最重視ならSmart Keyboard Folioが良いが、出先でも仕事や趣味で長文タイプするなら絶対に当記事でおすすめのキーボード2種のどちらかと使うと心地よさがまるで違う。

 



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