QWERTYキーボード搭載頑丈バカでかスマホ:Unihertz Titanレビュー

QWERTYキーボード搭載頑丈バカでかスマホ:Unihertz Titanレビュー

クラウドファンディングものですが、UnihertzのTitanというハードウェアキーボード搭載で頑丈バカでかスマホが届きましたのでレビューをかねて紹介します。

Unihertzについて

上海に拠点を置く会社で、クラウドファンディングを活用して資金を集め、世界最小4GスマートフォンのJelly Proや、世界最小4GタフネススマホのAtomを世に送り出した会社として有名です。

Titanについて

TitanはUnihertzが送り出す事実上の第3弾?となるもので、今回は世界最小ではなくBlackBerryのようにハードウェアQWERTYキーボードを搭載したスマートフォンです。

仕様

CPUMediaTek Helio P60 (MT6771V/C)、8コア、2GHz
ディスプレイ4.6インチ、1430 x 1438 pixels
メモリ6MB (RAM)
128GB (内部ストレージ)
カメラ16MB (背面)
8MB (フロント)
バッテリー6,000mAh、ワイヤレス充電対応、QC対応(QCのバージョンは不明)
インターネットアクセス:最大25時間
通話:最大42時間
動画再生:最大25時間
音楽再生:最大110時間
対応バンドGSM
WCDMA
TDSCDMA
CDMA2000
FDD/TDD LTE
Band 2/3/5/8
1,2,4,5,8,6,19
Band 34/39
BC0/BC1
B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28A/
B28B/34/38/39/40/41/56
WiFi802.11 a/b/g/n/ac 2.4GHz/5GHz, WiFi Direct, WiFi Hotspot
GPSGPS+Beidou(中国版GPS)+Glonass(ロシア版GPS)
GPS+Beidou+Galileo
SIMDual SIM (MicroSD仕様時はシングルSIM)
OSAndroid 9.0
認証指紋認証、フェイスアンロック
防水・防塵IP67 (IP6Xは最高レベルの防塵、IPX7は水に浸しても影響がないように保護。)
※IP6Xは「塵埃の侵入があってはならない。針金(直径1mm)での危険な箇所への接近に対して保護。」
※IPX7は「真水の入ったタンクに浸す。製品の外郭上端から水面までの距離は0.15m。下端から水面までの距離は1m。30分間浸す。」
重さ(実測)310g
大きさ(実測)約154 x 93 x 17 (mm)
キーボードバックライトあり
コネクタUSB TYPE-C
イヤホンジャック(3.5φステレオ)
センサー指紋センサー、加速度センサー、ジャイロセンサー、近接センサー、環境光センサー、電子コンパス
技術基準適合[T] ADF 19 0025 205
[R] 205-190407
その他NFC、Bluetooth4.1、FMラジオ(ワイドバンド対応)

クラウドファンディング

私は以前、同じくUnihertzのAtomをクラウドファンディングのKickstarter経由で入手していますので、今回のTitanもKickstarterからのプロモーションメールで知り早速バックしました。

バックしたのは2019年7月末。

それから進捗度合いをKickstarterへのUnihertzの投稿で確認しながら待つこと5ヶ月。

2020年1月1日に佐川急便で配達されてきました。

開梱

前述のとおり、なんとなんと元旦の午前中に配達されてきました。発送元は日本の倉庫になっています。

日本分はまとめて日本のロジに送ってそこから国内の宅配便で送っているのですね。

なんせ届いたのが元旦午前中なのでまさにお年玉。支払い分はとっくにカードから差っ引かれているので、買った感覚はなくてやはりお年玉。

右側の2つは充電ケーブルですが、電圧/電流表示つきというもの。

このACアダプタ、なんと「XXX株式会社」だと(爆笑)

これでPSEマークがついていても信じるわけにはいきません。

その下に 「SHENZHEN HUAJIN ELECTRONICS CO.,LTD」とありますが、海外系クラウドファンディングでの商品ではどうなるのでしょうか?

出力が18Wで12V/1.5Aまで出せるQC対応充電器だとOKですね。もちろん5Vでも良いわけですがバッテリーが大容量なので時間がかかります。

本体各部

いよいよ本体のお出ましです。

私は手が結構大きいので大きさのイメージがつかめないかもしれませんので、iPhone 8と比べてみましょう。

キーボード部の拡大です。

一番上のキーは中央が指紋センサー兼ホームボタン(タッチ)です。左上がシフト(2度押しでシフトロック)、左から2番めがマルチタスクボタン、右上がALTボタン(キーボード刻印の小さく印字されている数字や記号を入力する)、右から2番めがおなじみ戻るボタン。

普通のAndroid端末に比べて、戻るボタンとマルチタスクボタンの左右が逆です。このアサインを変更する設定などもありません。

そして….あれ?

AndroidにあってiPhoneにないものの一つが左右矢印キーなんですが、その物理キーがありません。そうなんです、今の所左右矢印キーに相当するキーが見当たらないでいますので、多分ないのですね、これが。

iPhoneメインなので矢印キーがないのは普通でなれているので私には問題ありません。

背面カメラは16Mピクセルですが、画質は昨今のスマホよりは劣ります。きれいに取るならデジカメのほうがよろしいかと思います。

ゴツさを感じさせるデザインに仕上げるためでしょうか、各所にビスが使われています。

ちなみに、フロントカメラは 8Mピクセル。

左側面情報はSIMスロット、となりの赤いボタンがトランシーバーボタンです。正確にはPTT(Push To Talk)ボタンですが、日本ではPTTは普及していないので相手なしには役に立たないので他の機能を割り当てることができます。

PTTボタンに機能を割り当てるのは、
[設定]アイコン > [Intelligent assistance] > [Shortcut Settings]
で短い一押し、連続2度押し、長押しの三種類について設定できます。中には[Phone call recording]というのがあって、通話録音もできるようです(まだ試してないけど)

私は一度押しを[Phone call recording]、二度押しをカメラ起動、長押しを[Screenshot]に設定しています。

右側面はボリューム上下とスリープ(パワー)ボタンです。

イヤホンジャックは上端中央より左よりにあります。

内蔵のFMラジオ(radikoではないので携帯電波がなくても受信できます)を使用するには、アンテナ線を兼ねたイヤホンが必要です。イヤホンを差し込まないとFMラジオが動作しません。

私が片手で操作しようとするとこうなりますが、かなり不安定で落下させてしまう危険があるので、タイプのときは両手必須。

よく欧米の映画でスマホでメッセージをパカパカ打っているシーンがありますが、あれ、スマホの大きさに関わらず両手で打っていますよね?同じことです。

なんせでかいので右上においたアイコンには普通の人は片手では多分届かないです。

手が大きな私でギリギリ。

最近、こうした認証表示は電子的に表示するものが多いのですが、間に合わなかったのか紙のラベルが貼り付けてあります。

本体は防水でもこの認証シールはふにゃふにゃで剥がれてしまうかボロボロになるでしょう。本機が技適認証を得ている証明は、現ファームには電磁的表示がなされていないので、この背面のシールが唯一の適法性を示す証拠になりますので剥がしてはいけません。

だからといって放置すると多分数日でボロボロになるので、透明シールを貼り付けて保護するのが良いです。A-ONE 透明保護フィルム 79310がぴったりです。

バージョンアップでの電子表示に期待したいです。(情報によればいつかわかりませんが、次期ファームには電磁的表示を入れるとか)

充電中にアプリのAmpereで電流等の情報を見てみました。

使い心地

全般

大きいのでズボンのポケットは無理です。コートやダウンのポケットなら余裕。冬場以外どうするかが問題ですね。

310gはさすがにずしりときますので、片手でずっと持っているのはきついかも。スマホ依存症にならずにすむかもしれません(笑)。

CPUのMediaTek Helio P60はSnapdragon 660と同程度らしいので、ミドルクラスというところでしょう。ミドルクラスですが、私はゲーム系はやらないので全く問題なくサクサク動きます。

最近のスマホはでかくなりましたが表示密度も高くなっていて、なかなか老眼にはメガネをかけていても辛いものがあります(文字をでかくすりゃいいのですが)。それに比べるとTitanは大きな画面で手頃な解像度なので目に優しいです。

キーボードは上下に撫でることでスクロールタッチバー代わりになります(BlackBerryと同じ)。デフォルトでは切ってありますが、[設定]アイコン > [Intelligent assistance] > [Scroll assistant] でオンにすればOKです。

FMラジオ

FMラジオは結構感度が良くて、大抵の日本製ポケットラジオのFMよりはるかに感度が良いです。そして6,000mAhのバッテリーですので、災害対策ラジオとしても使えます。携帯電波がなくても使えるのがメリット。ただしアンテナ線になるイヤホン接続がないと使えません。

周波数をテンキーでダイレクトに入れることはできませんが、オートスキャンがあり、検出した周波数が一覧で出てくるので必要なものだけメモリすればよいのです。

こんな風に一覧になるのでこうしたGUIがあるので有利です。普通のラジオよりはるかに使いやすいと言えます。

ポケットラジオとか結構好きなのですが、ポケットサイズで感度が良いFMラジオってSONYしかないのです。他社のはどうも感度が1ランク、2ランク落ちる気がしますが、TitanのFMラジオはSONYの小型FMラジオと同等かそれ以上だと思います。

uCable

私は本体のTitanと同時にuCableというTitanであれば、電圧・電流・バッテリー残を見ることができるケーブルを購入しています。

その写真がこれです。

上の写真はバッテリー残量とで充電電流。

この写真が充電電圧と残量表示です。

Amapereといったアプリではバッテリーからの出力あるいは入力(充電)電流のモニターリングは可能ですが電圧までは見えませんからね。

緊急速報メール

Titanは緊急地震速報などの緊急速報メールに対応しています。さらに最近必要だと言われ始めた緊急速報メールの履歴も持っています。

1月3日の千葉県沖地震でたまたまそのエリアにいたので夜中に激しくなりました。最大音量で鳴動するのでかなーりでかい音です。音は携帯共通のあれ、ほわーん、ほわーん、ってやつ。

その時の履歴と個別の速報表示がこれです。

上が履歴画面。それぞれの履歴をクリックすると個別の測標表示画面が再現されます。

海外のクラウドファンディングものでここまできちんと対応してあると嬉しいです。

まとめ

かなりでかくてずしりとくるので、長時間片手はきついかもしれない。ズボンのポケットには多分入らないのでどうするかが問題。

ミドルクラスのSoC搭載で、サクサク動く。

FMラジオ内蔵で、携帯電波がなくてもラジオが使える(要イヤホン)。感度は大抵の日本製ポケットラジより格段に良い。

IP67の防塵防水なので安心感が高い。

これでUS$239なのは安いといえる。(私がバックした額です)

緊急速報メールとその履歴にも完全対応している。

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