先日紹介した、ハードウェアキーボード搭載のBlackBerryライクなタフネススマホ Unihrertz Titanですが、マイナーな問題が2つ(5GHzのWifiにつながらない、日本語入力がタコ)ほどありましたのでその対策案をお届けします。手にした人では結構悩んでいる人が多いかもしれません。
問題1:5GHz Wifiにつながらない
自宅に届いて設定してる時に気が付いたことです。
自宅室内ではより高速で電子レンジや近所のWifiルーターの妨害を受けにくい5GHzを使っています。
手にしてセットアップの中でWifiに接続するところがありますが、これが5GHzのSSIDを指定してもつながらない。2.4GHzだと問題ないのです。過去・現在非常に多くのデバイスを5GHzで使っていますが、こんなのは初めてです。
facebookにユーザーグループがあるのでのぞいてみると、おなじ悩みを持つ人がいたようです。しかし、いいじゃん、2.4GHzで!という声もあり(笑)ましたが、そういう問題じゃない。
解決策:
TItan本体にはWifiの接続を調整するような部分は皆無なのです。しかしUnihertz側のテストでは繋がっていたというので、接続環境、Wifiの設定かもしれません。
私のWifiルーターは「Aterm WG1800HP2」ですが、このWifi詳細設定の中に5GHz特有のサーチ対象帯域というのがあります。
5GHzは5.2GHz帯(W52)、5.2GHz帯(W53)、5.6GHz帯(W56)があります。通常はW52がデフォルトでオンになっています。
いままでそうでした。
ん?
そう思って、まずはW52に加えてW53もアクティブにしてみました。
繋がった!
Unihertz Titanを5GHzのWifiで使うには5.3GHzのW53をアクティブにしないといけない
これは将来のファームアップなどで変わる可能性がありますが、現時点での解決策です。
問題2:日本語入力のKika-Keyboardがタコすぎる
ユーザー辞書(単語登録)が使えない
正確にいうなら単語登録はできますが、入力時の変換でそれが出てこないのです。
例えば、メールアドレスを入力するのに面倒なのでよく使うのですが、「め」と入れると「aichanworld@example.com」が出てくるような辞書を登録するわけです。
しかし、Kika-Keyboard for Titanだとダメ!出てこない。
英文字一文字目が勝手に大文字になる
アルファベットを文字表記につかう英語圏などでは、文の最初が大文字になるのは便利なので、iPhoneなどでもそういう機能はありますが、もちろんオフにすることも可能です。
しかしKika-Keyboard for Titanは入力や変換のディテールに関しての設定が皆無。
どうにもなりません。
こんなタコの日本語変換は初めて見ました。
解決策:
他の日本語変換を使いましょう。
まだBeta版ですが、AquaMozc for Titanが出てきます。
快調、会長、怪鳥!
AquaMozc for Titanの準備が出来たので、DeployGateでβテストします。Titan専用です。2020年1月末までの利用制限がかかっています。一言ある人は直接リプライください。https://t.co/ennN3EdOjA pic.twitter.com/rGcq9bhADr
— Jiro@Jota+/AquaMozc開発 (@jiro_aqua) December 31, 2019
現バージョンのKika-Keyboard for Titanを使ってみて、なんじゃこりゃー!と叫んだ人、お試しください。
Beta版なので使用期限や更新にご注意くださいませ。
まとめ
5GHzのWifiにつながらないときは、Wifiルーターの5GHz設定で、5.3GHz(W53)を有効にしてみると良い。
日本語入力がタコだと思ったら、AquaMozc for Titan(現在はβ版)を試してみるとよい。