倉敷市、岡山県瀬戸内側のほぼ中央に位置する人口481万人21万世帯、約355平方キロメートルの都市です。岡山駅までJR各駅停車で20分ほどの街です。大好きな街の一つなので、あらためて今回は写真を中心に当時(2006年)の旅行を振り返ってみます。これから倉敷旅行を考える方の参考になるかどうかわかりませんが、魅力的な街です。
倉敷旅行(2006年)概要
旅程と当時のブログ記事
ツアー:JALマイレージバンク 会員用ツアーを利用
往路:JL1683 (羽田 HND 09:05 → 岡山 OKJ)
復路:JL1684 (岡山 OKJ 17:10 → 羽田 HND)
ホテル:ホテル日航倉敷(現・倉敷ロイヤルアートホテル)
部屋:コーナーデラックスダブル
旅程;1日目と3日目は倉敷観光、2日目は尾道観光
「旅路の部屋&あいちゃんの部屋 共同風呂1」の2006年11月のブログに3回に分けて書いた旅行記。
写真というより文字中心ですが、よろしければご覧になってください。
おじさん倉敷・尾道一人旅(1)
http://aichanworld.blog.fc2.com/blog-entry-438.html
おじさん倉敷・尾道一人旅(2)
http://aichanworld.blog.fc2.com/blog-entry-439.html
おじさん倉敷・尾道一人旅(3)
http://aichanworld.blog.fc2.com/blog-entry-440.html
倉敷旅行の思い出
機窓の富士山
今まで飛行機には多く乗っています(特に昨年はSFC修行/JGC修行で….)が、これほど富士山が間近できれいに見えたのはこのときだけでした。
撮影は当時のデジカメRICOH Caplio R3というデジカメ。28mm~200mmの光学7.1倍ズームという旅に最適のコンデジでした。
年賀状にも使いましたが、それを見た友人は「あいちゃんのことだから小型機をチャーターして撮影したのかと思った」とマジな顔で言っていましたっけ(笑)。
そんなお金持ちではございません!って。
自分が乗ったフライトで機窓からこんな富士山が見えるチャンスはもう二度とないでしょうね。
ホテル日航倉敷(当時)
お部屋はコーナーデラックスダブルでした。
部屋は40平米ほどの広さ(大抵のシティホテルのシングル・ダブルの2倍くらいあります)で、アメニティは天下のフェラガモ。
豪華な宿・部屋を狙ったわけではなくて、泊まってみたら豪華だったということです。
どう見てもカップルが泊まる部屋でして、おっさんが一人で泊まる部屋じゃないです。
現在は、倉敷ロイヤルアートホテルとなって日航ブランドはなくなりました。
最近泊まった方のレビューなどを予約サイト等で拝見すると、改装などはしていないのでしょう、部屋は広くて豪華だったが所々に古さを感じて黒ずんでいる箇所もあったとか。
ちなみに、今もJMBツアーでは個々に泊まれまして、2泊ツアーだと5万円~7万円台のようですが….。
ホテル単体で宿泊すると直予約では一泊(ルームチャージ)で4万円ほどだそうな。
倉敷チボリ公園
かつて倉敷の駅北側にあったテーマパークです。
例によってWikipediaから引用させていただきます。
1997年(平成9年)、旧倉敷紡績(クラボウ)倉敷工場跡地に開園。デンマークのコペンハーゲンにある世界最古のテーマパークで、数々の童話を世に送り出したハンス・クリスチャン・アンデルセンが頻繁に訪れたことでも知られる「チボリ公園」をモデルとしており、園内にはデンマークやアンデルセンをイメージしたアトラクションや庭園、ショップ、レストラン、劇場などが点在していた。
敷地面積は約12ヘクタール。2008年(平成20年)11月の時点では、園内には20のアトラクション、13の土産物店、14のレストランがあった。
運営は、岡山県などが出資する第三セクターのチボリ・ジャパン株式会社が行っていた。経営難のため、2008年12月31日の営業終了(正確には2009年(平成21年)1月1日の午前1時)をもって閉園し、11年の歴史に幕を下ろした。
出典:Wikipedia 「倉敷チボリ公園」より
筆者が訪れたのは2006年なのでその2年後に閉園となったのですね。
光の祭典(2006ー2007)
訪れたのは夜でして、ちょうど「光の祭典」でイルミネーションがきれいなときでした。
きれいなイルミネーションは今でこそ多いですが、14年前はそんなには多くなかったような気がします。
息を呑むほど美しかったのを記憶しています。
夜ご飯は園内のレストランでいただきましたが、ホテル同様こちらもおっさん向けではなかったです。
あのう、このオムライス、私が作ったほうがきれいにできますけど(笑)。
ふわとろにしようとして失敗した感じですなぁ。
さすがにこれだけではお腹が減るので、「倉敷うどん ぶっかけふるいち」の仲店にて「ぶっかけうどん」を頂きました。
からくりどけい
倉敷駅北口には私が行ったときからからくり時計がありました。
ナイスタイミングで居合わせて最初から最後まで見ましたが、探したらYouTubeにもありました。
このからくり時計があるところは「アンデルセン広場」いいまして、からくり時計は平日の9時/12時/15時/17時/19時/21時、土日は9時/10時/11時/12時/13時/14時/15時/17時/19時/21時から約6分間動くようです。
結構長いので、機会があればぜひご覧になってください。
倉敷チボリ公園跡地は、現在は「倉敷みらい公園」という公園になり、すぐとなりには三井アウトレットパーク倉敷とアリオ倉敷があるそうです。
倉敷アイビースクエア
ホテルを中心とした複合商業施設です。
独特の趣があります。
美観地区
倉敷といえば美観地区は外せません。
最後の写真がこれまたぶれていてすみません。雰囲気だけってことで。
昼は昼で趣がありますが、日が落ちてお店の明かりが映えるときが素敵です。
大原美術館
美観地区にある有名な美術館です。
中庭がやたら広いです。
この一角にモネの睡蓮のモデルになった睡蓮の株分けが生きています。
尾道
倉敷は岡山県ですがJRで1時間ほど広島方面に行くと、筆者の大好きな街の一つである尾道があります。
大林宣彦監督
尾道といえば筆者の場合は大林宣彦監督であり、尾道三部作(「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」)、尾道新三部作(「ふたり」、「あした」、「あの日、夏の日」)ですね。
今も見られるのかAmazon/Netflix/Huluを調べてみました。
転校生:DVD購入のみ
時をかける少女:Amazon Prime Video/Netflix/Hulu/Google Play Movieで会員無料視聴可能
さびしんぼう:Amazon Prime Video/Netflix/Huluで会員無料視聴可能
ふたり:Amazon Prime Video/Google Play Movieで有料レンタル/買取視聴可能
あした:DVD購入のみ
あの日、夏の日:DVD購入のみ
筆者が特に好きなのは「ふたり」なんですが「転校生」もいいですねぇ。
尾道は映画の舞台担ったこと数しれずなので、おのみち映画資料館というのもあります。
ただし、昔の尾道市長と大林宣彦監督とは仲が悪くて、市が運営する「おのみち映画資料館」には大林宣彦監督作品に関する展示がありません。大林宣彦監督ファンが期待して入ると大いにがっかりしますので注意してください。
転校生
監督には申し訳ないのですが、「あした」と「あの日、夏の日」は記憶になくて….多分見ているとは思います。
「転校生」で斉藤一夫(尾美としのり)と斉藤一美(小林聡美)が転げ落ちて互いの心が入れ替わる石段です。
こうしてみると思ったほど高さはないですが…..
時をかける少女
時をかける少女で、主人公の芳山和子(原田知世)がタイムリープ中に幼いころの両親に連れられた自分に会うシーンで出た場所です。
同一人物はある一瞬には同時に存在し得ないという理論に基づいているのでしょう、タイムリープ中の主人公がここに現れた瞬間幼い頃の和子は神隠しにあってしまい、主人公がこの時を抜けると写真右手大くすのきの影から幼いころの和子が出てくるシーンです。
ふたり
姉・北尾千津子(中嶋朋子)が事故で急死したあとイマイチ頼りない妹・北尾実加(石田ひかり)を励ますために幽霊になって常に実加によりそう千津子の幽霊。
千津子の死がショックで精神的に不安定になった母・北尾治子(富司純子)とその母を置いて北海道へ単身赴任する父・北尾雄一(岸部一徳)。
流れているテーマ曲「草の想い」がとても印象的でした。
入れ替わったあとの斉藤一美(小林聡美)~ 心は斉藤一夫(尾美としのり)~がママちゃりでこの跨線橋の坂を漕ぎ上ります。実際にはかなりの急坂なので撮影はさぞや大変だったろうかと。
私の記憶に深いのは「ふたり」のほうで、映画冒頭で神戸出張に行く父・雄一がピアノのレッスンに行く次女・実加と一緒に歩いたシーンです。今でも目を閉じるとそのシーンが浮かびます。
大林宣彦監督の尾道シリーズファンであれば、一度は訪れたことがあるだろう・一度は訪れたいであろう場所が沢山あるのが尾道なのです。
また行きたい!
こうやってあらためて14年後にまとめてみると、またしても行きたくなりました。
特に尾道はいいですね、
尾道、呉(大和ミュージアム、てつのくじら館)あたりはまたいきたいなぁ。
特に尾道はこれまで二度(一度は一人、一度は家族)行っていますが、再訪したい場所です。
Go Toを使えば(東京都在住者以外限定ですが)想像以上に安くなります。JAL/ANA/JRともに2万円台半ば~後半で往復運賃+2泊が確保できるようです。