2021年のSFC修行・JGC修行はどうするのが良いか?

旅行・JGC・SFC
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世界をみるとまだまだコロナ禍の真っ最中、コロナ以前の自由さで制約なく海外に行ける目処はまったくたっていませんし、国際線の便数も非常に少ないのが実情です。2020年も残り3ヶ月になりSFC修行やJGC修行をどうすべきか考えている方は多いでしょう。そのような方に考えるヒントとなる記事です。

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SFCとJGCのおさらい

今更ではありますが今一度おさらいをしておきましょう。

当ブログでは以下の記事で簡単に説明しています。

こんな条件を満たすと上級会員資格であるANAのプラチナJALのサファイアの資格が得られます。そして各社の条件を満たすクレジットカードを持てば、そのカードを所有している限りほぼプラチナ、ほぼサファイアの待遇を受けられるという魅力あるステータスです。

テレビではサバンナの高橋氏がダイヤモンドまで取ったというので一気に有名になりましたね。

SFC(ANAプラチナ)の条件

ANAのプラチナ会員資格を得るためのルールは単純で、搭乗ごとに付与されるプレミアムポイントを50,000P貯めるだけです。プレミアムポイントはマイルとは似て非なるもので付与ルールも違います。

たかが50,000P、されど50,000Pです。

筆者の場合はこんなフライトで取りました。(表はクリックで拡大します)

このときは787就航記念キャンペーンがあり格安でビジネスクラスを取れた福岡発シンガポール航空、そしてANAでのいわゆるOKA-SIN1回でかなりのポイントを稼いでいます。

OKA-SINとは、那覇発羽田経由シンガポール往復をすることで、当然その前後で那覇までの往復が必要になります。これは普通なら辛いコースですが筆者はトランジットは24時間以内というのを使って、シンガポール前後で自宅で寝ています。

これは2019年の筆者作成動画ですが、要領は現在も変わりません。

筆者はシンガポールを2回、残りのフライトはほとんどプレミアムクラス利用でもこれだけの回数・期間がかかっています。

JGC(JALサファイア)の条件

JALのサファイア会員資格を得るための方法は2つから選べます。

一つはANAと同じポイント(JALの場合はFly On Point、通称FOPと言います)を原則50,000P貯めること。

もう一つは、マイル積算対象運賃(距離や運賃の高低は関係ない)で50区間乗ること。

どちらかを事前登録するわけではなく、50,000FOPか50区間搭乗かいずれか早く達成したほうになります。

筆者はJGC修行では50区間乗るほう(通称50レグ)での修行を選びました。

こちらの実績はこんな感じ。(表はクリックで拡大します)

いやぁ、乗りに乗りました。

なかなか大変で、ときにディレイが発生し乗り継ぎにヒヤヒヤすることもあり精神的にも疲れましたが、今となっては回数修行にしてよかったと思っています。

思い出が多いのはJGCの回数修行です。

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これから修行を計画する方へのアドバイス

SFC(ANAプラチナ会員)修行

SFC修行は前述のとおり50,000ポイント貯めるしかありません。

筆者はシンガポール航空(ANAと同じスターアライアンスメンバー)のビジネスクラスで一回、ANAで一回(予約はエコノミーですがシートはマイルでビジネスにUPGRADEしましたのでプレミアムポイントはエコノミーとして積算)行っています。

知人でJALのFOP修行をした人はやはりシンガポールに2度だか3度行っています。

50,000P稼ごうとすると、SUPER VALUE系の運賃だと羽田-那覇片道でたったの1,476ポイントしかたまらないので17往復必要となります。すべてプレミアムクラスにすれば片道2,860ポイントなのですが、それでも9往復しなければなりません。

いいじゃない、それでも!と思うかもしれませんが、修行僧は考えることは皆同じ。羽田-那覇間のプレミアムクラスは抜群の人気ですぐに埋まってしまい予約が取りにくいのです。その取りにくい予約をコロナ禍で空いているとはいえ減便もありますので17往復もするのはかなり大変です。

コロナの状況次第では減便が更に広がる可能性もあり予断を許さないのが実情です。

とはいえ平日は比較的とりやすいので、平日が休みである仕事をしている方や、バンバン休暇が取れる人ならOKでしょうけど、基本的にはシンガポールを2回とか3回入れないと厳しいのが実情です。第一、10回以上短期間に往復すると、羽田-那覇線は飛行時間が2時間半、往復5時間あるので飽きちゃいます。

SFC修行にはシンガポール往復を入れるのが簡単ですが今は海外旅行はできません。

これがいつ従来のように便数と自由度が復活するかわかりませんが、来年のオリンピックまでは無理でしょうし、オリンピック開けで感染急増したら、自由に門戸が開かれるのはさらに先になります。

来年の秋になってから修行開始は時間切れになる可能性が高いのでおすすめしません。

当ブログとしてのオススメは、SFC修行を開始するのは早くとも2022年1月からです。
・SFC修行にはシンガポール往復を入れるのが効率が良くて好ましいが、入出国が自由でない(自主隔離の制約があるなかで万一趣味の修行渡航強行で感染すれば会社からの制裁も含めて社会的制裁を免れることはできない
便数が少ない(ただし乗客も少ないので予約は取りやすいでしょうけど)
修行開始タイミングは暦年で早いほうが得。なので来年末に近いぎりぎりよりは2022年1月からの修行を推奨。

年始早々の修行開始を進める理由は、始めるのが暦年で早いほど終わるのも早く、修行完了(目標達成)時点から翌年3月までは事前サービスとして、プラチナとほぼ同等の待遇を享受することができるからです。これが年末ぎりぎり達成だと、事前サービス期間は3ヶ月少々しかないのでつまらないじゃないですか!

JGC(JALサファイア会員)修行

FOP修行の場合

FOP修行の場合は、基本的にANAと条件は同じ(達成に必要なポイントはボーナスとかつくことが多いので、若干少なくなる事が多い)です。

JGC(JALサファイア)のFOP修行では、ANA同様の理由で2022年1月からのスタートを推奨する。

回数修行の場合

JALの場合は50レグ乗れば取れるコースがありますので、こちらは国内線オンリーで来年即スタートすればよいでしょう。

国内の感染は再燃の恐れがあるとはいえ、ある程度制御できており経済復興のためにも国内旅行は歓迎の傾向です。便数も今年の4月頃に比べるとかなり復活しています。

JGC回数修行は海外にいかなくても良いし、むしろ安・近・短フライトを選ぶのがコツになるので、コロナの様子を見ながら年があけて年始混雑が収まると同時にスタートすることを推奨します。

JGC回数修行は2021年(来年)1月即スタートを推奨します。

回数修行はとにかくレグ数(搭乗区間数)を稼がねばならないので、如何に日帰りで回数を多く乗るかということに尽きます。

そういう意味で欠航がまだまだ多いであろう来年は少々つらいかもしれませんが、1年かけて50レグなら十分達成できると思います。

しかし必死に回数ばかり稼ぐのは疲れるので、3月末までならGo To トラベルを利用して一拍くらいするのも良いと思います。うまく使えば通常の1往復の料金で1泊1往復ができちゃいます。最長来年3月末までなので、一度や二度ははGo To トラベルを活用して旅を楽しむことをススメます。

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まとめ

ANAのSFCの修行、JALのJGC修行(FOP修行のほう)は、海外渡航制限は来年になってもすぐ解除されるとは思えないし便数も非常に少ない。国内線だと羽田-那覇を17往復しなくてはならない。それでもよければコロナの様子をみながら来年1月スタート、海外も入れて短期集中でとるなら2022年1月スタート。

JALのJGC修行(回数修行)はコロナの様子をみながら、来年1月即スタートが好ましい。

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