これが京都の「きつねうどん」だ! 今回は冷凍うどん麺を使ったレシピ紹介

これが京都の「きつねうどん」だ! 今回は冷凍うどん麺を使ったレシピ紹介

きつねうどんといえば甘く煮た大きな揚げが乗っているのが基本ですね。噛むと甘い汁がじょわっと滲み出てもうそれは至福の美味さであります。しかし知る人ぞ知る、京都(主に京都市)の「きつねうどん」には甘く煮た揚げは乗っていません。京都市生まれ・京都市育ちの筆者が手軽に再現できる方法を伝授します。


これが京都のきつねうどん

実は京都のきつねうどんは春にも紹介しています。

百聞は一見にしかず。

ネギがホントの京都のきつねうどんとは違います

九条ネギを買っていなかった(最近見かけないので….でもたまに関東でも売っています)ので小ねぎで我慢。

揚げの切り方がちょっと長辺方向が短いのですが、ま、こういうやつです。

甘く煮た大きな揚げではなく、油抜きして短冊に切った揚げをうどんつゆで軽く煮てうどんにぶっかける。



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だれでもできるチョー簡単な作り方

材料

冷凍太うどん
油揚げ(油抜きして1cmくらいの短冊にしておきます)
ヒガシマルうどんスープ(関西の家庭はほぼ間違いなく大箱常備のベストセラー)
青ネギ白ネギは絶対だめです、九条ネギがベスト、なければ小ねぎ

もし一度作ってお気に召したら、油揚げは油抜きして短冊にして冷ましたものを一食分ずつ冷凍しておくと非常に簡単です。

ヒガシマルうどんスープですが、今は大手スーパーであれば関東でも売っていると思います。小箱ですが….。

関東の蕎麦には白ネギがあいますが、京都のきつねうどんには白ネギは強すぎて会いません。九条ネギが理想ですがなければ小ねぎでもOK。

4月に紹介したのはゆでうどんで作ったのですが、今回筆者は冷凍うどん(セブンプレミアムの2食入り)を使ってみたら、京都のきつねうどんはきつねうどんなのですが、麺がすごくシコシコしたものになりましたので再紹介。

作り方

  1. 鍋に湯を250~300ml沸かして、ヒガシマルうどんスープを小袋一袋(一人前)入れる。
  2. 丼に冷凍うどん一玉を載せて(大抵の場合は中袋のまま)指定の時間加熱する。
  3. 1.に短冊の揚げを入れてひと煮立ちさせる。冷凍揚げの場合であれば汁の中でとけてあたたまるまで加熱する。
  4. どんぶりにうどんを入れて、上から揚げの入った汁をドバーッとかける。
  5. 九条ネギ(もしくは小ねぎを使う、白ネギはだめです)と好みで七味をちらして召し上がれ。

作り方は冷凍の麺程度です。

冷凍麺をどんぶりにのせて解凍するのがポイントで、どんぶりを温めるのとうどんの解凍をどうじにやるわけです。

実に簡単ですが、ポイントがヒガシマルうどんスープです。おそらくたいていの関西(京阪神)のご家庭には一箱はあると思います。それも小箱ではなくたくさん入っている大箱。

これは万能選手でほんとうになんでも使います。

濃縮蕎麦つゆとかでは絶対だめです。京都の家庭の味にはなりません。ここはやはりヒガシマルうどんスープを買ってください。

このCMは西日本版ですが、最初のきつねうどんは京都ではありませんし、次のたぬきうどんも京都ではないです。

京都のきつねうどん:短冊に切った揚げをうどんつゆで軽くくぐらせたものをのせる。
京都のたぬきうどん:京都のきつねうどんのあんかけ版

余談ですが、大阪のたぬきうどん=甘く煮た揚げののった蕎麦です。大阪にきつねそばは存在しません。

観光客が多いお店ではきつねうどんも全国版を採用している可能性があります。

ちなみに、甘い揚げののったうどんは甘ぎつねといいます。

まとめ

京都のきつねうどんは京都まで行かなくても家庭の味がごく簡単に再現できますので一度お試しくださいませ。



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