え?マジ?ahamoじゃないの?

モバイル・デジカメ
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3大キャリア、楽天モバイル、キャリアのセカンドブランド、MNVOとスマートフォンの回線契約選択肢はよりどりみどりです。しかしデータ容量・速度・サービスエリアの安心度・無料通話など全てのバランスを考慮するとahamoが第一選択肢になります。

この記事でわかること
ahamoの有利な点、不利な点、同条件で他のキャリアや主要MVNOと比べた価格や利点などがわかります。
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ahamoについて

基本仕様

まずはahamoの契約プランで基本的なことを確認しておきましょう。

契約事務手数料無料
基本料金(20GBの場合)2,970円(税込)
基本料金(100GBの場合)4,950円(税込)
5分無料通話含む
国内通話かけ放題オプション1,100円(税込)
海外ローミング含む
eSIM対応
20GB+5分通話の料金2,970円(税込)
Apple Watchとの番号共有550円(税込)

メリット

・2,970円の中に最大20GB/月のデータ容量、5分までの国内通話かけ放題、海外ローミングなど必要なものは一通り揃っている。
・docomo品質なので、速度とエリアは通常のdocomoと同じでMVNOが苦手の平日都心の昼休みでも問題ない。
・Apple Watch Cellularモデルでのワンナンバーサービスが使える(2022年6月29日年から月額550円(税込)で利用可能になった。

筆者は現在はリタイアして通勤はなくなりましたが、週4回2時間ほどジムトレーニングしており、その間はahamoを入れたiPhone 13 miniでずっとradiko、Spotifyでニュース番組・音楽を聴いたり、プランクやプッシュアップ(腕立て伏せ)を延々やっている間とかトレッドミルの間にNetflixで映画を見たりしています。それで大体10GBを超えるか超えないか程度です。

現役ビジネスパーソンが週5日で横風2時間〜3時間通勤して同じ使い方をすればおそらく十数GBには届くと思いますので、20GBという容量は安心があります。

ディメリット

・キャリアメールサービスがない。
・電話系の付加サービス(ドコモ電話帳、キャッチホン、転送電話、留守番電話)がない。

これらのサービスはdocomo、au、Softbankの主力サービスでは当たり前に提供されているものですが、MVNOやキャリアの格安プランでは提供されていないものも多くありますので、この価格帯で比較する範囲においては必ずしもディメリットとは言えません。

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比較:他の2キャリア格安プランと楽天モバイルの場合

ahamoの基本仕様と同一かそれに近い条件になるように比較します。

無料通話の扱いについての注意事項
通話無料は専用アプリを必要としないスマートフォンの標準通話アプリで通話する場合です。これは電話番号リンクをクリックした時、通常は専用アプリではなく標準通話アプリで発信されるので、意図せぬ高額通話料を避けるために発信は標準アプリでのみ通話することを前提にしています。

あいちゃん
あいちゃん
専用通話アプリでは通話無料で痛い目にあった体験

以前、楽天モバイルのサポートに電話したとき、楽天SIMを入れたスマートフォンで楽天のサイトを見てその電話番号リンクをクリックして結構延々と待たされた挙句に役立たずの対応でした。しかし通話無料だからと安心していたらその月の請求額はいつもより1,000円以上多かったのです。驚いて明細を見たら通話料が1,000円以上かかっていたのです。Rakuten Linkで発信しなかったからです。

povo 2.0 (KDDI)LINEMO (Softbank)楽天モバイル
契約事務手数料無料無料無料
基本料金(20GBの場合)2,700円(税込)2,728円(税込)3,278円(税込)
パートナー回線は5GB迄
基本料金(100GBの場合)該当なし該当なし3,278円(税込)
楽天回線限定で無制限
5分無料通話550円(税込)550円(税込)1,100円(税込) 標準通話アプリで15分以内
国内通話かけ放題オプション1,650円(税込)1,650円(税込)設定なし
海外ローミング利用不可容量地域により1,078円~2GBまで
eSIM対応対応対応
20GB+5分通話の料金3,250円(税込)3,278円(税込)4,378円(税込)
標準通話アプリで15分以内通話無料
Apple Watchとの番号共有不可不可550円(税込)
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比較:MVNOの場合

以下のITmediaの記事でトップ4のIIJ、OCN、mineo、BIGLOBEについてキャリアと同様に比較します。

[ITmedia] MVNO市場は回復基調に、シェアはIIJが1位 MM総研の調査から (2022年6月23日公開)
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2206/23/news183.html

<注意>
契約後6ヶ月間適用などの期間限定割引が終わった定常状態での料金で比較しています。
通話無料は専用アプリを必要としないスマートフォンの標準通話アプリで通話する場合です。

IIJOCNmineoBIGLOBE
プラン名20ギガプラン新コースマイピタ20ギガ
契約事務手数料3,300円(税込)3,300円(税込)3,300円(税込)3,300円(税込)
SIMカード発行手数料433,4円(税込)433,4円(税込)400円(税込)433円(税込)
基本料金(20GBの場合)2,000円(税込)1,760円(税込)
10GBまで7,260円(税込)
20GBまで増量時(550円/GB)
2,178円(税込)5,720円(税込)
基本料金(100GBの場合)設定なし設定なし設定なし設定なし
5分無料通話設定なし935円(税込)/10分550円(税込)設定なし
国内通話かけ放題オプション設定なし1,430円(税込)1,210円(税込)設定なし
海外ローミング可能だがかなり高い可能だがかなり高い可能だがかなり高い可能だがかなり高い
eSIM対応対応予定非対応非対応
20GB+5分通話の料金2,000円(税込)

標準通話アプリでの国内通話かけ放題は不可

7.260円(税込)/20GBまで増量時2,728円(税込)5,720円(税込)

標準通話アプリでの国内通話かけ放題は不可

Apple Watchとの番号共有不可不可不可不可
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結論:20GB+5分通話無料ではahamoが最安

最大容量20GBで最低限5分間の無料通話を含んでいる料金で比較すると、ahamoより安いのはmineoだけになります。

ただし、mineoはeSIM非対応、海外ローミングは別途有料、初期費用有料などのディメリットがあり速度的にも筆者が使った経験では昼間はかなり遅いです。

【2022年最新】格安SIM38枚の速度ランキング、速いか遅いかリアルタイム速度結果で徹底解説
https://kakuyasu-sim.jp/speed-ranking

ahamoの場合
https://kakuyasu-sim.jp/speed/docomo

ahamoは一番混雑する昼休みでも40Mbps以上は出ているようです。

mineo(docomo回線)の場合
https://kakuyasu-sim.jp/speed/mineo-d

mineoでは朝の通勤時と昼休みの時間帯は大きく落ち込んでいます。

これらは筆者の経験と一致しています。

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まとめ:筆者の実体験から

筆者は、IIJ、mineo(docomo回線)、OCN、BIGLOBEのいずれも使った経験がありますが、どれもGoogle Speedtestでは実測数Mbps出ればバンバンザイで、都心での昼休みでは1Mbpsでればかなり嬉しい の状態でした。

低速でなかったのはキャリアのサブブランドであるUQとY!mobileだけで、これらは本家のauやSoftbankに劣らぬ数十Mbpsをいつも出せていましたが、今となっては価格的なメリットは全くありません。

MVNOはいつでもどこでも快適な速度で接続できる状態とは到底言い難いので現在はMVNOを全く使わなくなりました。ahamoといった衝撃的なプランがdocomoから出てきたことが最大の理由で、MVNOでストレスになっていた速度が一気に解決できて尚且つ料金的にはむしろ安いくらいなので、MVNO潰しと言われるahamoですがそれだけのことはあります。

筆者宅では家族がそれまでのUQからahamoに乗り換え、筆者自身も回線を整理統合してiPhone 13 Pro Maxのdocomo 5Gギガホプレミア以外の2回線はそれまでのUQやMVNOからahamoに乗り換えました。

安心安全なのはやはりdocomo回線そのままで格安のahamoであり、電話系オプションサービズが重要で無い限りはahamoを積極的に避ける理由は見当たりません。

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