Mac標準アプリのプレビューAppは、これだけで画像加工・PDF加工・文字認識できる優れもの！

Macユーザーならば誰でも知っているのがプレビューアプリでしょう。画像ファイルダブルクリックするとプレビューが開く、PDFファイルをダブルクリックするとプレビューが開く。なんだか万能ビュワーアプリのような気がしますが、実はとてもすごいやつです。動作が軽くて使いやすい、さらに画像の中の文字列も認識できる優れもの！

プレビューの機能

どこかに説明はないかと思って探したら、ちゃんとAppleの公式サイトにありました。

上記リンクはmacOS 13 (Ventura) の場合です。

ざっくりとかなりざっくりとまとめても多いのですが、とにかくPDFファイルと画像ファイルを見るだけではなく編集したりできる高機能なすぐれものなのです。

知らずにどうやったら新規ファイルを作れるのだ？と探した人も多いかもしれませんが新規作成はできません！

筆者がよく使う機能

特にPDFを扱うことに関しては、Acrobatよりインタフェースがシンプルで直感的であり、筆者は断然プレビューのほうがAcrobatより使いやすいと思っています。もちろんできることはAcrobatのほうが格段にレベルが高いのですが、普段個人がよく使うシンプルな操作に関してはプレビューのほうが簡単でスピーディーです。

PDFの編集

・マークアップ機能でテキストでコメントを入れたり、四角や丸で修正点を囲ったりします。
・複数のPDFファイルを一つのPDFにしたり、ページを入れ替えたり、ページの挿入や削除をしたり。これ、結構使います。
・PDFにパスワードをつけて、閲覧できる人を制限します。

画像の編集

・ブログ掲載用にプライバシー情報を黒塗りしたり、説明している箇所を赤枠で囲ったりします。
・ブログ掲載用に縮小に使います（通常はLightroomでウォーターマークを入れていますが….）。

書き出し・印刷

・画像をPDFとして書き出したり、逆にPDFを画像で書き出したりします。
・PDFの印刷

画像の中の文字列を認識する機能

あまり使ったことがないとは思いますが、何気にすごいのがこの文字認識機能です。

画像の中の文字（文字列）を認識してコピーして、他のテキストファイルなどに貼り付けたり検索したり翻訳ができます。

たとえば下の画像は当サイトのトップページのスクリーンショットを画像をプレビューで開いたものです。

その中の文字の画像部分を簡単に選択でき、右ボタンをクリックするとこうなります。

すごいと思いませんか？

出番は少ないかもしれませんが、スクリーンショットをとってその内容をメールしたり、Webの入力フォームに入れたりするときにいちいち手で入れなおさなくて良いので重宝します。

スクリーンショットだけではなく、普通に撮影した写真の中の文字列も認識してくれます。

もちろん上記のとおり日本語OK！

とにかくプレビューアプリはすごいやつで、これがあるからMacを使っているといっても言い過ぎでもないくらいです。