ライフラインツールでもあるスマホは災害やキャリアの設備トラブル等で使えない事態はできるだけ避けたい。そのためには予備回線としてpovo 2.0を入れておくと良いのですが、1人で複数台スマホを持っているときはpovo 2.0も複数回線となり、どうやって申し込めば良いのかわからない人へのアドバイスです。
povo 2.0の基本的な注意事項
トッピングの注意
まずはpovo 2.0の公式サイトへのリンク。
全ての公式情報はこのサイトにあります。
[公式] povo 2.0
https://povo.jp
povo 2.0は基本料金不要で、使いたい時に使いたいだけのデータ容量をトッピングすればすぐにその容量分を所定の期間内使えるという、他社にはない便利な回線契約です。
トッピングの一覧はこちらをご覧ください。
[公式] povo 2.0 トッピング一覧
https://povo.jp/spec/topping/list/
注意点:
データトッピングは即座に適用されて利用でき期間が過ぎれば終了し自動更新はありません。通話トッピングも即時適用されますが自動更新で継続しますので、不要になったら通話トッピングを停止するのをお忘れなく。
複数回線所有の制限
[公式] povoサポート 「一人何回線まで契約できますか。」(2023年1月に内容が更新されているようです)
https://kdlsupport.zendesk.com/hc/ja/articles/4405641621007-一人何回線まで契約できますか-
KDDIでpovo、au、UQ mobileを合算して1人で5回線までしか申し込めない。povoだけで5回線ではない。
筆者はiPad mini 6でUQ mobileを1回線、iPhone 13 miniのサブ(非常用)回線としてpovo 2.0 eSIMを1回線、モバイルルーターのAterm MR10LNでpovo 2.0 物理SIMを1回線なので合計3回線となります。
povo 2.0には家族割引や複数回線割引などはありません。
povo 2.0を複数回線申し込む方法
povo 2.0は前述のとおりauやUQ mobileの契約と合算で合計1人5回線まで契約できます。
ただし、povo 2.0を1人で申し込むにはそれぞれにメールアドレスが必要となります。
複数メールアドレスが必要
Gmailなどでもいいですがメールアドレスそのものの管理が結構面倒になりますのですが、筆者は「さくらのメールボックス」を使っていますので超楽ちん。
・希望するならば独自ドメイン利用可能(ドメイン取得・維持費用が必要です)
・初期費用ゼロ円
・メールアドレス数は無制限(全アドレス合計で合計容量20GBまで)
・3年一括払いだと月額換算86円/月、1年一括払いでも月額換算88円(年間1,048円)という安さ
筆者は結構長い間のこのサービスをGoogle Workspaceの独自ドメインでのメールとともに愛用していますが、全く問題がありません。
何より今回のようにアドレスが必要というときに管理Webサイトから簡単に設定でき、なおかつ、それをメインのアカウントへの転送専用アドレスとしても使えますので、povo 2.0を複数回申し込むような用途にぴったりです。
docomoのdアカウントを複数つくる(docomoを1人で複数回線持つ)場合にももちろん使えます。
事務手数料は不要
povo 2.0は複数回線申し込みでも事務手数料はかかりません。
すなわち、回線開通までは費用ゼロ円です。
ただし、povo2.0を追加で新規契約した日から過去1年以内に同一名義で5回線新規契約している場合は3,300円の契約事務定数料が請求されます。この5回線は累積であり、追加で新規契約する時点で解約されているのか生きているのかは関係なく、とにかく過去1年間の間に5回新規契約したか否かが問題です。
この場合の新規契約は、au/UQ mobile/povo 1.0からの変更や、MNP転入もカウントされますのでご注意ください。
[公式] 契約事務手数料の設定について
https://povo.jp/news/newsrelease/20221202_01/
現実にはau/UQ mobileを含めて1人1回線までなので、これを超えることはあまりないとは思いますが….。
申し込みはpovo 2.0アプリから
ここは1回線目と同じで、AppStoreあるいはGoogle Playからpovo 2.0アプリをダウンロードします。
すでにpovo 2.0をインストールして使っている(主回線か副回線かを問わない)場合は、そのスマホのpovo 2.0アプリで一旦ログアウトします。
ログイン画面に戻りますのでログインをタップ。
メールアドレスは1回線目とは別のメールアドレスにします。同一メールアドレスでは複数回線を申し込めません。
このアドレスに6桁の数字の認証コードが届きますので、それでログインします。
あとは1回線目と同じように、運転免許証などで本人確認をします。スマホであればスマホの指示に従って運転免許証の写真を撮影し問題なければ次に自分の顔を撮り、いわれるがままに首を傾けたりします。:
最後まで無事終えれば「本人確認書類を受付ました」というタイトルのメールが届きます。
筆者の場合は「本人確認書類を受付ました」が届いてから5分ほどで「本人確認完了のお知らせ」が終わり無事審査完了。
eSIMであればここでeSIMをダウンロードして開通手続きが可能ですが、物理SIMの場合は届くまで待ちましょう。筆者の場合は翌日クロネコヤマトで届きました。
届いたら有効化して使い始めましょう。有効化は9時30分〜20時の間に行わないと翌日9時30分以降に開通となりますのでご注意ください。
家に買ったらSIMが届いていたので有効化したけど、開通は翌日9時半以降となり明日帰宅するまで何もできない!なんてことになります。
物理SIMの場合はSIMカード裏面のバーコードが要求されます。
開通すればこうなります。
トッピングを購入してお楽しみください。
povo 2.0複数回線は自分で自分を紹介するのはNO!
povo 2.0には「povoおともだち紹介プログラム」というのがあります。
[公式] povoおともだち紹介プログラム
https://povo.jp/spec/povo_friends/
これは紹介するpovo 2.0のアカウントで紹介コードを発行し(10回までに限定されています)、その紹介コードを使って新規契約を申し込みすると、新規回線のほうで開通が確認されたらすぐに付与されます。
紹介したユーザー | データボーナス3GB(30日間)が自動付与 |
紹介された新規ユーザー | データ使い放題ボーナス(24時間)が1回自動付与 |
30日以内に初めて購入したデータトッピングの内容に応じて、データ使い放題ボーナス(24時間)のプロモコードがメール送付 ・1GB(7日間)→1回分 ・3GB(30日間)→2回分 ・20GB(30日間)→3回分 ・60GB(90日間)→5回分 ・150GB(180日間)→5回分 |
これらは全て自動付与されますので、紹介するほうは紹介コードを発行するだけ、紹介されたほうは申し込み時に忘れずに紹介コードを入植して開通させるだけです。
なら自分で自分を紹介…..するのはpovoの規約違反ですのでやってはいけません。
同僚・友達でpovoを契約している人がいれば、紹介コードをもらいましょう!
紹介した方人も3GBもらえますし、新規契約者には回線テストに有効な24時間使い放題がもらえますので、よほど嫌われていない限りは断る人はいないのではと思います。