ahamoからの転出でMNP予約番号発行がエラーになり手続きが進まない!原因と対策方法を解説

ahamoからの転出でMNP予約番号発行がエラーになり手続きが進まない!原因と対策方法を解説

ahamoからMNP転出しようとahamo WebにてMNP予約番号発行手続きを行ったところエラーになりました。そのエラーも筆者の実態とは異なる「ポイント共有グループの代表会員のためお手続きできません」といったものです。その回線は「ポイント共有グループ」の代表回線ではないのに!です。本記事ではahamo WebでMNP予約番号発行でエラーになることについての原因と対策を解説します。

MNPの理由は複数回線での冗長性向上

ahamoからMNP転出する理由は、現状のahamoには全く不満はありません。ではなぜMNP転出かというとそれは筆者が持つ複数回線で災害やキャリアトラブル発生時の冗長性を確保するためです。

今回関係あるのはiPhone 13 miniとiPhone 13 Pro Maxですのでその部分だけBefore/Afterで紹介します。

回線用途BeforeAfter
iPhone 13 mini主回線ahamo (SIM)UQ mobile (eSIM)
副回線povo 2.0 (eSIM)なし
iPhone 13 Pro Max主回線docomo 5Gギガホプレミア (SIM)docomo 5Gギガホプレミア (SIM)
副回線なしpovo 2.0 (eSIM):iPhone 13 miniから移動

サバイバル端末であるiPhone 13 miniの主回線と情報端末であるiPhone 13 Pro Maxの主回線が同じドコモ系というのは、災害時やキャリア障害のときに非常に問題があるので、常時使用する2台の主回線を異なるキャリアにしたいというのが最大の理由。

他に料金的な理由もあります。

iPhone 13 miniは通話端末でもあり音声通話もそれなりにはあるので、国内かけ放題を付与しており月額は税込4,070円。

UQで「くりこしプランM+5G」にすると自宅セット割が使えて、さらに還暦OVERの筆者には「60歳以上通話割」が「通話放題」に効くので2,970円で繰り越しありの15GBとなり▲1,100円の削減効果。こちらは影響としては大きくはないですが理由の一つには違いありません。

iPhone 13 miniは情報端末としての使い方は少なく、データ使用量の実績を見ても10GBは超えたことがないので繰り越し有りの15GBはサバイバル端末としては十分な容量です。

ahamoからUQに変更すると海外ローミングがなくなりますが、そうそう海外に行くわけではないですし、海外では現地SIMを使うほうが圧倒的に安いのはまず間違いないのでそこは無視します。

この変更により主に使う2台はiPhone 13 miniの主回線がau、iPhone 13 Pro Maxの主回線がdocomoとなり冗長性が確保できます。

ahamoからの転出でエラー発生

ahamoはWebで自分自身で手続きをするセルフサービスが基本です。MNP転出も最低契約期間縛りなどはないので通常ならサクッとできます。

一契約しかなければ問題なし

当たり前ですが、ドコモとの契約が現ahamo一回線しかなくて、家族とのファミリー割引や一括請求グループ、dポイントのポイント共有グループなど現在・過去にも一切組んでいなえれば全く問題なく、即座にMNP予約番号が発行できます。

ただしdアカウント削除までしてしまうと溜まったdポイントも消失します。dポイントはdocomo契約がなくても使えてたまりますので、dアカウントは温存しておきましょう。

過去これらのグループを組んでいたことがありそのときに自分の回線が代表回線になっていたことがあるが、現在はグループメンバーの回線は解約やMNP転出してしまい残っているのは自分だけということがあります。

この場合、現状だけを考えれば自分は1回線しかないからグループもへったくれもないと思うわけですが、代表回線になっているという情報だけが残っており、それがためにWebでMNP予約番号発行できないというエラーになるケースがあり、この場合はWebではahamoでのMNP予約番号発行はエラーになるでしょう。

「3種のグループ」と「dポイントクラブ会員統合」に注意

通常であればMNP予約番号発行は問題なくWebで行えますがエラーになって手続きが進まないことがあります。それは以下の様な場合のいずれかです。

 

  • 1 一括請求グループの代表回線である。
  • 2 ファミリー割引やみんなドコモ割のグループの代表回線である。
  • 3 dポイントのポイント共有グループの代表回線である。
  • 4 dポイントクラブ会員統合された回線である。
1〜3に示す代表回線の場合、例えて言えばそのグループの「社長」回線のようなものですから、いきなり「社長」回線がとんずらするわけにはいきません。「社長」回線の座を誰かに譲って新たな「社長」回線を立ててから姿を消す(MNP転出するか解約する)ことになります。

代表回線でない「社員」回線であれば、Webで手続きさえ踏めばどうぞお好きに離脱してください、止めませんから….という感じでサクッとMNP予約番号が発行されます。

4のdポイントクラブ会員統合はちょっと違います。

1〜3のいずれにも該当せず自分が「社長」回線ではないのにWebではMNP予約番号の発行ができないということがあります。これが「dポイントクラブ会員統合」された回線の場合です。

dポイントクラブ会員統合とは、同一名義で複数回線を所有しているとき、それらを完全に統合して一つのポイント口座に統合して管理することです。同一名義で複数回線だから自動的にそうなるわけではなく、窓口(docomo回線の場合)もしくはWEB手続きでそのように手続きをします。この手続きによりdポイントの番号は回線数分だけあったものが一つに統合されます。

さらに、dポイントクラブ会員統合された複数回線(ポイント口座は一つ)を家族の回線とポイント共有グループを組むことができます。

筆者の場合は、自分名義のdocomo回線(1回線)とahamo回線(2回線)でポイントクラブ会員統合しており、後から家族をahamoにMNP転入したときにポイント共有グループにして筆者がポイント共有グループの代表者(複数回線のある会員統合された回線の契約者)で代表回線はahamoではなく5Gギガホプレミアを使っている回線にしていました。

筆者の場合、ahamo WebでMNP予約番号が発行できなかった理由は「dポイントクラブ会員統合」をしていたからです。

[公式]【dポイントクラブ】「dポイントクラブ会員統合」のお手続き方法
https://dpoint.docomo.ne.jp/integration/guide.html

転出エラーができない原因は、一括請求グループの代表回線である、ファミリー割引・みんなドコモ割のグループ代表回線である、dポイント共有グループの代表回線であるといった3つの場合とdポイントクラブ会員統合された回線である場合、およびそれらの複合された状況である場合がある。いずれの場合もWEBで自己解決はできない。



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ahamo転出でエラー時の対応方法

ahamoでこうしたエラーが起こった時は対応方法に対応する順番があります。

STEP-1:チャットサポートで問い合わせをする(必須)
STEP-2:たいていはチャットサポートで解決できないので、電話での問い合わせ先を教えてくれるのでそれで問い合わせる。

チャットサポートを通さないでいきなりドコモの151にかけてもahamoということで対応してもらえない可能性があります。

STEP-1で、チャットサポートでは解決できないので、かくかくしかじかの番号へ電話で連絡して対応してもらってくださいと言われてから指示された番号に連絡しましょう。とにかくチャットサポートがファーストステップです。

電話では本人確認(ネットワーク暗証番号を入れさせられる)のあと、上記グループの代表者を他のメンバーに変更することやdポイントクラブ会員統合の廃止(解体)が可能です。dポイントクラブ会員統合を廃止(解体)しても、ポイント共有グループに残っていればポイントは統合管理できます。

会員統合された回線群がポイント共有グループの代表者であれば、同時に代表者をメンバーの誰かに移す必要があります。

まとめ

ahamoは契約してから一度も一括請求グループの代表回線、ファミリー割引・みんなドコモ割引のグループ代表回線、dポイント共有グループの代表回線、自分名義のdポイントクラブ会員統合された会員のいずれでかに該当する場合は、ahamo WebではMNP予約番号の発行は不可能である。

前述のような場合の解決方法は、第1ステップとしてチャットサポートを受けるのが必須であり、そこで問い合わせ先を指示されてからその電話番号に電話して対応してもらうこと。いきなり151では却下される可能性があります。



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