脱Adobe税!Adobe Creative Cloudのサブスクリプションに代わる手段を探してみる!

脱Adobe税!Adobe Creative Cloudのサブスクリプションに代わる手段を探してみる!

Adobeユーザーの間で通じる「Adobe税」という言葉。昔は買い切りアプリだったのですが、いつの頃からAdobe CCコンプリートプランになって年間77,760円(月額6,480円)。3つ以上のアプリケーションを使うならお得というのはその通りです。しかしプロクリエイターならいざ知らず、趣味や小遣い稼ぎ程度のユーザーには高すぎます。筆者の迷いも呟いて代替手段を調べてみました。

今回は筆者が主に使っているLightroomとPhotoshop、そして時々使うPremiere Proについて考えます。

一言、高い!Adobe税

大変素晴らしい機能を持ったアプリケーション群であるのは間違いありませんし、それらをガンガン使いこなして繋いでいる人にとっては77,760円は経費として納得可能な範囲でしょう。しかし月額にすれば6,480円という価格は筆者のようにほぼ趣味で使う人間にはお世辞にも安いとはいえません。

昔はめちゃくちゃ高かった携帯電話の月額も、今は20GB/月で5分以内国内通話無料のahamoが2,970円です。docomoでギガ無制限(容量制限なし)の5Gギガホプレミアでも月額税込7,350円(割引なしの場合)です。価格だけ考えればAdobe税はやはり高いわけであります。

仕事でも趣味でもこの価格でもメリットが十分出る人は使えば良いし、筆者のようにそうでないよなぁという方は考え直せばよいだけで、筆者もメリットは感じますが一度見直した方が良いのではないかと思ったわけです。

筆者とAdobeアプリ

筆者が一番多く使っているのはLightroomです。それに続いて時々Photoshop。Webに使う写真などの補正のほとんどはLightroomで事足りています。このところご無沙汰気味の動画では、泣く子も黙るというPremiere Pro

Lightroomは数万枚の写真管理にはものすごく強い味方であることは間違いありません。ただ、どんなに設定を工夫してもカタログやプレビューデータ(写真そのものは含まない)などが合わせて200GB超えにもなっていました。過去にも一旦クリアして作り直したりしていますが、いつのなみやら3桁GB。

使用しているMacはMac mini M1, 2020でストレージは1TBです。1TBのうちの2割近くをゴミ(ゴミじゃないけどゴミ)に占有されるのはどうにも納得できません。これがあるからLightroomの起動が他のアプリより軽くてスイスイ動くのだ!ということであればいいですが、起動だって飛び抜けて速いわけでもありません。

非常に優れたソフトであることは同意しますが、うーん、大歓迎できるかというとそこは疑問。

動画はこのところ出番が少ないのですが過去YouTubeに上げた動画は一部を除きPremire Proを使っています。

単純に筆者が使いこなしていないだけだと思いますがどうにも煩雑です。動画の編集はどんなアプリを使っても極端に簡単になるわけではないのです。プロクリエイターの皆様はPremiere Proを使いこなして飯が食えるという素晴らしい腕の持ち主ばかりなのでいいのですが、動画は片手間のさらに片手間という場合には正直なところ荷が重いです。

ましてやAfter Effectsを使った効果は面白いとは思うけど筆者には縁が薄いです。というか、やり始めると凝ってしまってこればかりやって時間を食われるのは目に見えていますので手を出さないでいるというほうが正しいかもしれません。

全体的に言えるのは、Adobeのアプリケーションはプロも満足させる高機能なものが多いだけに、操作が複雑な気がします。



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Lightroom+Photoshop代替

いくつか考えられますが、筆者的には2つ挙げたいと思います。

Skylum Luminar Neo

以前に当ブログで紹介しているソフトウェアです。

RAW現像ソフトですが、カタログ機能がありLightroomほどではありませんが大量の写真を管理できます。

Lightroomとは目指している方向性がかなり違いますので、LIghtroomでは当たり前にできることがLuminar Neoでは出来ないとか、逆にLightroomとPhotoshopの合わせ技でも難しいとか腕が必要といったこともLuminar Neoだとサクッと出来てしまうことがあります。

複数の写真を選んでまとめて明るさ補正といったことはできませんが、Lightroomの自動補正はイマイチで思った補正とは正反対に補正されてしまったりして、結局Webに上げる写真は一枚ずつ補正したりするので結果は同じ。複数写真を選んでリサイズしてエクスポートするなどは同様にサクッとできます。

サブスクリプション版と買い切りの生涯ライセンス版の両方があります。詳細は上記当サイトの解説をご覧ください。一回の値段は格安とは言えませんがAdobe フォトプランの12,936円/年と比べてどうか….というのはそれぞれの長所をみて考えた方が良いでしょう。

一言でいえばLuminar Neoは直感的で操作が非常に優しいのがポイントです。空の色を加工するなどはLightroomではできませんが、Luminar Neoならワンタッチです。まあ、そんな機会がどれほどあるかわかりませんが、映え写真を作りやすいのは間違いなくLuminar Neoです。

紹介している立場もあり筆者も使っていますが、とっつきやすく簡単に映える写真を作ることができる!というのが感想です。

CyberLink PhotoDirctor

動画編集のPowerDirectorは使っている方も多いと思います。筆者も職場では会社費用で購入して使っていました(Adobe CCとかは流石に買ってもらえないので)。動画編集がPowerDirectorならば、写真編集はPhotoDirector。

PhotoDirectorはLuminar Neoより機能は落ちますが価格が手頃です。買い切りで7,300円、サブスクリプションではセール期間であれば373円/月という桁違いの安さです。

Luminar NeoのサブスクリプションだとAdobeフォトプラン月額のほうが安いのですが、さすがにPhotoDirectorだとAdobeは太刀打ちできません。もちろん機能はめちゃくちゃ違いますが、LightroomとPhotoshopの機能をフルに必要だという人は多くないと思います。普通にWebに写真をアップするくらいなら、多くの人はPhotoDirecotrで十分ではないでしょうか。

Photoshopは機能が多すぎて、こういう結果にしたいのだけれどどうしていいか、どのボタンをクリックすれば良いのかまるで見当がつかないのでGoogle先生に頼りっぱなしという人は多いのでは?

こちらについてもPhotoDirector 365で使い始めました。

操作・機能的には、PhotoDirector < Luminar Neo < Lightroom という印象です。

価格が安いので脱Adobe税でなくても、簡単に写真管理と加工ができればOK!という人にはもってこいです。無料試用ができますので試して損はありません。

GIMP

GNU Image Manupilation Programでフリーの画像編集ソフトウェア です。

[公式] GIMP

フリーと言いますが、ほぼほぼPhotoshopと同じようなことができますが、写真管理機能はありません。PhotoDirectorやLuminar Neoと組み合わせ使用することで、それらで出来ない画像編集を行うことになります。

フリーですがプロユーザーも多い安定したソフトウェアなので試しても損はしません。

筆者的にはPhotoshopにある調整レイヤーがGIMPにないのがちょっとだけ引っかかりますが、これは次のメジャーバージョンVer3の中(噂では3.2らしい)で実装されるそうなので気長に待ちます。

Preimier Pro代替

手間をかけるのが趣味であれば問題ないですが、片手間で使うには少々ハードルと価格が高い手間のかかるソフトです。

Premiere Proで躊躇するのであれば、あるいはモーショングラフィックスとか使ってみたいけどできるだけ初期投資はしたくないなら一も二もなくDaVinci Resolveです。とりあえず無料版で使って損はないです。

Final Cut Pro

Macユーザー限定Mac AppStoreで販売されている動画編集ソフトです。

価格は36,800円と安くないですが、AdobeのようにサブスクリプションではないのですがアップデートはAppleが新バージョンを別アプリとして出さない限り無料で続けられます。

Adobe CCはアクティベートできるのがMac/Windowsあわせて2台までですが、Final Cut Proは個人利用で同じApple IDであれば基本的に制限はありません。Mac AppStoreからインストールすれば、同じApple IDで個人利用している限り制限はありません。

ただし、Appleそのものが果たしている制限「いかなる本サービスについても、最大 10 台までのデバイス (ただしコンピュータは最大 5 台まで) でご自分の Apple ID で同時にサインインすることができます」とありますので、事実上Macは5台までに制限されます。

1人で3台も4台ものMacを動画編集で使う人はそうそういないと思いますが、もしそういう予定があればFinal Cut Proがお得。

Final Cut ProはmacOS標準装備の動画編集アプリiMoveの延長線にあり、操作系もiMoveに慣れている人であればとっつきやすいと思います。ただしYouTubeやブログなどでの使い方解説は圧倒的にPremiere Proが多いです。Final Cut Proが使えるのはMacだけなので当然といえば当然です。また凝った編集をしたければやはりPremiere Proでしょう。

ちなみにPremiere Pro「だけ」では足りなくて通常はMedia Encoderがあったほうが仕上げの書き出しが格段に早くなりますのでほぼほぼ必要なのですが、Media Encorder単体では買うことができません。Premiere Proに加えてMedia Encodearも使いたくなったらプランをコンプリートプランに切り替える必要があります。フォトプランのようにPremiere Pro+とMedia Encorderがセットになった動画プランみたいなやつがあってもいいと思うのです。

DaVinci Resolve

オーストラリアのBlackmagic Design が開発して「無償」で提供している動画編集ソフトです。

無償だからオモチャ程度だろう!と思うのは大きな間違い。もちろん有償版のDaVinci Resolve Studioというものがありまして価格は41,980円。

両者の違いをまとめている本家Blackmagic Designのページがあります….って言いたいけど見当たらない。普通はエディションの違いの比較ページとかあるのですが。実のところDaVinci Resolveはまだあまり使っていないので細かなことはかけません。フリー版はインストールしてちょくちょく触るようにはしています。

が、なぜ無料なのか?

別に有志が作っているのではなく、Blackmagic Designはそもそもプロクリエイター向けのカメラ(スチルやシネマ)、DaVinci Resolvでの編集効率を格段にあげるハードウェアや配信ハードウェアなどを作っています。

無償版でほとんどの機能を提供することで、まだまだ稼ぎのないクリエイターが無償版で腕を磨いで稼げるようなり、ゆくゆくは関連ハードウェアやカメラなどを購入してさらに使い込んでいくというビジネスモデルです。
(“The Renaissance of DaVinci Resolve” )

Adobeがとにかく目先の利益だけに走っている(ようにみえる)のとは対局で、ユーザーを育てて稼げるようになったユーザーにBlackmagic Designの高性能(かつ高価な)ハードウェアも購入して使ってもらう。そして彼らに続く次の若者がまた無償版で腕を磨いて…というサイクルがビジネスのモデルのようです。

個人的にはとても好感がもてるビジネスモデルです。

さてDaVinci Resolve Studioは4万円少々しますが「DaVinci Resole専用のDaVinci Resolve Speed Editor」を56,980円で買うと4万円少々のDaVinci Resolve Studioがついてきます。この下の動画はもう感動ものです、これをみてDaVinci Resolve Speed Editorを欲しくならないわけがないです。

この動画の説明にあるように、筆者も自分が喋る動画では、不要な沈黙や「えー」とか「あー」とかいった余計な言葉が頻繁にはいったりしがちで、旅先動画だとこまごましたクリップを選んで適切な場所を抜き出して繋げていくという苦痛の作業があります。これがまあ嘘のようになりそう….なのです。ということでDaVinci Resolve Speed Editorをポチッとな。

DaVinci Resolve Speed Editorではマルチカムでの撮影のときの同期や切り貼りが簡単ですね、これ結構大変。さらにマルチカムで問題なのが色味の調整。カラーグレーディングといいますが、AカメラとBカメラで撮った自分の顔色がかなり違うとか….同じカメラを使えば良いですが、片方がGoProで片方がiPhone(FiLMiC使用)とかLUMIX GH6だったりするとデフォルトであうはずもなく。

DaVinciのカラーグレーディングは昔から定評があるところで、知り合いのクリエイターさんはカラーグレーディングにはDaVinciを使うとい人もいらっしゃるくらい。

「DaVinci Resolve Speed Editor」についてはある程度使ってから記事/動画にしたいと思います。

ちなみにAdobeとの対応(筆者の個人的判断)
・Adobe Premiere Pro → DaVinci Resolve / DaVinci Resolve Studio
・Adobe After Effects → DaVinci Resolve / DaVinci Resolve Studio内蔵のFusion、またはFusion Studio
・Adobe Audition → DaVinci Resolve / DaVinci Resolve Studio内蔵のFairlight

こんな感じでしょうか。DaVinci系はプロユースにも使われているようです。

まとめ

Lightroom + Photoshop:そのまま大人しくフォトプランを使う、Luminar NeoかPhotoDirectorを使い写真編集で機能不足をGIMPで補う

Premiere Pro:Macの人はFinal Cut Proでもいいが、DaVinci Resolveが無料でプロユースでもありおすすめ!

 

 

 

 

 

 

 

 



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