スマートフォンのケースをつける・つけない?保護フィルムを貼る・貼らない?売却を考えると….

スマートフォンのケースをつける・つけない?保護フィルムを貼る・貼らない?売却を考えると….

電車の中で観察すると、ほとんどの人はスマートフォンのケースをつけており、裸で使っている人は少ないようです。保護フィルムのほうは綺麗にはってあると貼られているかどうか一見してはわかりませんが、中にはヨレヨレになって剥がれかけているのを平気で使っている方もいらっしゃるようです。筆者はケースはつけて、フィルムも貼付します。

ケースとフィルムを貼る理由

それはいわずもがな、傷から守るためです。

筆者の友人にはスマートフォンは使い倒して傷なんか気にしない、傷が気になったら買い替えるという人がいます。

それはそれで大いに理屈が通っており道具の使い方の一つだと思います。

筆者の場合は前出のとおり「傷から守る」ためでありますが、なぜ傷から守る必要があるかというと買い替えるときの下取り・中古携帯屋に買い取ってもらう、ヤフオクで売るのいずれかで買い替える資金にするからであり、その価格を少しでも高くしたいから。

iPhoneだとAppleでSIMフリーを買う時には少々安めの額ではありますが下取りしてくれます。

その時に条件が明示されています。

・電源が入り、正常に機能する
・すべてのボタンが機能する
・カメラが動作し、すべてのレンズに損傷がない
・バッテリーが充電される
・本体にへこみや傷がない
・タッチスクリーンと背面ガラスが損傷していない
・ディスプレイに歪み、線、ブラックスポットやホワイトスポットがない

電源が入り正常動作する、ボタンが動作する、カメラが正常でレンズ損傷がない、バッテリーが充電可能(残容量は別)まではまあ普通はクリアでしょう。

ただし、雑に扱うと本体の傷や背面ガラスやディスプレイが割れたり日々が入ったりします。

そうなると査定で減額でしょう。



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自転車操業にはフィルムとケース必須

Appleの下取りを例にとると筆者のiPhone 13 mini 256GBは最大引き取り額は54,000円です。イオシスで「使用感はあるが目立つ傷がない」場合は64,000円、「使用感が少なく傷はない」だと72,000円。ソフマップのラクウルだと最高71,000円(経験的にはちょっと傷があると20%程度減額されますのでAppleの最高額と同程度)。ヤフオクだと最安74,500円、最高119,800円、平均87,290円だそうで、正直に見ても傷がなくバッテリー90%程度であれば8万円くらいはいく「かも」しれません。

どの場合でも筐体の傷、裏面ガラスの欠けや傷、ディスプレイのヒビや欠け、表示のドット抜けなどは相当厳しい査定になります。

ケースや保護シートでも避けることが難しいのがコネクタ付近の傷です。ケーブルを刺す時につい手探りでさすため傷ついたりします。

コネクタ周囲の傷はかなり本体カラーにも依存するようです。買い替えてしまったiPhone 13 Pro Maxはかなり丁寧に使っていましたが、コネクタ周囲に傷ができていしました(色はシエラブルー)。

一方1年半以上使っていてほぼいつも持ち歩いているiPhone 13 mini (PRODUCT)REDは今ルーペでコネクタ付近を見ましたが傷がありません。表面加工がつるつるではなく多少ざらざらな加工だからだと思います。

今の妻のiPhone 14 Proを見てみましたが側面はツルツルの光沢金属製でかっこいいですがめちゃ傷つきやすそうです。

少しでも高く売って、新しいスマートフォンの費用の足しにする(筆者はこれを自転車操業と勝手に呼んでいます)ためには、やはり傷つけず丁寧に使いたいのです。

道具は丁寧に使いたい

筆者にとってスマートフォンは趣味の道具であると同時に、生活の道具、小遣い稼ぎの道具でもあります。

技術者でもありますので、自分の道具はきちんと手入れをして丁寧に使うことを教えられてきました。

板前さんが自分の包丁を大切に扱うのと同じです。

気にせず使って傷が大きくなったらポイして買い替えるようなことは筆者にはできません。それは道具を侮辱しているように思えてしまうから。これは個人的には許しがたいものがあります(別に他人がどうこうではなく、自分としてそのような行為はできないということ)。

高く売るだけではなく、そもそも道具を丁寧に大切に使いたい、だから保護ケースとフィルムを貼るのが筆者です。



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