2020年もすでに1ヶ月近くが経過し、ANAのステータス修行(SFC修行)を始めている方も多いと思います。ANAでは3月29日以降の国際線ダイヤが確定し修行鉄板路線が減便となることがわかりました。この記事ではその詳細をお知らせします。
ダイヤ改正の詳細
~2020年3月28日
ANAおよびエアージャパン(ANAの子会社)の運行によるクアラルンプールとシンガポールの時刻表は以下の通りです。
便名 | 発地 | 時刻 | 着地/発地 | 便名 | 時刻 | 着地 |
NH815 | 成田 | 17:15→00:05+1 | クアラルンプール | NH816 | 08:00→15:45 | 成田 |
NH885 | 羽田 | 00:05→06:45 | NH886 | 14:15→22:05 | 羽田 |
便名 | 発地 | 時刻 | 着地/発地 | 便名 | 時刻 | 着地 |
NH803 | 成田 | 16:50→23:25 | シンガポール | NH804 | 00:40→08:30 | 成田 |
NH801 | 18:05→00:40+1 | NH802 | 06:35→14:30 | |||
NH843 | 羽田 | 00:30→06:55 | NH842 | 10:50→18:25 | 羽田 | |
NH841 | 10:55→17:40 | NH844 | 22:20→05:55+1 |
このようにANA便はクアラルンプール線が成田1往復、羽田1往復で、シンガポール線は成田2往復、羽田1往復でした。
2020年3月29日~
便名 | 発地 | 時刻 | 着地/発地 | 便名 | 時刻 | 着地 |
クアラルンプール | ||||||
NH885 | 羽田 | 23:30→06:00+1 | NH886 | 14:15→22:15 | 羽田 |
NH815とNH816が2020年7月1日~8月31日(木・金・土・日曜日)の期間運休となります。
便名 | 発地 | 時刻 | 着地/発地 | 便名 | 時刻 | 着地 |
成田 | シンガポール | 成田 | ||||
NH801 | 18:05→00:25+1 | NH802 | 06:10→14:20 | |||
NH843 | 羽田 | 00:40→06:40 | NH842 | 11:00→19:10 | 羽田 | |
NH841 | 11:05→17:15 | NH844 | 22:10→06:30+1 |
NH803は2020年3月29日~4月23日、2020年6月7日~運休となります。
NH804は2020年3月29日~4月23日、2020年6月7日~運休となります。
クアラルンプール線を使ったSFC修行
クララルンプールを使ったステータス修行はANAよりJALのほうが有利です。JALですと1日4往復(マレーシア航空とのコードシェアを含む)ありますし、ANAと違ってJAL便名であればJAL運行ではないコードシェア便でも積算対象になりますので、マレーシア航空のコードシェア便を入れると1日3往復あります。
つまり、JALならマレーシア航空運行のコードシェア便であってもJAL便名で登場すればJAL便同様に積算されますが、ANAはANAグループ運行の便でないとANAとしての通常倍率での積算はなされず、さらに現行2往復が1往復になってしまいます。
クアラルンプール線は限定的ではあるが1日1往復しかなくなり、ANAのステータス修行に適切な路線とは言えない。
シンガポール線を使ったSFC修行
シンガポール線はANA(およびグループ会社)運行便は減便前で4往復ありましたし、JALは3往復でした(マレーシア航空はシンガポール直行便はない)。
それが今回の減便により3往復になってしまいJALより1便多かったメリットがなくなってしまいましたのでJAL同等になってしまいました。
ANAはJALより1往復多く予約に有利だったのが、JAL同様3往復になってしまう。
まとめ
ANAのクアラルンプール線は現状でもSFC修行向きとは言えない(JAL比較)
便数ではJALより1往復多い4往復飛んでいたANAが、3月29日以降は1便減便となるので、海外修行王道路線のシンガポール便がややとりにくくなる「かも」しれない。
別に修行僧締め付けというわけではないでしょうが、結果的にはそういう風にもなりかねない。シンガポール線(ANA)でSFC修行を予定している方には早めの予約をすすめる。