旅行者向け「新しい旅のエチケット」なるものが策定されたのをご存知でしょうか?今回はそれについて簡単に解説します。
誰が策定したのか?
国土交通省観光庁によれば、「策定主体は旅行連絡会」だそうであります。
旅行連絡会とは、交通機関や宿泊・観光施設等の旅行関係業界の業界団体等で構成されているそうです。
この「新しい旅のエチケット」はどこで見られるかというと、旅行連絡会加入団体である(一社)日本旅行業協会 ホームページで公開されています。
(一社)日本旅行業協会
http://www.jata-net.or.jp/
新しい旅のエチケット
以下、順にエチケットなるものを挙げていきます。
・旅先の状況確認、忘れずに。
・マスク付け、私も安心、周りも安心。
・楽しくも、車内のおしゃべり控えめに。
・旅ゆけば、何はともあれ、手洗い・消毒。
・混んでたら、今はやめて、後からゆっくり。
・握手より、笑顔で会釈の旅美人。
・おしゃべりをほどほどにして、味わうグルメ。
・間あけ、ゆったり並べば気持ちもゆったり。
・こまめに換気、フレッシュ外気は旅のごちそう。
・毎朝の健康チェックはおしゃれな旅のみだしなみ。
・おみやげはあれこれ触らず目で選ぼう。
どうですか?
わかります?
私は、作った方には申し訳ないですが、
・ダサすぎる
・長過ぎる
・回りくどすぎる
と思いました。
全部で11項目もあり、それをカバーするために5ー7ー5リズムをつけていますが、それがダサさを助長していると筆者は感じました。
長すぎて覚えようとも思いません。
すでにコロナありきの日常生活で一般的に気をつけるようになってきた、三密(密閉・密集・密接)を避ける、マスク着用、手洗い・手指消毒励行、やたらものに触れないといったことはもう当たり前に身についていることを前提にしてもいいのではと思います。
もっとシンプルにしましょう。
旅路の部屋流「コロナ時代の旅のエチケット」
そういうわけでもっと簡単にしました。
日常当たり前は旅でも当たりまえ。
・三密(密閉・密集・密接)を避ける。
・マスク着用。
・手洗い・手指消毒励行。
・ソーシャルディスタンス
・毎日の検温
商品に興味本位で触らない。
食事時、車中・機内では大声でのおしゃべり厳禁。
身体接触は避ける。
これでほぼカバーできていませんかね?
特に上記の三密~ソーシャルディスタンスについてはもう当たり前ですよね。
できれば毎日検温もしたほうが良いです。
旅先でついいろいろやりがちなのが赤文字のところ。
これは意識して注意すべきです。
とくに女子会旅行中や親しい仲間との旅行中・食事時や夜にお酒が入ったりすると饒舌になりがちですので、そこは意識して控えめにしましょう。
まとめ
新しい旅のエチケットなどというがコロナ有りきの時代では旅特有の特別な注意はなにもない。
コロナありきの日常注意にくわえて、楽しさ故のおしゃべり過多(飛沫が飛びまくる)には注意すべき。