New Surface Pro

PC・Mac・インターネット
記事内に広告が含まれています。

Microsoftはスマートフォン市場への参加には完全に失敗しました。今や、iOSとAndroidの二強天下です。これが数年以上も続くとは思えませんが、今、この瞬間はiOSとAndroidです。

では、タブレットはどうか?

そもそもタブレットそのものが低迷状態です。

今のタブレットはiOSにせよAndroidにせよ大きくなったスマホの域をほとんど脱していません。それでもiOSはまだマシなのですが、Androidはタブレットの良さを活かしたアプリが未だに少なくて、インストールしたらスマホ画面の巨大化したものが出てきただけってのが少なくないです。iOSは画面の大きさを活かしたものが多いのですが、それでもiOSの呪縛から脱することはできないので、結局、大型化したスマホでいいじゃん、ってのが世の流れでしょうか。

Appleの進む方向がよくわからないのですが、デスクトップはminiをなくしてiMacだけにする?嘘でしょ、本体だけ買い換えることができないじゃないですか?miniは手頃な値段で買えたのに。

MacBook Airの10インチのディスコン?嘘でしょ、13インチはひょいと持って出るにはでかいです。画面は小さいでsがう10インチのMacBook Airはコンパクトでバッテリーの持ちも良く、手頃な値段で買えたのに!

iPad mini、いいじゃないですか。常時通勤カバンに入れても重さ・大きさともに気になりません。SIMフリーモデルにMVNOのSIMを入れて、iPhone 6/6s/7あたりと一緒に持てば、電子ブック・電子コミックのリーダーとしてもいいですし、このサイズは電車の中でWebニュースを読むにも一覧性が高くなり非常に良いです。また、お値段も手頃です。しかしminiもディスコンのようで、価格の高いProへシフトしています。

つまりAppleは高価格製品にシフトしているのです。Mac miniをなくし、iPad miniをなくし、MacBook Airをなくし、です。このままだと私のメインマシンとしてのMacが危機に瀕します。

閑話休題。タイトルのSurface Pro。第五世代となるSurfaceですが非常にいいですね。

昨日の話題になりますが、AndroidタブレットやiPad (Pro)をPC的に使おうとしたときの最大の問題は、キーボードをつけようが何しようが、所詮PCやMacではないので、それらと同じことは絶対できないのです。本来そういうふうに設計されているので欠点ではありません。設計用途を超えた使い方とも言えます。しかしSurfaceなどのWindows 10を搭載したキーボード・デタッチャブルのタブレットは違います。

なにせOSがPCと同じWindows 10なので、CPUパワーやストレージの差を考慮すればほぼPCに出来ることはSurfaceなどでもできますね。ハイエンドPCと同じことを期待するのは無理がありますし、ハイスペックにすると30万を超えてしまうわけですが、Core i5/8GB/256GBなら税込み15万円台、類似スペックコンセプトのASUS TransBook T304UAならSurfaceより4万円ほど安く買えます。iPad Proといい勝負です。

New Surface ProとTransBook T304UAでは、価格が上記のとおり4万円ほど違いますが、バッテリー駆動時間が13時間台と8時間台でかなり違いますし、New Surface ProはWindows 10 Pro搭載に対して、TransBookのほうはWindows 10 Homeです。さらにSurfaceにはOfficeプレインストールですが、TransBookのT304UA (7200)にはありません。これらの違いが価格の違いと思っても良いと言いたいところですが、New Surface Proはペン・キーボードは別売りで合わせると3万円強です。一方TransBookのほうはペン・キーボードは標準付属です。結果として、実売ベースで両者には7万円以上の差が付きます。Officeの差、Windows HomeとProの差、バッテリー駆動の差があれども7万円を超える差を埋めるほどのものではありません。特に私の場合は、Office 365 Businessを契約しておりますので、単体Officeなんかにコストを費やしたくありませんのでOffice無しモデルでペンとキーボードを付けてCore i5-7200, 8GB/256GBで実売15万円程度にしてくれませんかね。

まあ、用途次第ではありますが、とにかくバッテリー命なら金に糸目をつけずSurface Proを。そこそこのバッテリー駆動時間とコストバランスをとりたいなら間違いなくTransBookですね。

 

タイトルとURLをコピーしました