日本の3大キャリア値下げへの期待

日本のケータイ市場は、キャリア主導でハードウェアが導入されるという特殊な状況が続いてきて、ハードウェアの仕様をキャリアが決めるという妙な構図が続いてきた。そして、高価なはずの本体0円とか本来ありえない状態が発生している。しかし、本当に0円になるわけがなく、単純に毎月負担に乗っているだけなのだ。その結果、世界的にも高額な使用料となってしまっている。

現在、私は、ハードウェアに関してはiPhoneでもAndroidでもSIMフリー機をキャリア以外から一括で購入することにしている。分割でないと買えないようなら絶対買わない。さらにキャリアからは絶対買わない主義に転向した。

ハードウェアはその価値に対して正しい費用を負担すべきだというのが、製造業で生計を立ててきた私の考え方。そうでないとハードウェアメーカーが成り立たなくなり、結果的に日本のケータイ市場のようなゆがんだ構造が出来上がってしまう。物に対して価値に見合った対価を支払うべきである。高度な機能のあるスマホが0円なんてありえないしあってはならぬのだ。

今回docomoが値下げを匂わせたのは、ハードウェアと通信量の分離である。その結果、端末価格は当然高くなり、別にキャリアで買わなくても、中古のSIMフリー機を買ってもOKなのだ(ただし中古はバッテリー寿命に要注意だが)。

キャリアが端末を扱うのを別に否定しないし、キャリアにはその権利がある。しかし、ユーザーもSIMフリーを含めて自由に選ぶ余地がある。ユーザーもMVNOが増えてきてそういうことができるのだとわかりつつある。

来年、キャリアの料金体系がどうなるのか興味津々だ。