この記事では、SFC修行でプラチナ解脱し、続いてJGC修行の回数修行でサファイア解脱までの全行程・費用等を公開し、これから始める方へのアドバイスなども記載しています。
回数修行概要
今更JGCって何だ?サファイアって何だ?とかくどくど説明しません。当ブログでも説明していますし、世間様には非常に丁寧に説明しておられるブログなどもありますので、グーグル先生に聞いてみてください。
さて、本題です。
ANAのSFC修行は1月半ばから初めて4月半ばでプラチナ解脱しています。
今回紹介するJALのJGC回数修行は5月末から初めて8月末でサファイア解脱しています。
ANAのPP修行もJALの回数修行も3ヶ月で解脱していることになり、あわせると実質半年でダブルホルダー(JALとANAの上級資格獲得)になったわけです。
搭乗区間と回数
50レグの内訳概要を表で示します。
区間 | 1回当たり のレグ数 | 実施回数 | 合計レグ数 |
羽田/成田-中部 (2往復) | 4レグ | 3回 | 12レグ |
羽田/成田-中部 (1往復) | 2レグ | 3回 | 6レグ |
羽田-伊丹 (1往復) | 2レグ | 6.5回 | 13レグ |
羽田-伊丹/福岡/宮崎/那覇/宮古 (1泊2日) | 8レグ | 1回 | 8レグ |
羽田-伊丹/大分/福岡/宮崎 (1泊2日) | 11レグ | 1回 | 11レグ |
まあ、よく乗ったものだと自分でも思います。
結構、時間的にはらはらだったのは、「羽田/成田-中部」の1日2往復コースです。
はらはらの理由はこちらに記載しています。
運が悪いと、中部にオテケボリ状態になるフライトです。
逆に楽しかったのは1泊2日の8レグあるいは11レグの空港ホッピングコースです。単純な福岡-宮崎往復の繰り返しは極力さけて、できるだけ一筆書きコースにしたのでなかなか楽しかったですね。
コース詳細と費用
みなさんが一番知りたいのはこれだと思います。
クリックしていただくと表がウィンドウサイズに近いくらいまで拡大表示されます。
ご覧いただけるように、7月にガッツリ稼いでいます。
6月中旬から8月上旬くらいまでは、最低でも毎週1回は乗りに行っていましたし、多い場合は週に2回は乗りに行っていました。
仕事以外のプライベートでは飛行機にしか乗っていない感じでした(笑)。
時刻で赤いセルに白文字は1時間以上の遅延があったフライト、赤文字は15分以上1時間未満の遅延があったフライトです。
クラスJは可能であれば当日UPグレードしています。
ファーストクラスもアップグレードにチャレンジしていますが、区間が限られている(上記修行コースだと羽田-福岡、羽田-伊丹しかない)いるので、なかなか当日UPグレードできませんが、運良く空きがあった場合にはアップグレードしました。
表右下にかかった総額があります。
普通席のみであれば、1レグ平均8,976円と9,000円を切っています。
UPグレードを入れても1レグ平均10,216円となります。
単純に考えると、このままJGCプレミアの80レグにするには、現在51レグありますので、あと261,000円必要ということになります。
取得したとて2020年度末で終わってしまうJGCプレミアに投資するくらいなら、新しいMacBook Pro 13インチを買います。だいたいそれくらいの価格だし(笑)。
首都圏起点の修行コースのポイント
費用を抑える
普通の人は修行に湯水のごとく費用を投じることはできないはずですので、できるだけ1レグあたりの費用を抑えることになります。
- 羽田起点だと一番安いのは中部往復(1往復または2往復)。日によって価格差が激しいですが、安い日程ですと1区間7,000円代で取れます。
- 次に安いのは土日の伊丹往復です。ビジネス路線なので土日が安い傾向があり、1区間1万円ちょっとで取れる便があります。
- 地上交通費も間接経費として重要なので、1泊2日程度でレグ数を稼ぐ空港ホッピングを入れるのは重要だし、やってみるとこれが結構楽しいのでおすすめ。その時にはやはり安い鉄板コースの福岡-宮崎を入れて平均レグ単価を下げる努力をします。
- 私は無理ですが、可能な人であれば羽田6時台の便はどれも安いことが多いので是非利用すべし、です。
乗り継ぎが制限エリア内で可能か否かを知る
単純な一往復ではほとんど問題ありませんが、空港ホッピングでは重要です。
筆者が修行によらずこれまで乗ってちゃんと記憶にある空港について、乗り継ぎ時に一般エリア経由するかどうか、制限エリア内の施設などについて解説していますので是非ごらんください。
それそれリンクを張っていますので空港名をクリックしてください。
これらの情報は、私がプランを作るにあたって非常に知りたいと思ったのですが、ネットには全くといって良いほど情報がなかったものです。
何らかの形で、これからJGC回数修行を計画しようという方のお役に立ちますことを祈ります。
乗り継ぎ時間は余裕を持つ
前項の情報が重要ですが、宮崎・福岡間といった単純往復で修行僧多数の路線は別として、乗り継ぎは最低1時間の余裕をもつことを強く勧めます。
飛行機の時刻は、動き出す時刻・停止した時刻です。
時刻表上1時間の乗り継ぎ時間があったとしても、
・到着時刻は10分くらい遅れるのは当たり前
・機外にでて制限エリアに出るまでには最低5分程度かかる
・搭乗開始は15分前くらいから始まる(10分前にはゲートにいないと….)
となりますので、1時間から25分マイナスでおよそ30分くらいの余裕しかのこりません。
飛行機にディレイは当たり前というのを忘れないでください。
30分あれば売店でおにぎりを買って食べ、トイレをすませることができます。
お昼時は乗り継ぎ時間を2時間くらいとり、一般エリアのレストランなどでゆっくりすませ楽しむ。できれば空港名物などを探して、それがゆっくり楽しめるような行程を組む。
私の場合でいえば、宮崎ブーゲンビリア空港の一般エリアにあるカフェで、美味しいので評価が高いマンゴーパフェを食べたかったので宮崎で2時間とりました。
過去のJGC経験ブログで「同じ機材の往復だから平気」というのがありますが、そうでない可能性もあるのは以下に書いていますのでご覧になってください。
乗り継ぎがある場合は前方席を取る
前と後ろでは機材によっては降機できる時刻には数分以上差が出ますし、777のように大型機材だと余裕で10分くらいは差が出ると思います。
到着地でたっぷり時間余裕がある場合は気にしなくて良いですが、そうでなければ例えば3人がけの真ん中でも可能な限り前方を取ってください。
特に、伊丹→大分→伊丹の往復をする方はとてもクリティカルになるので、何が何でも伊丹→大分は前方席を取ってください。沖留めで最初のバスに乗れないと致命的になる可能性があります。
まとめ
- 羽田起点だと最も安く上がるのはセントレア、次が土日の伊丹。
- 安くあげるには、九州・沖縄方面へ1泊程度での空港ホッピングを入れることで、楽しさも増す。
- 乗り継ぎは、宮崎・福岡といった修行僧定番往復路線を除いて、最低1時間の余裕を取ること。
- 飛行機には10〜15分のディレイはつきもの。
- 同じ機材の折り返し往路で10分ディレイしたからといって、折り返し復路も10分遅れるとは限らず定時出発のこともある。この状態で一般エリア経由乗り継ぎは死活問題。
- 空港名物ランチやデザートを調べておき、ランチタイムなどにはそこで2時間くらいの余裕をとって楽しむ。
- 羽田6時台の便はどれも安いので、可能な人は積極的利用を勧めます。