世界のカバン博物館

私の愛用スーツケースの修理に駒形のエースサービス(aceのスーツケースのメンテナンスをしている)に転がしていったときに、そのビル内に「世界のカバン博物館」というのがあることを知りました。この記事では「世界のカバン博物館」を紹介します。

はじまりはスーツケースの故障から

私が愛用しているスーツケースは3種類ありいずれもaceのものです。そのうちの中型のもの(ひとりで数泊程度以上に使うタイプ)と大型のものがprotecaのシリーズです。

普段、スーツケースって使わない時間の方が圧倒的に長いのですが、皆さんそうしたスーツケースをどうしていますか?使わずにカバーをかけてクロゼットにでもいれておければ理想ですが、なかなかそうもゆかないため、我が家でも普段のスーツケースはダウンジャケットやダウンコートの季節街収納場所となっています。

寒くなってきたのでダウンを出そうとスーツケースを引っ張り出して、ゴソゴソとダウンを取り出しスーツケースにカバーをかけてクロゼットに戻したのですが、スーツケースを広げていた床を見ると何やら黒い破片がおちています。

何だろう?

念のためスーツケースをチェックしたらすぐわかりました。

これです。2箇所のハンドルの樹脂が経年変化で加水分解をおこし脆くなっていたのです。

加水分解って、しばらく履いていなかったスニーカーや長靴の底がぼろぼろと崩れ落ちるというあれです。樹脂をつかったスーツケースのソフトなハンドルなども比較的短時間に加水分解して脆くなります。

さすがにこのままでは使えなくなるということで、aceのサイトを調べたらありました。一応Webでも修理問い合わせができるので写真を添えておくったら何時間か後には返信がきて、修理可能とのこと。

修理は持ち込みでも送付でもどちらでもOKらしいので、場所を調べたら浅草駅の近く、地名で言うと駒形になります。駒形どぜうがある駒形です。

aceはスーツケースを持ち込み修理・送付修理でもやってくれます。

先日そのスーツケースを転がしながら、駒形へ。

エースサービスの受付でスーツケースの修理である旨を告げると、係員がやってきて受けてつけてくれました。

そして、引き上げぎわにふと見ると「世界のカバン博物館」とあるではないですか?

受付に聞くと誰でも見学できて無料とのことで、早速申し出ると番号の入った入館証を渡してくれ、首から下げて7階へどうぞということでした。

世界のカバン博物館

場所の紹介

場所は東武スカイツリーライン浅草駅から近いところにあります。

東武線の浅草駅からは近いですが、つくばエクスプレスの浅草駅からはちょっと距離があります。

この地図をみて気づいたのですが、駒形橋を渡ると「東京おりがみミュージアム」とか「日本文具資料館」なんてのがあるのですね。

それはともかくとして、

世界のカバン博物館はエースサービス本社の7階にあります。入館は1F正面玄関を入って受付に申し出るだけでOKです。

ということです。

展示

展示は特に撮影禁止とかもなかったので撮らせていただきました。

カバンの歴史

順路通りに進むとカバンの歴史のパネル展示です。

知っているようで知らないのがカバンの歴史。

あまりにも当たり前の存在すぎるのですが、用途が多様化し素材も進歩するにつれいろいろ出てきています。

当然洋の東西で相当違うわけでして….

世界のカバンコレクション

見所はここ。550点を超える収蔵品から一部が展示されているそうです。

今の飛行機の旅と違って、昔の客船の旅はさぞや大変だったのでしょう。

これを知っているというと年代がある程度バレてしまいます。

Pan Am(パンナム)バッグ。

Pan American Airwaysというアメリカのかつて存在した航空会社で搭乗すると配られたエアラインバッグ。

パンナムは1991年に破産して運航停止となりました。その後3度にわたりパンアメリカン航空という名前で会社ができていますが、いずれも短命に終わっています。

現在はANAの子会社として「Pan Am International Flight Academy」というパイロット養成を行う会社がPAN AMロゴを残していると聞きます。

大阪万博のころは関西在住で3度ほど親に連れて行ってもらいましたが、このバッグは初めて見ました。エース株式会社製だそうで。

可搬型の長持(ながもち)です。

昔住んでいた古い町家には、これのでかいやつが押入れの中にあり、客用のふかふか布団とかが入っていました。大人のいない時に、長持ちの蓋をあけてふかふか布団に潜り込み恍惚となっていたっけ(笑)。

これはちょっとすごいものです。

1919年西園寺公望氏が首席全権大使としてパリ講和会議に出席の折に使用したキャビントランクだそうです。客船「丹波丸」で神戸港を出航した時に船室に運び込まれたということです。

わたしのカバン

柔道選手、山下泰裕氏のスーツケース。1984年のロス五輪の際、350名の日本選手団に対してエース株式会社がスーツケースを贈呈したのだそうです。金メダルを獲得した山下選手は帰国後直筆サインを入れてエース株式会社に寄贈したというものだとか。すごい。

これはわかりますよね、卓球選手・福原愛さんのスーツケースです。ミキハウスの専属契約なのでスーツケースもmiki houseのロゴ入りですね。

これはだれのものでしょう?

プロスキーヤー&登山家の三浦雄一郎氏のダッフルバッグです。

これもすごいです。

長嶋茂雄氏が1975年から1980年までの監督時代に愛用したスポーツバッグだそうです。

羽生結弦氏のトロリーバッグとスーツキャリヤーです。

展示れさているのは2011年〜2012年シーズンズカップオブチャイナでいただいたというトロリーバッグ(右)と、グランプリファイナルでいただいたスーツキャリアーだそうで、大好きなくまのプーさんがぶら下がっていますね。

ビューラウンジ

8Fは創業者である新川柳作(しんかわりゅうさく)氏に関する展示コーナーがある「新川柳作記念館」です。

その手前にはビューラウンジがあり、持ち込み飲食は不可ですがエレベータホールには飲み物自販機があります。

ここからスカイツリーが大きく見えます。

Google Street Viewでも館内見学できる

実はここ、Google Street Viewでも見学できます。

7F 世界のカバン博物館 (リンク)
8F 新川柳作記念館 (リンク)

まとめ

エースサービスという会社でスーツケース(ace)の修理を受けてくれる。送るか持ち込むかのいずれか。

エースサービス本社は駒形どぜうのお店近くにあり東武線浅草駅から近い。

エースサービス本社内には無料で見学できる世界のカバン博物館がある。

世界のカバン博物館では他では見ることのできない貴重なカバンの展示が多数ある。

 

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