防災対策には人間のための対策だけではなく、ペット用品のストックも不可欠です

日常生活・猫
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最近の新型コロナウィルス騒ぎで、店頭からマスクや消毒薬が嘘のようにきえてしまうというアホらしい事態が起きていますが、防災対策の一環としてペット用品のストックも不可欠です。餌はもとより猫砂やトイレシートなど。ペット用品の供給復活は災害時は後回しの後回しです。飼い主の責任で備えよう。

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備えるべきもの

いろいろあるとは思いますが、災害発生時も飼い主と犬・猫などのペットの健康が保てるようにする必要があります。

特にペットは大地震後だから多少我慢しようというのは無理です。

・猫砂(いつものお気に入りのもの)
・ペットシーツ
・餌(お気に入りのカリカリとウェット)
・薬(獣医師から投薬を受けている場合、これは人間も同じ)
・吐いた後のお掃除用具(アルコールやベンザルコニウム系消毒薬)
・毛玉対策のサプリ(スッキリンなど)

薬は余分にはもらえないと思いますので、定期通院であれば人間同様に少しずつ早めにいって予備を溜め込んでおきましょう。

猫砂と餌は最低でも1ヶ月分は必要で供給再開を考えると2ヶ月か3ヶ月は欲しいところです。猫砂やペットシーツは嵩張りますが、通販などでダンボール箱買いすると良いでしょう。餌と違って賞味期限があるわけでもないので、長いサイクルでのローリングストックが良いです。

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毛玉対策

猫が毛玉を吐くのは生理的なものであり、大災害後などは不安をやわらげるためにやたら体を舐めまくるはずで、ますます毛玉が体内のたまってしまいます。


長毛さんのラグドール(写真上)。

こちらはどう見てもスノーシューに違いない保護猫くん(写真上)。

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毛玉を排出したあとは消毒

毛玉を吐いた後、我が家ではティッシュペーパーを被せて薄いポリ袋(50枚で100円台のやつ)を裏返しにて手に被せて拭き取ります。

単に拭き取るだけではだめなので、そのあとは場所により消毒用アルコールかベンザルコニウム系の消毒薬でフキフキします。

フローリングなど木製の部分はアルコールで拭くと変色してしまうので、ベンザルコニウム系の消毒薬で、クッションフロアやプラスっチックの上だった場合にはアルコールを使います。

余談ですが、人間のノロウィルス感染による嘔吐ではアルコールはだめです。ノロウィルスはノンエンベロープウイルスなのでアルコールで不活性化はのぞみ薄のため、次亜塩素酸ナトリウム希釈液(塩素系漂白剤を希釈したもの)を使います。

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消毒用アルコールも備蓄が必要

消毒用アルコールといえども可燃性が高く消防法上「第四類・アルコール類」にあたる「危険物」に該当しますので多くは保管できません。

家庭で保管する程度では届出や許可申請は不要ですが、まあ、でも、2本とか3本程度にとどめておくべきです。

さて我が家の洗面所のこのボトル、残り1/4くらい。

なので、先々週だかもっと前に買い物ついでに買おうと思ったら、マスク同様に棚から姿を消していました。

普段そんなに沢山売れるものではないので、店頭在庫だって棚に並んでいるだけでしょう。

災害やパンデミックが起きると途端に姿を消しますので、予備は常に買っておきましょう。

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まとめというか教訓

メディアに煽られるような無用な買い溜めは絶対にしてはいけない、本当に必要な人に渡らなくなります。

とはいえ、犬や猫用品は来たるべき大地震や大風水害を考えると常に2ヶ月~3ヶ月程度は過ごせるようなペット用品ストックが必要。それは餌だったりペットシートだったり猫砂だったり。

猫の場合は、(我が家の場合)エタノールも必需品。ただ、その性格上大量ストックは危険なのでほどほどに。

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