ダイヤモンド・プリンセスへ延べ2,700名支援で感染者ゼロの「陸上自衛隊手洗い」を紹介

陸上自衛隊はダイヤモンド・プリンセスで集団発生した新型コロナウイルス感染に対して、医療支援や患者搬送などを2月6日から3月1日まで行いました。その人数延べ2,700名ですが隊員の感染者ゼロ。自衛隊員を守った手洗いとは？

手洗い動画

タレントさんの手洗い動画

新型コロナウイルス感染拡大にともない、いろいろなタレントさんが手洗い動画を公開してウケているようです。

それはそれで「手洗いの啓発」には意味があります。
なんといっても洗わなければ始まらない。
たとえ15秒の流水だけでも、手についたウィルスの99％は洗い落とせるそうです。

とにかく手洗いが重要。
しっかり手洗いできればエタノールの出番は相当減るはずです。

自衛隊式感染予防手洗い

でも、本当に効果のある手洗い方法って意外と知らないですよね。
厚生労働省の啓発ポスターにはありますが、イラストだけです。

今回ぜひ紹介したいのが陸上自衛隊式？手洗い方法です。
冒頭のダイヤモンド・プリンセスへの支援に派遣された隊員の方がモデルとなって、陸上自衛隊が手洗い方法をYouTubeで公開しています。

まずは御覧ください。

気が付きましたか？

洗う前後の動作です。

どうですか？

医療関係者の方で特に外科医の方には当たり前かもしれません。手術室やICU/NICUへ入る際の手洗い場には足で水道を出したり止めたりするレバーがついており、吐出口も家庭の洗面台と違ってかがまずによく洗えるような位置になっています。

医療関係者のラビング法

ちなみに手術室看護師の方のラビング法による手洗い動画がこちら。（BGMが大きめなので音量注意）

さすがにラビング法まではムリですが、自衛隊式は十分実行できるはずです。

特に、外出先から戻ったら何をするよりもまず洗面所へ行って手洗いが先。

まとめ

とにかく手洗いが重要。手指消毒のエタノールをないものねだりするより手洗い先決。

石鹸がなければ15秒以上流水で丁寧に洗うだけでも99％のウイルスは流し落とせる。

手指で水道のレバーや石鹸のプッシュ部分には絶対に触れない。