加賀野菜のひとつ、加賀太きゅうりを買いました

加賀野菜のひとつ、加賀太きゅうりを買いました

きゅうりには太いきゅうり、太きゅうりというものがありますが、石川県の加賀野菜の中にも「加賀太きゅうり」というものがあります。珍しく首都圏で買えたのでその話題です。

加賀野菜

加賀野菜とは、石川県金沢市で生産される野菜の中で、金沢市農産物ブランド協会が「加賀野菜」と認定した野菜のことです。

現在は15種類の野菜が加賀野菜として認定されています。

さつまいも
加賀れんこん
たけのこ
加賀太きゅうり
金時草(きんじそう)
加賀つるまめ
ヘタ紫なす
源助だいこん
せり
打木赤皮甘栗かぼちゃ
金沢一本太ねぎ
二塚からしな
赤ずいき
くわい
金沢春菊

さつまいも、たけのこといったものはともかく、聞いたこともないものもありますよね。

筆者も金沢大好きですが金沢生まれではないので、さすがに全部はしりません。

金時草

金時草(きんじそう)は首都圏ではめったに見かけませんが、葉の表と裏で色が違い、裏側は紫蘇の葉のような紫色で、ゆでると独特の粘りがでます。

一般名は水前寺菜といい、沖縄地方ではハンダマというそうです。沖縄地方の人はその地方独自野菜、加賀の人はやはり金沢独自の野菜と思っているかもしれませんが、残念ながらそうではありません。

金時草のGoogle画像検索

金時草は茹でると葉の裏の紫色は抜けて普通のほうれん草みたいな色になりますが、茹で汁は紫色になります。

茹でたものをお浸しなどにして食べるのが一般的かと思いますし、簡単で美味しいのではないでしょうか。

万一入手できたらぜひお試しください。

加賀太きゅうり

さて今回話題の加賀太きゅうり。

写真右が普通のきゅうり、ひだりが加賀太きゆうりです。

普通のきゅうりより太くて皮が硬く、食べるときゅうりの青臭さが非常に少ないのが特徴です。

調理方法

調理と言っても所詮はきぃうりですから加賀太きゅうりの特徴を押さえればへんなことにはなりません。

加賀太きゅうりは皮が硬いので、ピーラーなどで皮を向いて調理するのが基本。

あるいは、彩りとして、緑色の部分を細く残して縞縞に皮をむくのはありですが、食感を考えると筆者は全部むいてしまうことを勧めます。

普通のきゅうりは実の部分と種の部分がくっきりと別れいているとは言い難いですが、加賀太胡瓜はメロンのようにかなりはっきりわかれます。

調理方法によっては、メロンやウリのように種を取り除いて残った実の部分を調理するものもあります。

サラダなどですとジューシーなほうが美味しいので、好みで種部分を残してもみずみずしくて美味しいです(ドレッシングの味は薄まるかも….)。

加賀太きゅうりとツナのサラダ

普通のきゅうりのような青臭さが少ないので、きゅうりが苦手な人でも食べられるかもしれません。

八百屋さん・スーパーの店頭で金時草や加賀太きゅうりをみつけたらお試しください。



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まとめ

加賀野菜は15種類が認定されている。

金時草(きんじそう)は緑色だが葉の裏が紫蘇のような紫色。茹でると緑色になりツルムラサキやモロヘイヤのような粘りが出る。おひたしで食べると美味しい。

加賀太きゅうりは普通のきゅうりの何倍かの太さであり、皮はかたいが身の青臭さは非常に少ない。皮をむいてサラダにいれると美味しい。



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