約2ヶ月間、コロナ禍で在宅勤務をしてわかったこと

約2ヶ月間、コロナ禍で在宅勤務をしてわかったこと

新型コロナウィルス感染拡大により、3月~5月は在宅勤務だったという人はかなり多いのではないでしょうか。筆者も4月~5月はほとんど在宅勤務でした。その経験からわかったこと、来たるべき次の冬の感染拡大にともなう在宅勤務で備えるべきことなどについてのお話です。

在宅勤務・リモートワーク・テレワーク

今回メディアの報道を見ていると、言葉として在宅勤務・リモートワーク・テレワークなど本来異なった意味合いなのに、ごちゃごちゃになって、とりあえず家で仕事をするのが「在宅勤務・リモートワーク・テレワーク」みたいになっちゃっている雰囲気があります。

在宅勤務:

オフィスを離れて自宅で会社の仕事をすること。

リモートワーク:

リモートコントローラーといった言葉にあるように、リモートとは場所が離れていることを意味します。リモートワークとは離れた場所で仕事をすることで、その場所は自宅とは限りません。キーワードは「場所」です。

テレワーク;

日本テレワーク協会というのがありまして、そちらのホームページによれば、『情報通信技術(ICT = Information and Communication Technology)を活用した、場所時間にとらわれない柔軟な働き方のこと』とされているそうです。

Wikipediaの説明では「テレワークあるいはテレコミューティングとは、勤労形態の一種で、情報通信技術(ICT)を活用し時間場所の制約を受けずに、柔軟に働く形態』

いずれにせよ、キーワードは「場所」と「時間」となり、リモートワークとことなり「時間」の要素が入ってきます。

在宅勤務とテレワークの要素には「時間」がないので、決められた時間に業務を行うことになりますが、テレワークになると、「場所」と「時間」の制約がなくなるので、会社はお盆でお休みでも自分はリゾート地にいて、家族と過ごしたあとの深夜に仕事をするといったのがテレワークであると言えます。

コロナ禍での在宅勤務

さて、コロナ禍で外出自粛の中、多くの企業がとったのが在宅勤務です。

これは、外出できないため家で仕事をするわけで、前述の定義に当てはめればリモートワークの一部ではあってもリモートワークそのものではないのです。

なぜなら、自宅で仕事をする「強制在宅勤務」であり、スタバやカフェで仕事をすることは許されていないはずです。

今回の在宅勤務は「場所」を問わないのではく自宅に限定していますから、リモートワークやテレワークではなく単なる強制在宅勤務です。

多くの感染症専門家はメディアでは秋から冬にかけての再蔓延を警告しています。

おそらく秋から冬にかけては、ワクチンや特効薬などができない限り再蔓延するだろうと個人的には感じています。そうなったとき、また再度強制在宅勤務になるかもしれません。

そのためにも、レビューして次の強制在宅勤務に備えましょう。

強制在宅勤務してわかったこと

運動不足になりかねない

多くのメディアが報じたことですが、運動量が圧倒的に減ります。

・自宅と最寄り駅、最寄り駅とオフィスの間を歩かなくなった。
・オフィス内といえども自宅よりは圧倒的に広いので室内歩行も激減した。

こうした運動不足については、仕事を終えた後に人が少ないところに長めの散歩に出るなどで解消可能でした。

気分転換が少ない

オフィスに比べると自宅は大して広くないので、ちょっとお茶を淹れる・コーヒーを淹れるなども、目と鼻の先のダイニングで事足りますが、会社だと筆者の場合は広いフロアを歩いて給茶機のところへ行ったり、パントリーへ行ったりしますこれが意外に気分転換になっているのがよくわかりました。

また、普段近くに座っている同僚に話しかけて仕事のちょっとした相談をしたりされたり、あるいは合間に雑談したり、これまた結構な気分転換でした。

自宅だと話しかけるといってもせいぜい家族だけです。仕事の話はできませんし、普段一緒にいるわけなので気分転換というのはちょっと厳しい。

こうした気分少ないので仕事の効率はかなり上がりますが、一方で気分転換が少ないので疲れます。

通勤は気分転換とおっしゃる御仁もいらっしゃるようですが、いつもいつも同じ通勤経路だとそうそう新発見はありません。しかし普段歩かない近所を散歩することで、意外な発見があるものです。

へ、こんなところにイタ飯があるんだ。
コロナが落ち着いたら妻と食べに来よう! とかいった新発見は楽しいです。

同僚との相談がしにくい

会社だと、ちょっと同僚に相談したいと、そちらの方に向いて「ねえ、ねえ、○○の件なんだけどさぁ….」というのは読者の皆さんも当たり前にやっていると思います。

比較的恵まれたIT環境(会社ネット)の筆者の場合でもやや難がありました。

ただ、筆者の場合はOffice 365 / Skypeがあり、社員は在宅勤務で仕事に使えるのは会社PC(モバイル)のみで、個人所有PCではそもそもセキュリティガードがあって絶対会社には繋がりません。

会社PCにはSkypeが入っているので、PCに向かって操作しているのか、一時離席しているのか、PCが起動していないのかがわかりますので、PCに向かって操作しているのであれば、Microsoft Teamsで話しかければ、相手がヘッドセットなどを装着する手間ありますが、さほど問題なくお仕事相談ができます。

ただ、さすがに雑談で呼び出したりはしませんが….。

同僚との相談に関しては、会社ネットのIT環境整備をすれば、リアル職場ほどではなくても仕事に支障がない程度には行える。

日々の報告は非常に重要

普段、オフィスで仕事をしていると、上司としては部下が同僚と話をしたりする様子や、部下と話をしたり部下から相談を受けたりすることで、仕事の進み具合はなんとなくわかるものです。

在宅勤務ではそうしたちょっとしたコミュニケーションが欠落しがちなので、仕事の進捗や成果の把握があいまいになりがちです。

それを防ぐ手段としては、筆者は今でこそ管理職の役割ではありませんが、過去数十名の部下を持っていたい経験から上司が求めるところはよくわかるので、日頃はかかないような懇切丁寧な細かい報告を毎日あげていました

毎日報告はめんどくさいという人は多くいるのですが、毎日報告をしっかりかくことで自分の仕事の進捗が自分自身でしっかりと把握でき、翌日の計画もしっかりたてられるようになります。

在宅勤務では、上司にいきなり呼ばれるということもめったに無いので、自分自身の仕事の計画性が重要になり、そのためには細かく丁寧な報告が重要になります。

最初はめんどうだったのですが、これが上司とのコミュニケーションに繋がります。

ビジネスパーソンとしての「報・連・相」は非常に重要なのだと在宅勤務をしてあらためて感じた次第です。

また、部下持ち管理職としては、細かく管理しなくても仕事がきちんとできる社員かどうかを見極めるチャンスでもあります。

オンライン会議での背景は気にしない

これを気にする人がとても多いようですが、値乱れたままのベッドが写ったりしているので無い限り、気にする必要はないというのが筆者の意見です。

家の中の様子がちらちら写ったりするのもそれは個性です。

それらのことから、オンラインであってもコミュニケーションが広がることがあります。

「背景綺麗だけど、仮想じゃないよね?」
「うん、一応自分の部屋だから」
「へえ!いいなぁ、羨ましい、自分の部屋があるんだ!」
「まあね、でもローン地獄!」

とか、筆者の場合だと背景に猫が写ったりして、

「あ、猫」
「うん、ラグドールって種類」
「毛並みがゴージャスだね」
「まあね、でも、抱っこは嫌いなんだ」

とか行った風に、会社では出てこないような話が出るのは、背景を仮想にしないことによるメリットです。

自宅内が写ったとしても、親しい友人を迎えられる程度の片付き方であればOKでしょう。
むしろ、そのほうが人間味が湧くし、オンラインでのちょっとしたチャットのきっかけになります。

正直なところ、相手の背景が真っ白の壁よりは、背景に子供やパートナーが写ったり、本棚が写ったりしているのはいいんじゃないでしょうかね、と思います。

親しい友人を迎え入れて恥ずかしくない程度にしておけばOKです。

エロ本が並んでいるとか、ぐっちゃぐちゃのベッドが見えるなんてのは論外。

ベッドが写ってもきちんとベッドメイクされているなら、むしろそのほうが生活感があるし、きちんとした人なのだということを暗に物語ることができます。

通勤がないのは楽

筆者は徒歩込みで一日で往復3時間近くを通勤に費やしているので、それがなくなるとその分冒頭のように散歩したり、趣味に費やしたりできました。

いつもなら休日にしかできないことが平日にできます。

これはとても大きなメリットです。

やってみると、いかに平日自由な時間がとれていないかが身にしみます。

まとめ

次の秋から冬にかけては再蔓延の可能性がありそうだ。

運動不足は仕事前後で散歩に出ることでかなり解消できる。

日々の業務報告は、通常の何倍も丁寧に細かく書物にする。文字にすることで自身も仕事の進み具合や問題点に気づくことができ、翌日の仕事のプランをしっかりたてられるし、たてなくてはいけない。

オンライン会議の背景は気にしなくて良い。親しい友人を迎えられる程度に片付いていれば、写ったものから会話が広がり、雑談コミュニケーション不足を補う種になる。とはいえ、寝乱れたベッドなどは論外、きちんと清潔にベッドメイクしておくこと。それが自分のきちんとした側面を見せることに繋がる。

在宅勤務で浮いた通勤時間は、散歩や自宅内での筋トレ、趣味などにあてられる。

 

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