非中華/非韓国のハイエンドSIMフリーおサイフスマホをベンチマークベースで探す

非中華/非韓国のハイエンドSIMフリーおサイフスマホをベンチマークベースで探す

当ブログでは、筆者愛用のHUAWEI Mate 20 ProがいずれはGoogle Mobile Servicesが使えなくなることを考えて状況調査や代替機の検討記事を書いてきました。候補を全部使うわけにはいかないので、ベンチマーク情報で比較します。

これまでの記事

この最後の記事で、HUAWEI Mate 20 Proに代わるのはSONY Xperia 5だろうと結論づけています。

使用したベンチマーク

バッテリー駆動時間の説明

これはGSMArenaを利用させていただきました。

このなかの “Battery life test results”の結果を利用しました。

かなり多くのスマホがありますので、以下の条件で抽出。

・非中華人民共和国製・非大韓民国製
・おサイフケータイ または Apple Pay対応
・2019年以降発売
・SIMフリースマホ
・CPUはAndroidの場合はSnapdragon 800番代

Endurance(耐久性):

・1時間の3G音声通話
・1時間のWebブラウジング(明るさ50%, 802.11nのWifi, Flashを使わないWebページを10秒ごとに自動リロード)
・1時間の標準画質Video再生(機内モード設定)
これらをおのおの1日に一回行った時に、何時間に1回フル充電する必要があるかを示しています(と英語の説明にはかかれているのですが、いまいちしっくりきませんねぇ)

Web:

・明るさ50%, 802.11nのWifi, Flashを使わないWebページを10秒ごとに自動リロード

Video:

・バッテリー残りが10%になるまで標準画質Videoをループ再生(機内モード設定)

筆者の場合、音声通話はほとんど使わないことと、動画再生もめったに無いことから、このスコアではWebで降順ソートしています。

antutuスコアの説明

antutuも中華製なんですが、とりあえず自分で使うわけではないので…。

データはガジェヲタのものを使わせていただきました。

antutuはVerが違うとスコアが変わるので同じVerでないといけません。あいにくガジェヲタのものはVerがかかれていないのですが、2019年以降発売に限ると多分Ver8だろうと勝手に推測。

antutuの値と体感的なサクサク感とはかなり比例します。

Ver8で10万未満だとかなりカクカクでGUIもトロさをかんじます。35万とかを超えるとサクサクで問題なし。15万~25万でまあ普通にストレスなしって感じでしょうか。



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比較表

前置きが長くなりました比較表です。

Apple iPhone 8は手持ち機種なので参考値として入れています。

列記した中ではXperia 5を超えるWebアクセスでのバッテリー駆動時間を超えるのは、iPhone 8 (笑) を初めApple勢のみ。

Video連続再生ではかなりいい線いっています。

antutuスコアもまあ40万超えているなら問題なしのサクサク。

HUAWEI Mate 20 Proのスコア;

Endurance:85h
Web:13:57h
Video:15:22h
antutu:369,372

WebのバッテリースコアはHUAWEI Mate 20 Proのほうが長いですが、サクサク感はXperia 5のほうが上。まあ、交代要員としては問題なし。

欲を言えば、Xperia 5のバッテリーがもう少し大きければねぇ。

iPhone SE (2020) は予想以上に、また巷の鵜澤通りバッテリー駆動が短くiPhone 8のほうがバッテリ駆動時間は長いのですねぇ。

ベンチマーク検証の結論

バッテリー駆動時間(Web、Video)やantutuスコアでもXperia 5はHUAWEI Mate 20 Proの交代機としていい線を言っている。

おサイフケータイあるいはApple Pay対応のSIMフリー、非中華・非韓国スマホでXperia 5をバッテリー駆動やantutuで抜くのはApple iPhone 11移行のモデルのみ(iPhone SE[第2世代]を除く)

ソニーやシャープはSIMフリーでおサイフケータイ付きの長時間サクサクスマホを市場投入してほしい。



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