新型コロナ感染症拡大にともなう緊急事態宣言による外出自粛で、ビデオ・オン・デマンドのサービスを使った方も多いでしょう。このサービスには何社かありますがそれぞれどんな特徴があるのでしょうか?今回は4社を取り上げてみます。
各社の特徴
Amazon Prime VIdeo
なんと言っても、Amazonでよくお買い物をするAmazon Primeサービス契約者なら、追加料金無料で視聴ができます。
ちなみにAmazon Primeは年会費4,900円です。
感覚的な話になりますが、思ったほど見たい番組は多くありません。
みたいものがあっても有料レンタルのPPV(Pay Per View)番組だったりします。逆に言えばPPVでも良いから見たいって人にはいいかもしれません。
Netflix
全世界では会員数1億を超えるとか超えないとか。
それほど大規模なユーザーを誇るサービスです。
有料によるPPVサービスはなく、すべて月間定額でHD画質だと月額税込み1,320円です。
オリジナル作品が充実していますし、StarTrekのTV版およびNetflixオリジナル版はすべて視聴可能です。
Netflixオリジナル作品で特におすすめなのはごく最近リリースされた「AWAY」です。
月面基地から人類初の火星着陸飛行を描いたSF映画ですが、単なるハイテク・SFではなくむしろヒューマンドラマです。
5人の乗組員の対立や理解、それぞれの家族とのつながりなどなどが感動的に描かれています。
オススメ作品:
非常に高品質なTVドラマに仕上がっているのが「AWAY」です。
おなじみのStar TrekにもNetflixオリジナル(正確にはアメリカとカナダ以外ではNetflix独占配信です)があります。Star Trek; Discoveryです。
Star Trek: Discoveryですが、時代設定はオリジナルのStar Trek(宇宙大作戦)の10年前ということになっています。
しかし、映像は最新鋭で映像だけ比べたら、宇宙大作戦の何十年後かに思えますが….(笑)。
こうした非常にに品質の高いTVドラマを見ることができるのがNetflixの特徴です。
TVドラマでシーズン・シリーズものであるため、次は何をみようかと悩む心配は少ないですが、逆についつい次をみてしまうという難点?もあります。
Hulu
筆者はお試し視聴しただけですので、あまり深いことはかけません。
こちらもアメリカ発のVODサービスであるだけに、TVシリーズは非常に充実しています。
Netflixと違って都度課金/購入のサービスが提供されておりますが、映画よりはTVシリーズのほうが強い印象があり、映画では前出二社に負けている気がします。
好みがありますので、いくら作品が豊富でも自分にとって好みの作品がなければ「屑サービス」であるのは間違いありません。
日本テレビ系列(日本のサービス)なので見逃し配信は充実しているので、国内・海外のTVドラマねらいならいいかも。ただ映画のラインナップにはちょっと不満が残る人もいるかも。
Google Play ムービー&TV
Androidにはデフォでアプリが入っているやつです。
無料作品はほとんどなく、基本的にレンタルのPPVか買取制です。
そのわりには大した作品ラインナップもないような。
特徴はGoogleアンケートで一回10から30円分程度のポイントをせこせこためて、それをレンタル代金や買取代金に割り当てることができます。
筆者は大好きな大林宣彦監督の「ふたり」をポイントで購入しました。
本当に、心から大好きで何度見ても感動できます。
それはともかくとして、アンケートなどでためたポイントでレンタル・購入できるのが特徴で毎月定額支出が不要というのがメリット。
見たい作品だけレンタルか買うのがいいです。
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まとめ
VODサービスは多数あるが、国内TVシリーズ、海外TVシリーズ(主としてアメリカ)、邦画、洋画のどれに強いかで特徴が分かれるので、主に何を見たいかで決めると良い。
Netflixは特にクオリティの高い海外TVシリーズが充実しており、Netflixでしか視聴できないもの少なくない。
Star Trek全シリーズがみられるのはNetflixだけ。
一回ごとに料金を払うレンタル方式はNetflixにはないがAmazonやGoogleはそうした作品が多い。
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