単純ヘルペスではなく帯状疱疹だった!

単純ヘルペスではなく帯状疱疹だった!

10月5日「旅路の部屋:記事がでなかったりでご迷惑をおかけしました」で、「単純ヘルペス(首)になっちまったぞい」なんてことを書きましたが、それが実は帯状疱疹だったという話です。例によって、具体的な薬剤名等は一切触れていません。

単純ヘルペス(X)→帯状疱疹(O)

単純ヘルペスと診断

具体的には、この記事です。

他の記事にも書いておりますとおり、筆者はアトピー性皮膚炎持ちなので定期的に皮膚科専門医(皮膚科学会認定専門医)に診てもらっています。

先週後半に左耳後ろがなんかブツブツしてジクジクしているのに気づき、ちょうど土曜日が定期通院だったので一緒に診てもらったところ、「ヘルペス(単純ヘルペス)」との診断でした。

そして塗り薬と飲み薬(何かは書きませんが単純ヘルペスの定番処方)を処方してもらいヌリヌリ、ごっくん。

それから5日間経過し、耳の後ろはかさぶたになりました。単純ヘルペスでは治りつつある段階ですね。このあと自然にかさぶたが取れて皮膚症状は治ります。

診察してもらったときは、医師も筆者も気づかなかったのですが、帰宅してから首の喉仏のあたりを中心に左側に横筋に近い状態で3箇所ほど赤くなって一部に水疱ができていました。それだけではなく、後頭部生え際あたりには縦長に赤くなって水疱が少し。

耳の後ろのジクジクを触った手を洗わずに触ったんだろうな….(単純ヘルペスはじくじくを触った手で体の他の部分を触ると自己感染するそうです)と思って、塗り薬をぬっておりました。そのうち赤みが消えて薄茶色っぽくなり全体に薄くなってきました。

帯状疱疹

そして5日後、塗り薬がなくなってきたのと飲み薬がちょうど5日で終わったので再診。

首(前と後ろ)の患部を見せると…

あ!これはヘルペスじゃなくて帯状疱疹だ!

この先生はこういうときになぜそういう診断をしたかを説明してくれます。
そういう医師はあまり多くないですよね。
聞けば仕方なく教えてくれるけど、下手すりゃ誤診とかいわれかねないので護身本能が働くのか?(洒落です、悪意はありません)

首の患部は襟に隠れていて気づかなかった。アトピーなので免疫抑制効果のある薬を使っている(使っていた)のと一箇所だけだと思ったので、ヘルペスと診断した。

こういう風な説明を求めずともしてくれる医師はすくないと思います。

首の部分は綺麗に神経に沿って出ているのでこれはヘルペスではなく帯状疱疹。

ヘルペスと帯状疱疹の治療投薬は異なるものではなく飲み薬は基本期には同じ。
ただし量がかなり違う。帯状疱疹のときにはヘルペスの3倍量を投与する!

今は、もう治りかけているのでこれ以上の飲み薬は不要。帯状疱疹には塗り薬は普通は使わない。塗り薬は皮膚表面にしか効かないけど、帯状疱疹のウイルス(水痘ウイルス)は体の中の神経にいるから。

どの場所も治りつつかるから治療はこれで終わりにしよう。
このまま触らず放置すれば自然にかさぶたは落ちて治るから。

ということでした。

なーるへそ。

単純ヘルペス(首)ではなく帯状疱疹だったという話。

ちなみに、帯状疱疹と診断してから、

頭痛くない?
痛いなら鎮痛剤出せるよ。

とも聞かれました。

帯状疱疹では頭痛もあるらしい

確かに、頭の左側に軽い頭痛がありますが、薬を飲むほどではないのでその旨答えました。

以上、診察終了の巻。

参考情報

水痘と帯状疱疹

気になるので帯状疱疹について調べてみました。

これによれば、以前にかかった水痘(水ぼうそう)ウイルスが神経節に潜んでいて、加齢やストレス、過労などが引き金となってウイルスに対する免疫力が低下すると、潜んでいたウイルスが再び活動を始め、神経を伝わって皮膚に到達し、帯状疱疹として発症するそうです。

このサイトの記載によれば、水痘と帯状疱疹ではうつる方向があるようです。

水痘は他人に感染すると水痘として感染するが、帯状疱疹としては感染しない。
帯状疱疹は他人に帯状疱疹としてうつることはなく免疫のない人に水痘としてうつる。

つまり

○:水痘→水痘
X:水痘→帯状疱疹
X:帯状疱疹→帯状疱疹
○:帯状疱疹→水痘

ということですね。

帯状疱疹の症状推移

このサイトは帯状疱疹の症状の移り変わりが的確に示されています。

皮膚のピリピリするような痛みや違和感、軽い発熱などの知覚症状。

  1. 赤み
  2. 水疱
  3. ただれ
  4. かさぶた

この順で症状が出るそうです。自分で見えるところなら1の段階で気づくと思いますが、私のように耳の後ろとか、あるいは背部などだと自分では見えないので2の段階以降で気づくと思います。

皮膚のピリピりなどの知覚症状に加えてその部位の赤みなどが出たたらためらずにすぐに診察を受けましょう。帯状疱疹は治療開始が早ければ早い(具体的には所定の抗ウイルス薬を飲むのが早いほど)治るのが早く、「帯状疱疹後神経痛」が防げるそうです。

50歳以上に多いのが帯状疱疹

BIKENグループ (大阪大学由来の「BIKEN財団」と、田辺三菱製薬株式会社との合弁会社である「株式会社BIKEN」から成る)
帯状疱疹.jp
https://taijouhoushin.jp/symptom/

このサイトによれば、「帯状疱疹は50歳以上で増加し、80歳までに日本人の約3人に1人が発症するといわれている」そうです。

帯状疱疹の合併症として頭痛や発熱などの全身症状や、目や耳の障がいが現れることがある。

確かに頭痛はあります。発熱は高熱はないですが、平熱よりは高めから時々微熱。

上記サイト掲載資料によれば、帯状疱疹は単純ヘルペスとはことなりほとんど再発はないが高齢者では数%の割合で再発するそうです。

かかるべき病院検索

このサイトのページの下の方に病院検索があります。

素人(患者)が見ても帯状疱疹なのかヘルペスなのか他の病気なのかさっぱりわかりません。皮膚科単科か、内科・皮膚科というのが状況からしていいかもしれません。

このサイトに日本皮膚科学会認定医がいる病院・医院を検索できるのでここから専門医を調べてみてもらってもいいかと思います。

あるいは、上記2つのサイトのANDでとるともっといいかも。

ただし結果はかなり絞り込まれますが。

いずれにせよ、ピリピリするような感じがしてその部位が赤くなってきたら軽く診ずにすぐに診察を受けてください。治療開始が遅くなると症状がひどくなったり、帯状疱疹後神経痛に悩まされる高くなるそうですので、一刻も早く!

ということで、今回の記事を終わりにします。

お役に立てれば幸いです。

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