筆者は以前Apple Watchを使っていた頃はSuicaをApple Watchに入れていました。そしてGarmin Vivomove StyleではGarmin Pay Suicaを入れていました。便利!と思っていましたが、使っているうちにあまり使い勝手がよろしくないことも多いことに気づきやめてしまったという話です。
スマートウォッチSuica
Apple Watch Suica
スマートウォッチに最初にSuicaを搭載して話題をかっさらったのはもちろんApple Watchです。
Apple Watch Series 2以降のApple Watchで利用可能です。
筆者はApple Watch Series 3と5で定期券を入れて使っていました。
巷でよく言われたのが、左手首にApple Watchを装着すると自動改札では右側にあるリーダーにかざすのが不便で、体がねじれるとか、さもなければ改札で左手首をかざすと同時に華麗にターンする(笑)とか。
筆者はApple Watch Suicaを入れてから右手首装着に変えましたので自動改札に関しては別に不便はありませんでした。
手首にあるがゆえの不便さを除けば、モバイルSuicaとして何ら不自由はありませんし、Apple Watchにつけるのが嫌ならiPhoneにすぐに移動できます。
Garmin Pay Suica
筆者がGarmin Vivomove Styleを購入した理由の一つがGarmin Pay Suicaに対応していること。
ただし、定期券には非対応でプレイペイド機能のみの対応です。
定期券非対応ですので、筆者の場合これで通勤経路を含む鉄道に乗ることはなく物販のみの利用です。
唯一の例外は定期券(正確にはiPhone 8に入れたApple Pay Suicaの定期券)を家に忘れたときに、これで改札を通ったことがあるだけです。
Suica定期券を使えないので筆者の場合は物販利用のみ。
不便なところ
Apple Pay SuicaにせよGarmin Pay Suicaにせよ、この手のスマートウォッチSuicaを使ってきて感じたのが、店頭支払いがときに不便なことがあるということ。
コンビニはレジとリーダーが一体化してカードリーダーが客の使いやすいようにセッティングされているのであまり問題はないですが、専門店やスーパー、一般の店舗だと狭いレジの近所にごちゃごちゃと隙間にリーダーが置かれている場合があります。
リーダー周りがごちゃごちゃしているところに、手首のスマートウォッチをかざすのは不便な場合ある。手に持ったスマホやカードをかざすには問題ないが手首をまるごとかざすとなると、リーダー周囲の物品に手がじゃまになったりする。
また、自販機でも最近はユニバーサルデザインが普及してきて、リーダーの位置が比較的低めにあり、手首をかざすとなると膝を曲げて不自然な姿勢を摂ることになる場合があるのです。
大した話じゃないといえば大したことはないですが、チリツモで嫌になってくるのです。
iPhoneのApple Payは上端にアンテナが仕込まれているので問題ありませんが、どでかいスマホでNFCマークが背面中央にあるスマホをかざすのは大変なことが稀にあります。
まして、手首まるごとかざすとなると姿勢も不自然で、お店の方もまさか手首まるごとかざすやつがいるとは思っていないので、リーダー周りに邪魔に物を置かないなんて配慮がありません。
これがApple WatchのSuicaならiPhoneにSuicaを戻してしまえば済むことですが、Garmin Pay Suicaは入れたが機種変更はどは一切不可能で解約するしか手がないのです。
小さなことですが一事が万事で嫌になるのです。
それ以外にも、Garmin Pay Suicaはあまりにも機能がなさすぎます。
定期券が使えない。
Suicaグリーン券が使えない.
機種変更により引き継ぎができない。
View Cardによるポイントメリットのあるオートチャージや定期券購入ができない
これらはApple Pay Suicaではできていることなので、やっつけ仕事で作った超間に合わせSuicaに思えます。
【広告】
まとめ
Apple Watch 3/5、Garmin Vivomove StyleでSuicaを使ってきたが、手首をかざすということが実は変な姿勢を強いられることも多く、お店の方も手首をリーダーにかざす客がいるという前提ではレジ周りを整理していないので、ときに不便・ときにお店にぷち迷惑をかけてしまう。
Garmin Pay Suicaは定期もグリーン券も使えない、機種変更による引き継ぎできないという欠陥Suica。
そんなこともあって不便なことばかりが目についてしまい、筆者は使うのをやめた(削除した)し、検討中の人には勧められない。
【広告】