最近のモバイルノートPCは丸っこいACアダプタプラグではなく、USB TYPE-C PDのものが増えてきました。しかしPCの側面からまっすぐ突き出す太めのPDケーブルはかなり邪魔になることがあります。そこで対策ケーブルを紹介。
モバイルノートPCの給電
最近のモバイルノートPCは、昔ながらの丸っこいプラグでの給電ではなく、USB TYPE-C PDのものが多くなっています。
それはそれで汎用性が高くなってとてもいいのですが、ケーブルが邪魔という欠点があります。
どういうことか?
上の写真は筆者のhp Spectre x360 13-aw000です。
このモデルはちょっと変わったところにUSB TYPE-Cがあります。右奥の斜めにカットされた部分とその右手前側面にあります。
通常はこの右奥の斜め部分にぶっ刺します(どちらのTYPE-Cに挿しても給電できます)が、筆者が使っているのはエレコムのUSB3.1 Gen2 TYPE-C PD 100Wのものですが、100Wなんで太いのです。
何気に突き出しているケーブルがえらく邪魔。
PCを机の脇にどけて他のことをやりたいときも邪魔。
うーん、ですよねぇ。
こういうことってみなさんありませんか?
自宅でなくてもオフィスのPCでこの突き出たケーブルスペースが使えなくて….とか。
L型ケーブルを探す
そこで探したのが、以下の条件を満たすケーブル。
USB3.1 Gen2 TYPE-C
PD対応(100W)
L型プラグ(片方だけL型であれば良い)
1m前後の長さ
探すとわかりますが、これって非常にレアなんです。
「L型」というところが最大のポイントであり、対応品を探すためのネックになるんです。
「L型」とUSB3.1 Gen2対応で100W対応となると….ほぼないものねだり。
こういうものを探すのはヨドバシやビックじゃだめなんですね。
やはり天下のAmazonしかない感じ。
散々探しましたが、すべてを満たすものは見当たりません。
100Wにみたない60W対応ならある。
USB3.1 Gen2対応でないUSB2.0対応ならある。
L型でないものならある。
0.5mほどの短いものならある。
どれかを妥協するしかなさそうです。
ACアダプタからの給電用であり他の高速周辺機器との接続には使わない。
容量は60Wだとギリになるので容量は余裕がほしい。
長さは1mほどないと使えないし2mだと長過ぎて邪魔。
そもそも邪魔になるのをふせぐのでL型は必須。
結局、妥協できるのはUSB3..1 Gen2対応を捨てるということになります。
現実問題、ACアダプタとUSB3.1 Gen2で接続する必要は皆無なのです。
外付け4Kディスプレイとの接続に使うなら別ですが、AC給電専用ならUSB2.0で無問題。
USB3.1 Gen2対応は断念する。
この基準で選んだのがこれです。
UGREEN L字 USB Cケーブル【PD 100W/5A急速充電 1M】ナイロン編み usb-c タイプc ケーブル MacBook Pro, Huawei Matebook, iPad Pro 2020, Chromebook, Pixel 4 XL, Note 10 + S20 S10, など タイプc多機種対応
仮にこれがUSB3.1 Gen2であれば値段は倍くらいになるのではないでしょうか?
L型ケーブルを使ってみる
手元に届いたパッケージがこちら。
太いケーブルが突き出していたのがなくなりました。
その代わり後ろにつきでてないの?
幸いにもhp Spectre x360 13-aw000の主に給電につかうUSB TYPE-Cは斜めについているのでこのようになります。
まったくじゃまになりません。
横に突き出すUSB TYPE-C PDの給電ケーブルに悩まされている方におすすめです。
まとめ
モバイルノートPCに多いUSB TYPE-C PDによる給電は、太いケーブルが真横に突き出すことが多くてひどく邪魔になる。
USB 3.1 Gen2 TYPE-C PD 100W対応で長さ1m前後のケーブルはAmazonでは見当たらない。
妥協ポイントは速度。給電用なのでUSB2.0で十分。
容量は最大の100Wが安心。
選んだものはUGREENのケーブル。