コロナ禍の今、国内旅行は思い立ったらパッと行くのが正解!

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新型コロナウィウルス感染が、春うららかで絶好の旅行日和が続く日本各地を襲撃しつつあります。筆者も妻と旅行を計画していましたが、感染拡大で延期につぐ延期の連続です。こういう状況では先々の計画は難しくなるので、近場の温泉にこの週末行こう!といった思いつき安・近・短旅行が正解です。

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延期、延期、また延期

初期の予定

昨年前半のうちに計画した予定は下記のようなものでした。

一部を除いて妻との2泊の予定でした。
飛行機が好きなので当然JAL(サファイア会員)もしくはANA(プラチナ会員)利用です。

当初の計画は以下の通りでした。

2020年08月下旬:札幌(ANA便)
2020年12月中旬:大阪(JAL便)
2021年01月下旬:大阪(ANA便)
2021年04月中旬:金沢(ANA便)

昨年前半といえば皆が緊張と恐怖をもって最初の緊急事態宣言(4月7日発出)を迎えた時でした。

新型コロナ以前のコロナウィルスは普通の風邪の原因となっている主なウイルスであり別段怖いものではありませんでした。

しかし、クルーズ船でのクラスター発生やものものしい隔離、真っ白になった肺のレントゲン写真などをみて、筆者も会社指示でリモートワークになり、都内のデパートは休業となり街から人の姿が消えました。

2021年5月25日に首都圏で緊急事態宣言が解除され街に人が少しずつ戻ってきました。

そんなときに計画したのが、前述の8月の札幌と12月の大阪でした。1月の大阪はもう少し後に計画したものです。

金沢は昨年11月に行っていますが、帰宅してからまもなく春の金沢として予約しました。いつも金沢の旅を終えるとすぐに次を計画しています。

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延期・取消の嵐が訪れた

第1回目の緊急事態宣言が解除されたときには、こんなにも速いペースで次々と感染の波が訪れるとは思ってみませんでした。

首都圏(東京)での状況を振り返ってみます。

第1回緊急事態宣言(東京:2020年4月7日〜5月25日)
第2回緊急事態宣言(東京:2021年1月7日〜3月21日)
蔓延防止等重点措置(東京:2021年4月12日〜5月11日)

第1波:2020年4月初旬〜5月下旬(第1回緊急事態宣言)
第2波:2020年8月
第3波:2020年11月下旬〜2021年3月中旬(第2回緊急事態宣言)
第4波:2020年4月中旬〜

2020年08月下旬の札幌(ANA)

この時期に北海道で当時としてはコロナ感染者が増えてきた(今と比べると微増程度)のもありますが、我が家の愛猫マロンが体調絶不調になってきまして、いくら留守番がいるとはいえ心配なのもあって延期しました。

[1] 2020年8月下旬の予定をコロナ感染者数増加(第2波)と猫の病気で2021年5月下旬に延期

今から思えば微増程度なのですが、現地はいろいろな店がしまっいたので….ってのもあります。

そして延期した今年5月ですが…

[2] 2021年5月下旬の予約がコロナの影響でフライト・キャンセルになり同日で便変更

となりました。

現時点でこの予約は生きていますので今の所行く予定ですが、どうなりますか?

2020年12月中旬の大阪(JAL)

当初2020年12月中旬の予定だった大阪行きですが、やはりコロナの影響を受けました。

[1] 2020年12月中旬の予定を、感染拡大(第3波)により2021年2月下旬に延期

11月終わりあたりから急速に感染者数が増えてきましたので、これはやはりやばいだろってことで2月下旬に変更しました。

しかし…

[2] 緊急事態宣言発出となり2021年2月下旬の予定を取消(予約キャンセル)

…となりました。

こちらのほうは完全にキャンセルです。

2021年01月下旬の大阪(ANA)

これはANAのセールで当初一人でふらりと1泊で行こうと思っていたのです。

[1] 緊急事態宣言により2020年1月下旬の予定を3月中旬に予約変更。

当初12月予定だった夫婦での大阪を完全取消したので、こちらのほうを妻との旅行に変更し宿泊数を追加。

[2] コロナとは関係なく1泊追加と1人追加

しかし、今度は大阪で感染者が急増し始めてやばい雰囲気が漂ってきたのでANAは完全にキャンセル

[3] 大阪で感染者急増により取消し、あらためてJAL特典航空券で2021年4月下旬を予約

大阪での急増カーブはさらに上昇し過去最高を更新しつづけ蔓延防止等重点措置が発せられました。

[4] 感染防止等重点措置発出により、2021年4月下旬を2021年6月上旬に変更

この予約は現在も生きています。

2021年04月中旬の金沢

こちらのほうはさすがに大丈夫だろうと思っていましたが、東京での微増傾向は続き今度は先手を打って東京でも蔓延防止等重点措置が発出。

[1] 蔓延防止等重点措置発出により2021年4月中旬を2021年5月中旬に変更

こちらのほうは予約は生きています。

状況次第でまた延期になるかもしれませんけど。

延期のまとめ

ややこしいので度重なる延期をまとめました。
コロナ以外の理由での変更は割愛しています。

行き先当初予約延期1回目延期2回目延期4回目
札幌2020/082021/05
大阪2020/122021/02取消
大阪2021/012021/032021/04
(ANA→JAL)
2021/06
金沢2021/042021/05

今まで国内外を多く旅行してきましたが、これほど延期・取消が続いたのは始めてです。

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コロナ禍でも楽しむ旅の提案

そうはいっても旅行好きが2年も3年も旅行なしというのは相当苦痛ですし、さりとて緊急事態宣言中は売りです。

そこで次のような原則で楽しむ旅の提案です。
もちろん最低でも今年、おそらくは来年も海外旅行は無理でしょうから国内の話です。

1. 何ヶ月も先の予定は立てない
2. 行き先は自都府県内か隣接県か、隣の隣の都府県
3. 綿密な予定は立てない(立てても筆者のようにすぐ崩れます)
4. 感染者数が下がって一時落ち着いたときがチャンスで、休みを無理やりにでもとって一人旅か同居人との流行を1泊とか2泊程度で楽しむ。
5. 直前なので交通費の割引率は下がるがやむを得ない。
6. 職場や学生同士の旅行は当面厳禁、一人旅か同居人との旅にすべし。
7. どうしても飛行機を使う場合、割引率が高いものは取消・変更リスクが通常より高いことを考えると得策ではない
おすすめは株主優待(優待券期限内であれば何度でも変更可能)か特典航空券(同じく変更が自由)。

すなわち、東京の人なら「首都圏の感染者数は一時落ち着いているし、この週末にでも箱根あるいは伊豆の温泉に行こう!」といった感じです。

JALやANAには申し訳ないですが、タイムセールも結構賭けです。

大丈夫だろうとおもって予約したタイムセール、しかし不幸にしてその時期に感染拡大する可能性が結構高いように思います。

緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置が発せられていれば手数料なしで取消や変更ができるでしょう。しかし、それらが発せられていないと基本的には通常の取消や変更ルールが適用されますので、予期せぬ手数料を支払うはめになります。あるいは予約変更手数料は特例で無料になっても差額運賃は発生します。

そういう意味で安い航空券の予約は賭けです。

筆者が現在残してる予約は、有効期限内であれば変更制限のない特典航空券と株主優待です。

感染拡大時期を避けて一人もしくは同居家族とのみで旅行し、少しでも旅行業界や観光業界にエネルギーを注入しましょう。このまま皆が旅行を抑え続けると、日本の旅行業界(宿・交通)は壊滅的な打撃をうけてしまいます。

Have a nice trip.

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