地味に便利なGalaxyの常時表示(Always on Display)

地味に便利なGalaxyの常時表示(Always on Display)

Galaxyの常時表示とは?

最近スマートウォッチなどでも常時表示機能搭載というのが出てきました。

Apple WatchではSeries 4以降のSE以外のモデルに搭載されています。

使用時のフル表示と違って,、スリープにも時計として時刻や日付など最低限の情報だけを薄暗く表示するものです。

Galaxyにもそういう機能があります。

有効にするとこういう画面(一例)になります。

これが基本形となります。

仕事をしていて、あれ強何曜日だっけとか今日は何日だっけ?ってのがあると思います。そういうときに見るのはスマートウォッチを含む時計か、スマートフォンかPCの右下に出ている時計ですよね。

あるいは海外とのやりとりが多い方は現地の時計も気にするわけで、PCの画面に世界時計を常時ウィジェットで表示していたりしても、ウィンドウの下に隠れてめんどくさい!作業中断したくねぇよ!ってことは多々あるでしょう。

そんなときに机上に置いているであろうスマホが役に立ちます。

設定方法(Galaxy S21 Ultraの場合)

どのGalaxyに常時表示が搭載されているのかよくわからないのですが、S21シリーズは多分同じだと思います。

ここではGalaxy S21 Ultraの場合の設定例です。

[設定] > [ロック画面] > [Always On Display]

これが設定画面。

設定内容は画面の通りなのですが、上のほうの3つの選択肢を「常に表示」か「スケジュールを設定」にしておくと常時表示になります。

夜中の寝ているときに表示は無駄なので「スケジュールを設定」をおすすめします。

「時計のスタイル」で何を表示するかのパターンを選択します。

表示パターン(例)

以下はGalaxy S21 Ultraの場合のパターン例です。

機種により若干違うようです(特に機種の世代が違うと結構違うようです)。

下のものは基本パターンの日付と時刻です。

下のものは時刻と日付ですが時分縦並び。

次も日付と時刻ですが、日付が大きく表示されます。

このパターンが一番見やすいと感じます。

アナログ表示で時表示が数字のもの。

正直な所ちょっと見づらい。

こちらはアナログで時表示がドットのもの。

こちらはカレンダー表示というか予定表示。

常時表示でスケジュールも常時出ますのでちょっと使いづらい。

スケジュールの常時表示は置きっぱなしにしておくと他人に見られてしまいますので要注意です。

Galaxy S21 Ultraでは月カレンダー(予定表示なしのカレンダーだけ)というパターンはデフォルトでは入っていませんでした。代わりにこの予定が表示されるものが入っています。

世界時計タイプ。海外とやりとりの多い人はこれ絶対役に立ちます。

とにかく見るだけで良い、世界時計を起動したりしなくて良いです。

エッジディスプレイです。専用の手帳型ケースを使った場合に窓の部分に表示されます。

他にも画像をサムネイル的に表示させたり出来ますが常時表示であることを考えるとパートナーや子供の写真を使うのは安全上やめたほうが良いです。



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電池への影響について

気になるのは常時表示のバッテリーへの影響ですね。

Apple Watchの場合は明らかに短くなりますので、筆者がApple Watchユーザーであったときも常時表示は使いませんでした。

Galaxy S21 Ultraの場合はバッテリー容量が大きい(4,855mAh)こともあって、常時表示にしたから目立ってバッテリーが減るとは感じません。

さらに環境光センサーで外光がないとき(ポケットやバッグの中)などでは、ほぼ見えなくなるくらいまで輝度が自動的に落ちますのでバッテリーはあまりに気しなくて良いと思います(4,855mAhのGalaxy S21 Ultraの場合)。

あくまで筆者の感覚です。

常時表示を気にするよりはバックグラウンドで無駄にバッテリーを食うアプリ(facebookとか)をバックグラウンドで動かないように制限するほうが圧倒的に省電力効果があります。

ディスプレイ焼付きについて

有機ELFディスプレイは自ら発光しますので、同じ部分に同じものを表示し続けると焼き付きまして、オフにしても表示の跡が消えません。

常時表示はエッジディスプレイ以外は表示場所が適宜変わり、同じ場所に表示しつづけることはないので焼付きの心配はありません。

まとめ

Galaxy S21 Ultra (他の最近のGalaxyシリーズでも多分)では常時表示機能があり、スリープ状態で通常なら画面が真っ暗になるところに日付・時刻などを表示できる。

常時表示をONにしてもバッテリー駆動時間へのインパクトを感じるほどではないようだ。

ディスプレイ焼付きを防ぐために、エッジディスプレイ形式以外では表示される場所は毎回ランダムに変わる。

海外と仕事をする人は、世界時計を常時表示しておくと多分相当便利。



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