春の浜離宮恩賜恩賜公園

春の浜離宮恩賜恩賜公園

東京都区内には庭園が多くあります。その一つが浜離宮恩賜公園、通称浜離宮です。先日、ソメイヨシノは終わった時期でしたが丁度機会があって行ってきました。


浜離宮恩賜恩賜公園の概要

何処にある?

浜離宮というくらいですから海の近くですね。

最寄り駅はJR山手線・京浜東北線・東海道線の新橋駅です。

地上を通ると結構遠回りになりますので、ここは地下から行く方が多分楽でしょう。

浜松町よりの汐留改札(地下)から出て地下道をカレッタ汐留の方に行き、カレッタ汐留の中で地上に出ると良いでしょう。

▼新橋駅から地下を通って浜離宮へ行くルート(PDF)

地上へ出ると高速道路が複雑に絡まり合った場所に出ますので、すぐそばが浜離宮です。

歴史は?

以下の情報はWikipediaを参照しています。

寛永年間(1624年-1644年)までは将軍家の鷹場でした。その後甲府藩主である徳川綱重により甲府藩下屋敷として使用されました。綱重の子である徳川綱豊が第6代将軍家宣となり、以降将軍兼の別邸となり浜御殿と呼ばれました。

時は流れて明治時代になり浜御殿は宮内省の管理となり離宮と改称されました。1869年には改修されて外国人接待所「延遼館」となり維新後も迎賓施設として利用されドイツ皇太子やアメリカ大統領の迎賓に利用されました。

関東大震災から東京大空襲を大きな被害を受けましたが、終戦後は都立公園として整備され現在に至ります。



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訪問しました

六義園のように起伏がある回遊式の大名庭園ではなく、本当に「公園」です。

純然たる日本庭園を期待すると期待はずれになる可能性大でありますが、広々として気持ちが良いのは間違いありません。

(以下の写真は全てiPhone 13 Pro Maxで撮影したものです)

▲コンラッド東京を背景にした立派な桜の木

▲まだまだ桜も残っていました。

▲どこを撮っても必ずビルが背景に入ります。

▲何故か菜の花畑と高層ビル群

▲一瞬シンガポールのマリナベイサンズを想起する風景

すぐそばを高速道路が走っているため、園内何処にいても車の走行音が絶え間なく聞こえてきますし、どこを見ても・撮っても背景にはビルが入ってしまいます。

趣があるかどいえば個人的にはNOだと思いますし、しっとり静かに落ち着いて時を過ごせるかというと疑問を感じるというのが正直なところ。

浜離宮恩賜公園と「公園」の名称通りであり、しっとり落ち着く「庭園」とはちょっと違う。

だからといって悪いわけではなくて、起伏がない平坦な公園で見通しが良いので、開放感はたっぷりあります。

まとめ:楽しみ方

都会であることを忘れることは難しいですが、園内は結構広いので歩きながら周辺のビルと園内の木々とのバランスを取れる場所を見つけて写真を撮るなどは面白いと思います。

本来ならレジャーシートを敷いて座れる場所もあるのですが、現在はコロナの影響でレジャーシートの利用は禁止となっていますのでご注意ください。

わざわざ行くと都内あるいは周辺地域からはどこからも結構不便だと思います。何かの折に近くへ行った時に一緒に立ち寄るといいかもしれません。



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