誰もない「金沢 ひがし茶屋街」を撮るには?

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観光客が絶えない金沢の観光名所の一つが「ひがし茶屋街」です。前回(2022年4月)の訪問では偶然が重なって人っ子一人いない「ひがし茶屋街」に遭遇しました。

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近江町方面からひがし茶屋街へ

筆者はいつも近江町エリアの定宿をとっていますので、この日の朝も近江町から尾張町経由でひがし茶屋街へ散歩にでかけました。

前夜から雨が降り路面はまだ雨の跡が残っている平日の朝7時過ぎです。

近江町市場エリアから百万石通りを尾張町方面に向かうと、左手に金沢蓄音機館が見えてきます。

ここを左に入りまっすぐ行くと突き当たりに「久保市乙剣宮(くぼいちおとつるぎぐう)」、通称「くぼいちさん」があります。

鳥居をくぐり(参道の中央は神様のとおり道なので人は真ん中を避けて歩くのがマナー)境内に入りお参りしたあと拝殿の右へ入ります。

一見行き止まりなのですが、駐車場になっているのでその奥を見ると入っていける場所があります。

ここを歩いて行きます。

石段があります。

ここが「暗がり坂」と呼ばれるところ。

昼間でも陽の光が届きにくいことからこの名がついたそうであります。

以前、久保市乙剣宮で神前結婚を挙げられたのでしょうか、この暗がり坂に眩しいばかりの花嫁衣装の花嫁さん(と花婿さん)が写真を撮られているのをみたことがあります。

ここを降りていくと主計町(かずえまち)茶屋街のど真ん中に出ます。

昔、尾張町の旦那衆が主計町のお茶屋さんへ人目を忍んで通うのに使ったのがこの経路だと聞きます。

暗がり坂を降りて振り返るった風景。

主計町茶屋街は、ひがし茶屋街のように道路の両側にお茶屋さんがあるのではなく、片側は浅野川がありますので、お茶屋さんは片側だけにあります。

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誰もいない…ひがし茶屋街

そして通りにでて信号を渡ってしばらくいくとひがし茶屋街。

▲だれも歩いていません

▲まっすぐ突き当たりまで誰もいません。

▲突き当たりまで行って振り返りましたがやはり誰もいない

ひがし茶屋街のメインスリートですが、いつもならば少なからぬ観光客がそぞろ歩いています。

しかしこの日は多分以下の条件が重なり人っ子一人いません。

・朝方近くまで雨が降っていた。
・平日である。
・朝7時半ごろである。

普通に考えてこの近くか近江町エリアに滞在しない限り、朝7時半にひがし茶屋街にくる酔狂な観光客はいないでしょうし、お茶屋さんの皆々様もまだおやすみかもしれません。

逆に言えば、観光客がいないひがし茶屋街を撮りたければ、こうした条件が整った?時がチャンスというわけです。

だれも歩いていないので肖像権とかプライバシーもへったくれもありません。

誰もいないひがし茶屋街は、金沢24回目にして初めてでした。

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