東京から金沢へ、飛行機か新幹線か？

首都圏在住の皆さんは金沢へ行くとしたら何で行きますか？大多数の方は新幹線だと思います。しかし飛行機好きな筆者の場合は飛行機のみもしくは併用です。どっちがいいの？

飛行機と新幹線：料金比較

起点がどこかによりますが、例えば仮に総武線の船橋駅が最寄駅だとしましょう（筆者宅ではありません、念の為）。

Yahoo!路線情報で片道分を検索してみます。

・区間：JR船橋駅→JR金沢駅
・月日：5月19日(木曜日)
・往路：できるだけ朝早く（羽田なら7時半〜9時、新幹線なら6時半〜8時）

飛行機の場合（片道）

飛行機の運賃はGoogle Flightsによる5月6日検索した時点の料金で所要時間は前後の手続きや荷物ピックアップ時間を含む最低時間。

新幹線の場合（片道）

新幹線はかがやき（全車指定席の普通席を利用）として検索。

予想通り時間的には新幹線の圧勝であります。

両者の運賃の差

我ながらちょっと驚いたのですが、感覚的には飛行機のほうがもっと高いと思いましたが、事実上はほとんど差がありません。新幹線と飛行機だけなら飛行機のほうが安い時は安い。

ANAのスーパーバリューならば6月25日(土)のスーパーバリューだと8,970円で新幹線より随分安くなります。同じANAで最も高いのは8月13日(土)のスーパーバリューで13,770円です。

新幹線の場合、船橋から東京経由金沢だと通念で14,300円となり季節料金はありません。

しかしJR東日本の場合「えきねっとトクだ値」列車・席数・区間限定の割引運賃があります。この場合東京から金沢までが9,920円となりまして、他に船橋から東京までのIC運賃396円が必要になり、最安の合計は9,366円となります。

最も安い時期に行けば飛行機だと船橋駅から金沢駅まで10,885円となります。
新幹線で「えきねっとトクだ値」の30%引き運賃が取れれば合計9,366円となります。

最安だと1,500円ほど新幹線の運賃が安くなりますが予約時期に制限があり販売座席数も多く無いため必ず帰るとは限りません。これはANA（JAL）も同じです。

制約が少ない運賃だと500円ほど飛行機のほうが高くなりますが、まあ誤差の範囲内かと。

一番の違いは所要時間で1時間ほど新幹線のほうが早いです。

両者の到着時刻の差

現地での滞在時間を長くとりたいので可能な範囲で始発を選んでみましょう。

飛行機の場合は京急で羽田空港に到着してから出発まで30分しかとっていませんので、実際にはもっと早めの電車に乗る必要があると思います。その余裕をとってもう少し朝遅くしたのが２行目の例。

朝平日の羽田空港は保安検査が結構混雑することが多いので要注意です。特に7時を過ぎるとビジネス客でかなり混雑します。JALのサファイア会員以上かJGC会員、ANAのプラチナ会員以上かSFC会員であれば専用のチェックインと保安検査が使えるのであまり心配はありませんが、ステータスがない方は朝のフライトは1時間半前には空港に到着した方が良いと思います。

もう一つ、気にしたいのが現地初日到着時刻です。

これが早いほど金沢の初日を長く楽しめます。

これは前泊したのと同じくらいに到着日を有効に使えます。

筆者は一度かがやき501号で金沢入りしたことがありますが、それはもう十分に初日を楽しめました。

朝、自宅でうだうだしているより、眠くても早起きしてかがやき501号で金沢入りを薦めます。とても有意義な初日を過ごせます。

飛行機は保安検査やチェックインの混雑を考慮すると船橋から5時間ほどかかることになり、新幹線とは1時間半くらい差がでてしまします。

ちなみに、帰るほうも新幹線のほうが金沢により遅くまでいられます。

結論

費用的には通常の料金だと大差ない。制約の多い最安料金だと新幹線のほうが1,500円ほど安くなる。

所要時間はどうひっくりがえっても新幹線のほうが1時間から1時間半くらい飛行機より短い。

金沢駅に9時前に着いて有意義な初日を過ごしたければ新幹線一択。最終日も金沢滞在を長くしたければ同じく新幹線一択です。