ANAプレミアムメンバーが獲得したプレミアムポイントに応じて付与されるアップグレードポイント。有効期限は年度内のみで翌年度への繰越はできません。年度内に使わなかった分はきれいさっぱり消滅します。年度内にANA搭乗予定があり使えるなら使ってしまいましょう!
ANAアップグレードポイントとは
ANAプレミアムメンバーがANA便に搭乗した際に付与されるプレミアムポイント数に応じて付与されるものです。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/premium/overview/upgrade-point/
獲得プレミアムポイント(1月〜12月) | アップグレードポイント数(翌年度分) |
250,000 〜 | 100ポイント |
200,000 〜 249,999 | 80ポイント |
150,000 〜 199,999 | 60ポイント |
120,000 〜 149,999 | 50ポイント |
80,000 〜 119,999 | 40ポイント |
40,000 〜 79,999 | 20ポイント |
30,000 〜 39,999 | 10ポイント |
20,000 〜 29,999 | 8ポイント |
10,000 〜 19,999 | 6ポイント |
1 〜 9,999 | 4ポイント |
0 | 0ポイント |
ダイヤモンド会員、プラチナ会員、ブロンズ会員、スーパーフライヤーズ会員の種別を問わず、獲得したプレミアムポイントのみで決まります。
ANAグループ便でマイル積算対象運賃で一度でも乗れば、獲得プレミアムポイント数が1ポイント以上あれば、翌年度用として4ポイントが付与されます。
東京発の便で最もプレミアムポイントが少ないのは新潟線で、100%付与でも167ポイント、30%付与だと50ポイントです。プレミアムポイントが10,000を超えるのはそれなりに飛ばないといけないので大抵の人は年度分として4ポイントがもらえることになります。
アップグレードポイントの利用
ブロンズメンバーがANAラウンジを使うことも可能ですが、もったいないので基本的には座席アップグレードに使いましょう。
国際線が一番お得ですが、国内線でも搭乗2日前アップグレードで空席があれば東京-札幌であれば14,000円、当日アップグレードで15,000円必要になりますがそれが無料になります。
使わないで4ポイントをANAスカイコインに交換すると4,000円しかもらえません。
路線 | アップグレード内容 | 必要アップグレードポイント |
国内線全て | 普通 → プレミアム | 4 |
欧米・ロシア一部路線 | エコノミー → プレエコ | 5 |
エコノミー → ビジネス | 10 | |
プレエコ → ビジネス | 10 | |
ビジネス → ファースト | 20 | |
リゾート・東南アジア・南アジア路線 | エコノミー → プレエコ | 4 |
エコノミー → ビジネス | 8 | |
プレエコ → ビジネス | 8 | |
ビジネス → ファースト | 16 | |
東アジア・ロシア一部路線 | エコノミー → ビジネス | 6 |
オセアニア路線 | エコノミー → プレエコ | 5 |
エコノミー → ビジネス | 10 | |
プレエコ → ビジネス | 10 |
使う予定がない場合の対応
3月31日までに搭乗予定(予約ではありません、実際に搭乗する日)がなければ消えてしまいますので、3月中にANAスカイコインに交換しましょう。
1アップグレードポイント=1,000円分のスカイコイン
ANAスカイコインは、交換日から12ヶ月後の末日まで有効です。アップグレードポイントの有効期限は年度末の3月末ですから、3月1日〜3月31日の間に交換すれば、翌年3月末まで有効なスカイコインが得られます。
<例>
2022年4月1日〜2023年3月31日に有効でなおかつ未使用のアップグレードポイントが8ポイント残っている場合、2023年3月1日〜2023年3月31日の間にスカイコインに交換すると、2024年3月31日まで有効な8,000円分のANAスカイコインが得られますのでそれで航空券を購入できます。
ANAスカイコインで購入した航空券は特典航空券ではないので、マイル積算対象となり1区間でも乗れば翌年度有効なアップグレードポイントが4ポイント得られます。