DAISOのDAC内蔵 USB TYPE-C / 3.5mmイヤホン・マイク4極変換ケーブルってどうよ?

DAISOのDAC内蔵 USB TYPE-C / 3.5mmイヤホン・マイク4極変換ケーブルってどうよ?

最近のスマートフォン(Android)の多くはイヤホン・マイク(ヘッドセット)ジャックがなく、有線のイヤホン・マイク・ヘッドセットの類はすべてUSB TYPE-Cから変換ケーブルを使う必要があり、それもほとんどの場合はDAC内蔵すなわちデジタル対応ケーブルないといけません。普通は1,000円前後するのですが、先日DAISOで税込330円の格安デジタル対応変換ケーブルを見つけましたので調べてみました。

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今回調べたケーブル

今回の記事に出てくる変換ケーブル(4つ目のは変換じゃなくてUSB-C対応イヤホン)です。
・UGREEN 80154
・ELECOM AD-C35SDWH
・SAMSUNG TypeC to 3.5mm イヤホン変換ケーブル
・SAMSUNG  by Galaxy TYPE-C EARPHONES EO-IC100BBEGKR
・DAISO USB Type-C イヤホンジャック変換コード 5cm 4極マイク対応

最後のDAISOのものはこれです。

Windows 11 PCのUSB TYPE-Cに差し込んで設定から調べました。

[設定] > [システム] > [サウンド]

これで該当するデバイスのプロパティから出力の形式を調べます。



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対応ビット数と対応サンプリング周波数

比較のために前述のケーブル全てについて記載しましょう。

UGREEN 80154

16ビット/44100HzのCD音質から、それを超えて〜16ビット/192000KHz、24ビット/96000Hzまでのハイレゾに対応しています。

ELECOM AD-C35SDWH

こちらは16ビット/44100HzのCD音質に加えて、それより低品質の16ビット/8000Hz・16ビット/16000Hz・16ビット/32000Hzにも対応し、音質が高い方はUGREEN同様に24ビット/96000Hzまでのハイレゾに対応しています。

SAMSUNG TypeC to 3.5mm イヤホン変換ケーブル

どういうわけか対応しているビット数とサンプリング周波数が出てきません。もちろんイヤホンを繋いでWindowsから何か再生すればちゃんと聞こえます。

なので対応ビット数・対応サンプリング周波数は不明です。

SAMSUNG  by Galaxy TYPE-C EARPHONES EO-IC100BBEGKR

FMラジオを内蔵しているGalaxy S23 Ultraで、FMラジオを聞くことができるおそらく唯一のイヤホンです。これ以外ではUSB TYPE-Cイヤホンアダプタを使ってもFMラジオアプリはアンテナがないということで動いてくれません。安いですがAKGなので意外にいい。

こちらは最高32ビット/96000Hzまでのハイレゾに対応しています。

もっともイヤホン本体の性能がそれに追従しているかどうかは別の話です。あくまで論理的に対応しているというだけ。

DAISO USB Type-C イヤホンジャック変換コード 5cm 4極マイク対応

DAISOにて330円で買ってみたもの。

対応しているのは16ビット/44100Hz(CD音質)と16ビット/48000Hz(DVD品質)だけありハイレゾには対応していません。

ハイレゾ非対応といっても、Galaxy S23 UltraでSpotifyアプリで普通に再生できるのは確認済みです。ストリーミングであれば別にハイレゾ対応でなjくても問題無いと思います。

ちなみに他の変換ケーブル同様、Galaxy S23 UltraのFMラジオはこの変換ケーブルでは使えません。

結論

DAISOで330円(税込)で売っている「USB Type-C イヤホンジャック変換コード 5cm 4極マイク対応」は、CD音質であるが普通にPCのUSB TYPE-CやAndroidスマートフォンで使える。



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