Androidでは簡単なのにiPhoneではOneDrive内のテキストファイル作成・編集が容易ではない

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AndroidとiPhoneを完全に併用するようになってから3年4ヶ月たちます。この経験でどうしてもiPhoneでは簡単に出来ないことがあります。OneDrive内の任意のフォルダーに置いてあるテキストファイルのリモート編集であり、新規テキストファイルの作成です。Androidだと楽勝なんですが….

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Androidの場合

余計な文字装飾は一切不要でプレーンテキストに特化して欲しいのです。Androidでは話は非常に簡単で方法もいろいろあります。

筆者の場合は以下の方法です。

・ファイル管理アプリの”File Commander”を利用している。
・テキスト編集に”Jota+ (Text Editor)”を利用している。
・これらによりOneDriveアプリから編集したいテキストファイルを選ぶと簡単に”Jota+ (Text Editor)でテキスト編集できる。

[Google Play] File Commander

非常に使いやすくて万能とも言えるファイル管理アプリで、Google Drive、DropBox、OneDrive、OneDrive for Business、BoxといったクラウドとローカルストレージやローカルネットにあるNASなどをシームレスにファイル管理ができます。有料ですが無料版で使えます。実際、筆者は無料版を使っています。

[Google Play] Jota+ (Text Editor) (「イオタ・プラス」と読みます)

無料でもローカルファイルの編集などに利用できますが、一回買い切り660円で”Jota+★PRO-KEY”を購入すれば以下のことができるようになります。

-広告を非表示。
-タブで同時に開くファイルの数の制限がなくなる。(無料版:2ファイル)
-外部ファイルシステムへのアクセス制限がなくなる。(無料版:一日2回)
-エディタ背景画像の設定機能が利用できる。
-設定ファイルのバックアップ/リストア機能が利用できる。
-Storage Access Frameworkが利用可能になる。(Android4.4以降)
-定型文の最大保存数が99個になる。(無料版:2個)
-クリップボード履歴の最大保存数が9個にる。(無料版:2個)
-Intent受付時に全てのmimeTypeを受信出来るようになる。
-ファイルブラウザのブックマークの最大保存数が20個になる。(無料版:2個)

特に重要なのが「Storage Access Frameworkが利用可能になる」というところで、これがないとクラウド上ファイルをオンライン編集できません。

サブスクリプション全盛でなんだかなぁと思う昨今、660円の買い切りですのでお安いものです。

筆者イチオシのAndroid版テキストエディタです。

“File Commander”アプリでOneDrive(OneDrive for Business)あるいはGoogle DriveやローカルネットのNASの適切なフォルダーを開き、目的の.txt拡張子のファイルを開きます。

最初だけ開くアプリを聞いてくるので、”Jota+ (Text Editor)”を常に使うように指定すれば、あとはFile Commanderから目的のクラウドのフォルダーを開けば、新しいテキストファイルでも既存のテキストファイルでもオンラインで編集できます。

実に簡単でシンプル、PCやMacとほぼ同じ感じで使えます。

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iPhoneの場合

iPhone 3G以来のiPhoneユーザーである筆者ですが、クラウド上のテキストファイルをオンライン編集するというシンプルなことが簡単にできないのがiOSの「特徴」です。

Microsoft OneDriveアプリやGoogle Driveアプリでクラウド上にあるテキストファイルの閲覧は可能ですしファイル名変更もできますが、テキストファイルの中身の編集はできませんし新規にテキストファイルを作ることもできません。

OneDriveアプリやGoogle Driveアプリがインストールしてあればデフォルトの「ファイル」アプリで中を見ることは可能であり、異なるクラウド間でファイルのコピーも可能です。しかし編集はできません。中身を全選択して「メモ」アプリへのコピペ。そこで編集してもクラウドへ戻すのはそう簡単ではありません。別のファイルとしてOneDriveアプリやGoogle Driveアプリでアップロードするしかありません。

ファイルが短ければいいですが、かなり長いテキストファイルだとこの方法も危ない。

そもそもiOSはPCやMac、Androidのようにユーザーにファイルシステムのツリー構造を扱わせるようなことは許しておらず、アプリに依存するデータとしてのみ管理可能になっているのが諸悪の根源です。

これらのアプリの「共有」機能(上向矢印)を使ってiEditorアプリに送ってそこで編集はできますが、そのままSAVEしてもクラウドには書き戻されません

やろうと思えばもちろんできるのですが、Androidの何倍もの手間がかかります。手間がかかるということはそれだけミスをする可能性もあり、せっかく編集したテキストを失う事故リスクも高くなります。

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結論

クラウド上でテキストファイルを書いたり、編集したりすることが多い人は素直にAndroidを使ったほうが、遥かに手間が省けてせっかくのテキスト喪失といった事故リスクも減るので、iPhoneにしがみつかないほうが幸せになれる。

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