おじさん金沢一人旅 〜2〜

1日目:金沢市内へ

小松空港のビルを出てリムジンバス乗り場に行き、いつもの通りICaをタッチして金沢駅・香林坊行きのリムジンバスに乗車。見慣れた風景を見ているうちに夢の中。

11時前にホテルにチェックイン。定宿なのでスタッフは顔見知りの人が多く「いらっしゃいませ」というよりは「お帰りなさい」という感じ。実際、前回はあるスタッフが私の到着を見て開口一番「お帰りなさい」だったからなぁ。

チェックインを済ませて、いつもならコーヒーをいただくのだがコーヒーは飛行機の中で飲んだので、加賀棒茶をいただく。ああ、ほっとする暖かさと味わい。ゆっくり味わいスタッフとの会話を楽しんだとホテルから出て、いつもの通り、金沢城公園の黒門口から入る。流石に紅葉にはまだ早いが、今年は変な天気が続いたので紅葉も変かなのかも。

新幹線始発のかがやきで来ると9時前に金沢駅に着き、JALの小松行きの1番の便だと10時前に金沢駅、そして今回のANA751便で来ると10時50分くらいになるので、一番早く着く新幹線よりは2時間近く出足が遅いことになる。

金沢城

例年はJALなので、概ね1時間くらい遅いだが、1時間の違いで金沢城公園には少なからぬ人がいて、二の丸広場では幼稚園児達が屋外で体育?をやっていた。

11時45分、鶴の丸休憩所で一休み。天気は快晴で暑いくらい。雨の多い金沢でこういう抜けるような青空の日はそう多くない。秋の快晴が最後になり冬場は日本海特有のどんよりした天気が続く。この抜けるような青空では金沢城の白がよく映える。

祝日土曜日の前なのだが、結構、観光客が多い。とはいえいっときより中国・アジア系の観光客が減ったように思うが、単にそう感じるだけかもしれない。

兼六園

石川門から出て兼六園の桂坂口から兼六園に入る。桂坂口はピーク時は長蛇の列になるので、そういうときは茶店沿いに歩いて蓮池(れんち)門口から入るのぎ混雑を避けるコツ。兼六園は、観光客が真っ先に入るであろう桂坂口と、そこが混雑している場合の蓮池門口、そして金沢21世紀美術館のある広坂に出る真弓坂口の三つの出口を覚えておくとよい。

徽軫灯籠(ことじとうろう)はスルーして霞ケ池へ行くと、丁度、唐崎の松の雪吊りをしていたところだ。雪吊り作業生で見たのは初めて。来てよかった。なんせ年に一度しか見ることができないイベントに遭遇したからラッキーだ。

ぼちぼちお腹すいタァ、と、時計を見ると12時を回っている。12時20分、兼六園真弓坂口から出ていしかわ四高記念公園にやってきて、お昼をどうしようかな思案をかねて休憩。この辺りの空気感が大好きである。のんびりしてきて、それでいて香林坊の賑わいもわずかに感じるあたりのバランスが実に良い。

アメリカ楓通り

いしかわ四高記念公園と香林坊大和の間に通称アメリカ楓通りというのがあり、普通の紅葉を前に、アメリカ楓が色づくのである。色づいたアメリカ楓通りは実に美しい。この楓の葉が落ちるころに、兼六園や金沢城公園、卯辰山などが色づき始めるのだ。

お昼の選択肢は、香林坊大和の地下で加登長のうどんか玉寿司の盛り合わせ寿司、あるいは東急スクエアの裏へ回ってグリルオーツカのハントンライス、近江町に戻って百万石うどんか、かいてん寿司大倉、割烹むら井のまかない風か。

お昼は割烹むら井

いろいろ迷って、せせらぎ通りの割烹むら井でまかない風『日替り御膳』1,080円。以前、行きつけ宿のマネージャーから教えてもらったお気に入りの店で、ここは絶対オススメ。

狭い店内のカウンター席で、ふと前を見ると水槽にすっぽん君が居る。むら井は何度も来ているが、以前からすっぽん君がいたのか、最近登場したのか定かではない。なんかひょうきんな顔立ちでのーんびりしていて可愛いかも。

個人的にむら井のお昼のオススメは、甘エビ天丼またはまかない風『日替り御膳』。どちらも税別で1,000円。

甘エビ天丼は、大きな甘エビの天ぷらがかなりの数乗っていてすごく美味しい。美味しいけれど、殆ど全部エビなので途中で飽きてきしまう。

過去に二度ほど美味しくいただいたが、もういいかなと、以来日替りばかり頂いている。毎回何が出てくるのか楽しみなのがのが良いである。今回は、焼きブリのきのこ餡掛け、おでん、刺身、ブリの出汁の効いた味噌汁、茶碗蒸し、胡瓜の漬物、エビフライ、ごはん。すなわち、揚げ物、刺身、煮物揚げ物、煮物、焼き物、汁物、椀が付いている。割烹なので一通り揃っているというわけか。これで1,080円(税込)は絶対お得であり食べない手はない。

せせらぎ通りを散策

せせらぎ通りから入ると、むら井へは階段を上った二階だが、店の反対側は道路、こういう段差は加賀藩時代の総構(そうがまえ)惣構の跡であることが多い、大抵の場合はだが。

お腹も膨れたので少し歩こう。むら井の2F側がせせらぎ通り沿いなのでせせらぎ沿いを歩く。このせせらぎは、犀川からわかれた鞍月用水た。知る限り、東京にはこういう静かな空間が身近にはないのでとてもフレッシュできる。

せせらぎ、つまり鞍月用水沿いは遊歩道が整備されているので、ゆっくり散策を楽しめる。香林坊裏あたりから歩き出すと、駅近くまで行きつく。香林坊から武蔵ヶ辻を経て金沢駅まで歩くとかなりの距離があり、普通に歩くと30分以上かかるが、鞍月用水沿いを歩くと20分ほどで駅近くに着く。東京だとありそうでなかなか見かけないけれどもここでは普通の風景だ。晴れた日には、せせらぎの音が実に心地よいのでオススメ。

Coffee Break

金沢駅に到着、さすがに少々歩き疲れた。今朝家を出てからここまでで14,000歩だが、スタミナは取っておかないと。この辺りでコーヒータイム。

金沢駅近くでゆっくりくつろいでコーヒー飲めるところは、ありそうでないのだが、オススメは金沢フォーラス5階にあるniko and …かな。となりの未来屋書店とタイアップしたブックカフェだ。ソファでゆっくり休憩できる。

niki and…で1時間ほどゆっくりして、時計を見ると15時20分。さて、どうしよう?とりあえず一旦宿の部屋に入ろうかね。

定宿に戻ると、見慣れた別のスタッフがいて、お久しぶり!とにっこり。定宿なので完全に顔パス状態、先に書いたようにおかえりなさい状態。

かいてん寿し大倉

部屋でくつろいでいるうちに、晩御飯をどうするか考える時間になった。観光客的視点では食べるところには困らない。金沢訪問最初のころならお高い海鮮丼とかもありだったがが、かなり馴染んできた今ではもっと庶民的で美味しいものにしたい。

17時半前、少し早いけれどかいてん寿司大倉にしよう。

いただいたのは、青物三種 290円、かんぱち 290円、輪島産活平目 380円、炙りサーモン 290、ぶり 250→190円(最後のネタだったらしいのでおまけ価格)、あおりいか 250。

青物三種

本日のオススメを中心に頼んでいるのだが、なぜか地物は少なくてマグロがやたら目立つ。マグロ好みの関東人が増えたので増えてきた客の好みに合わせているのかな?こちらは旬の地物がいただきたいのだがあまりないのは非常に残念。以前はこんなじゃなかったのになぁ。かいぜん寿し大倉はあまりおすすめできない店になってきたかもしれない。ちょっと不満が残ったので、明日も別のところで寿司を食べよう。金沢狙いの観光客が来ないところが良い。

帰りにファミリーマートで夜食にミックスサンドとほうじ茶を買って宿に戻り一日終わり。

本日の収穫。20,916歩、16.19km。

(続く)


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