空港ビル内の展望風呂「風の湯」〜セントレアの魅力〜

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この記事では、全国でも新千歳とセントレアにしかない空港ビル内の大浴場について、セントレアの「風の湯(ふうのゆ)」の利用体験を通じてセントレアの魅力の一部を探ります。

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空港ビル内大浴場は新千歳とレントレアだけ

全国に空港は数多くありますが、ターミナルビル内の誰でも使える本格的な大浴場があるのは新千歳空港の「新千歳空港温泉」と中部国際空港(セントレア)の展望風呂「風の湯」だけです。

新千歳温泉

新千歳空港ターミナルビルの4Fにあり、同フロアには雪ミクスタイタウンや新千歳空港シアターなどがあり、このフロアで最大の面積を占めているのが新千歳温泉です。

最大の特徴は午前10時から翌朝午前9時までの23時間営業ということで、フライトキャンセルを食らって帰れなくなった人や、早朝フライトに乗る方に人気があるそうです。

特徴は午前1時からの深夜料金を支払えば、朝食が無料サービスとなりさらに午前5時以降の入浴は別途朝風呂龍よく料金が必要ですが、朝風呂も楽しめます。

休憩室での仮眠だけではなく、ツインベッドルームが11室あるので予約しておけば普通にベッドで眠ることもできます。

一人で使うと深夜までの入浴料(利用料)1,500円と、深夜料金1,500円、シングル利用で7,000円なので、一人10,000円ということになります。

風の湯(ふうのゆ)

さて、今回のメインテーマであるセントレアの展望風呂「風の湯」です。

4Fスカイタウンの飲食店が多く集まる「ちょうちん横丁」側にあります。

入り口はこんな感じで、飲食店の中に紛れているので、風呂だと気づかずに通り過ぎる人も多々いらっしゃるようです。

いちおう暖簾には「ゆ」と書かれているんですけどね。

この施設内には、展望風呂「風の湯」、お食事処「風々茶屋」、リフレッシュサロン「Grand Raffine」がありますが、ウリであるメインは「風の湯」でして、展望風呂が特徴となります。

そうなんです、セントレアのだだっぴろいスカイデッキ(展望デッキ)の一部を利用している感じですが、当然デッキからは全く見えないようになっています。

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風の湯(ふうのゆ)

施設概要

浴室内の設備などは、私が実際に利用して確認したものです。女風呂は実地確認できませんので悪しからず(笑)。

場所中部国際空港 ターミナルビル4F ちょうちん横丁
営業時間08:00〜22:00 (最終受付 21:00)
入浴料大人(中学生以上)1,080円 
小人(小学生以上)620円 
幼児(6歳未満)210円 
※幼児以外はタオル・バスタオルのレンタル込み。
支払い方法

現金の場合は、自動券売機による事前精算。
交通系ICやクレジットカードの場合はカウンターでの事前精算。

事前精算時にシューズボックスの鍵と交換でロッカーの鍵を貰えます。

浴室内設備

シャワーブース
洗い場
寝湯
ジャクジー
大浴槽
水風呂
電気風呂
サウナ

更衣室内設備ロッカー(上下2分割タイプ)
化粧台(男湯の場合、綿棒・ティッシュ・プラスチックブラシ[消毒器から取り出す]、化粧水、ヘアトニック、ヘアリキッド)
販売品男性用トランクス
女性用ショーツ
男性用半袖シャツ
男性用ソックス

販売品は正直貧弱すぎるので、ターミナルビルのコンビニ(アクセスプラザのファミリーマートかターミナルビル1Fのローソン)UNIQLO、無印良品などで購入したほうが多分幸せになれます。

風の湯で下着を買うのは最後の手段ですね。

期間限定かもしれませんが、LINEでお友達になると初回限定で100円引きクーポンが貰えます。

本家サイトはこちら。

Adobe Flashが必要ですが、浴室内の360度写真もありますのでぜひご覧ください。浴場施設内は撮影禁止です(当然)なので、こちらに掲載できる写真がありません。

入り口まで….です。

これはロビーみたいなところですが、有料のマッサージ機、フットマッサージなどもあります。

上の写真の暖簾(左が女湯、右が男湯)を潜ると更衣室です。

利用してみた

実際に利用してみました。

冒頭の写真のように、「ゆ」と書かれたグリーンの暖簾をくぐりますが、すぐに土足禁止なので、靴を脱いでシューズボックスに入れ鍵をかけます。

現金支払いならば、入って正面にある券売機で利用券を書います。LINEクーポンを使うとか、クレジットカード・交通系ICカードでの支払いの場合は、カウンターで支払います。

支払いが終了すると、シューズボックスの鍵と引き換えにロッカーの鍵とレンタルのバスタオル・タオルを貰えます。

貴重品(パスポートや財布など)はカウンター近くにセキュリティボックスがあるのでそこに入れましょう。

あとは一般の浴場と同じなので省略。

ここでしかできない体験

素っ裸っで専用デッキに出て(一般のスカイデッキからは見えません)滑走路やスポットを見ることができます。素っ裸でターミナルビル内から飛行機を見られるのは数ある空港の中でここだけです。

セントレアは真南北に向いた3,500m滑走路が一本だけ(18/36)なので、離着陸頻度が高いため、ちょっと見ている間もぶんぶん飛びます。

風の湯は国内線側にあるので、残念ながら国際線の機材をまじかでみることはできません。

機材で一番多いのは、737-800ですがANAだと地方空港との間を結ぶボンバルディアも結構頻繁に見ることができます。羽田だと見られるかどうかわかりませんが、ここでは結構な頻度で見ることができます。

風呂の屋外に作られたデッキなので、雨が降っていても外に出ても気になりません。体が冷えてくれば風呂で暖まり、また外へ出て飛行機を見る。飛行機好きにはとても贅沢な体験かもしれません。

一般に風呂を利用するのは夕方とか夜が多いかもしれませんが、ここのオススメは朝です。朝風呂というのは格別です。

海外からの深夜フライトで朝到着してリフレッシュするにはもってこいです。ステータスほ無料で使えるラウンジのシャワーもいいですが、たかだか1,030円ですから、それを払ってこの素晴らしいお風呂に入った方がはるかにリフレッシュできますよ。

風々茶屋

暖簾をくぐると左側が風の湯、右側にあるのが風々茶屋といいまして、セントレアで唯一座敷形式の食事処です。

私の目についたメニューはこれです。

題して名古屋定食。

海老フライ2本、味噌ヒレカツ、ミニきしめん、ご飯、味噌汁、香の物。これで1,500円。

1,500円というと高そうですが、フードコート以外ではまともな食事で1,000円でお釣りがくる店は非常に少ないので、まあ悪くないと思います。

上の写真右側が名古屋定食ですね。

残念ながら今回はこれをいただきませんでしたが、次回はぜひと思っています。

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まとめ

  • 中部国際空港(セントレア)には、日本で二箇所しかない空港ビル内大浴場のうちの一つ、「風の湯(ふうのゆ)」があります。
  • 素っ裸(下品ですみません)で飛行機をまじかで見られるのは、日本でここだけ。雨が降っていても、風呂で体は濡れているので全然問題なし。寒くなれば風呂で温まれば良いのです。
  • 深夜フライトで海外から到着した時は、ラウンジシャワーなどより遥かに・圧倒的にリフレッシュ度が高いです。乗り継ぎ時間に十分余裕をつくって、風の湯を楽しみましょう。
  • オススメ利用時間帯は午前中、特に朝です。空いているし、明るい空の下での展望風呂は格別です。
  • セントレアに行く機会があれば、1時間ほど時間を余分に作って是非風の湯を味わってください。それだけの価値はあります。
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