転勤・引越シーズンに備えての特集「実用引越講座」(連載2回目:引越計画立案、業者選択)

転勤・引越シーズンに備えての特集「実用引越講座」(連載2回目:引越計画立案、業者選択)

旧コンテンツですが1995年9月に執筆した「実用引越講座」というものがありました。地味に人気コンテンツでしたが、これから春までの転勤・引越しーズンに備えて、現在の状況などを加筆した「実用引越講座」を何回かに分けてお届けします。引っ越しを予定されている方は保存版コンテンツとしてぜひブックマークしていただきお読みください。

連載1回目:物件選び
連載2回目:引越計画立案、業者選択 (★今回)
連載3回目:荷造り等準備
連載4回目:旧居と新居の点検
連載5回目:引越当日
連載6回目:事後の手続き

引越計画立案

やるべきことリスト(事前)

さて、引越先が決まったところで、次は具体的な引越の準備に入ることになります。

まず行うことはやるべき事のリストアップです。

やるべき事を洗い出し引越の日の前後に当てはめて行きましょう。
例えば当日までにやることは、主に次のようなことになります。

  1. 引越先の下見と清掃を行う。
  2. 室内、収納や開口部の幅・奥行き・高さを計る。
  3. 付近の道路事情を調べてトラックの進入路や荷下ろし場所を把握する。
  4. 事前に購入すべきものをチェックする。(カーテンなど)
  5. 新居での家具配置を決定する。
    計ってきた寸法を元にして、家族で相談して家具配置を決める。
  6. 部屋の見取り図と家具配置図を作成する。
  7. 引越請負業者から見積を取る。(詳細後述)
  8. 電気・ガス・水道・固定電話に旧居の精算を依頼する。
  9. 新居でのガスの開栓を依頼する。(できるだけ引越前に開栓しておく)
    ガス開栓は必ずガス会社の作業員が行います。
    電気はブレーカーを上げて、ぶら下がっているハガキで使用開始届を出すだけ。
  10. 郵便局へ転居届を出す(ネットでOK)
    https://welcometown.post.japanpost.jp/etn/
  11. NHKへ転居届を出す。
    https://www.nhk.or.jp/tenkyo/
  12. 区役所や市役所へ転出届を出す。子供の転校手続きもお忘れなく。

やるべきことリスト(事後)

さらに、当日以降にやることをあげてみましょう。

  1. 区役所や市役所へ転入手続きをする。
    同時に住民票の写しも何通かもらっておく。
  2. 運転免許証の記載事項変更届けをする。住民票の写しが必要です。他府県からの転入では写真が必要になります。
  3. 勤務先・クレジットカード会社・銀行・証券会社・生命保険会社や損害保険会社へ移動届を出しましょう。

と、まぁ、かなりいろいろあります。

これらの抜け漏れを防ぐ方法はただ一つ。

順序はどうでもよいから、とりあえず思いつくことを全てリストにし、それをカレンダーに埋め込んでゆくのです。

そして何度か検討すると良いでしょう。

業者選択

大手業者と中小業者

引越業者も街の小さな運送屋から全国レベルの大手までいろいろあります。

費用に関して言えば大手ほど高く、小さな業者の方が安い傾向にあります。しかし事故があったときの対応は一般的にはその逆が一般的ですが、最近は大手でもいい加減なところもあり、小さくてもしっかりしているところもありますから難しい。

独身で荷物が少なければ小さな業者で簡単に安く済ませた方がよいでしょう。

家族持ちで高級な家具が多ければ、それなりの規模でしっかりと補償もある大きな業者の方がよいでしょう。

大手業者には大きな落とし穴があることを忘れてはいけません。具体的な社名はあげられませんが、テレビで盛んにCMをしている某大手引越専門業者や日本有数の運送会社の場合は、家庭の引越には下請け業者がくることが多いのです。

トラックにはその大手業者の塗装が施してあるが、よくみると○○運送とか書いてあることが多かったりします。日本でもトップクラスの規模の後者の場合は、企業の引越は直営で行うが、家庭の小さな引越は同じく下請けや孫請けの場合が多いのでご用心。

勘違いがあるとこまりますが、下請けが悪いといっているのではありません。

下請けの場合は親会社の方針やサービス教育が行き届かないので、CMやうたい文句からすると期待はずれのことが多いということ。

同じ大手でも殆ど直営の会社もあります。下請けを使う会社では、あたりはずれが大きいが、直営の場合は極端にすばらしいことも大外れということもなく無難な選択ができる。言い換えればマニュアル通りの対応とも言えます。

万一の事故補償

引越業者に見積を依頼するにあたっては、複数の業者に見積を依頼するのが常識です。

その結果一番安い業者に依頼したくなるのが人情ですが、ちょっと待ってください。

引越に事故はつきものです。家具の破損や傷だけならともかく、旧居や新居に予想外の傷をつけられて家主から高額な補修費を要求されないとも限りません。

どの業者に依頼する場合でも事故の際の補償だけは確認してください。

できれば書面で確認することだ。価格だけで決めると、結果的にはよけいに高くつき、後悔することになりかねないかねません。

次回は「荷造り等準備」となります。

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連載2回目:引越計画立案、業者選択 (★今回)
連載3回目:荷造り等準備
連載4回目:旧居と新居の点検
連載5回目:引越当日
連載6回目:事後の手続き

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