iPad Pro 11は第1世代を持っていましたが、MacBook AirのM1を買ったのを機に、それまでのiPad Pro 11 第1世代を手放してApple M1チップ採用のiPad Pro 11 第3世代を買いました。
iPad Pro 11 第3世代
最大の特徴はAppleシリコンであるM1チップ採用ということ。
もともとiPad Pro 11 第1世代自身がかなり快適に動きますので、買い替えて劇的に速度が改善したなどはありませんが、それでも随所に進化が見られます。
筆者が買ったのはWifi+Cellularモデルなのでなおさらです。
・Apple M1チップ
・5G対応(Sub-6)
・ディスプレイはミニLEDのLiquid Retina XDRディスプレイになりさらに美しくなった
・フロントカメラが7MPから12MP超広角になった
・アウトカメラが12MPの広角シングルレンズから12MP広角と10MP超広角のデュアルレンズになった
・外部接続端子がUSB TYPE-CからThunderboltになった
・フロントカメラはビデオ会議に便利なセンターフレーム(会議中のユーザーを常にセンターにおさめる)対応
キーボード・ケースはiPad Pro 11 (第1世代) で使っていたこれをそのままつかっています。
この「Logicool Folio Touch for iPad Pro 11-inch」は第1世代から第3世代までのすべてのiPad Pro 11に対応しており、純正のSmart Keyboard Folioと同じくSmart Connectorで接続されまして、充電やBluetooth接続など面倒一切なし、ケースにはめるだけでキーボードが使えます。
これは少々重さが増しますが、ペン固定機能もあり超絶オススメ品です。
学生・教職員ストア
筆者は正規の放送大学全科履修生なのでApple Storeの学生・教職員ストアを利用できます。
利用は年に2台までと限定されており、今年は春にMacBook Air M1を買っています。
ちなみに一般価格と学生教職員ストアでどれくらいの価格差があるか、iPad Pro 11のWifi+Cellularで比べてみます。
ストレージ | 一般 | 学生・教職員 | 価格差 |
128GB | 112,800円 | 106,800円 | 6,000円 |
256GB | 124,800円 | 118,800円 | 6,000円 |
512GB | 148,800円 | 136,800円 | 12,000円 |
1TB | 196,800円 | 184,800円 | 12,000円 |
2TB | 244,800円 | 232,800円 | 12,000円 |
筆者が購入したのは512GBです。
価格と用途を1TBは不要だからです。
iPad Proはデータ倉庫ではないので、大きな動画データなどはYouTubeにアップしたり処理したらSSDに移すとか自宅のNASに移すとかすればいいだけです。
パッケージ
パッケージ外装はいつものAppleです。
カラーバリエーションは残念ながらシルバーとスペースグレイの2種類のみ。
筆者はスペースグレイを求めました。
使ったSIM
SIMフリーiPadですので基本的にはどのキャリア、MVNOでもOKです。
それまでに使っていたDIS mobile powered by SBM (SoftBankのMVNO)は4Gで問題なし(当然)。
昨日の記事に書いたdocomo 5GデータプラスのデータSIMも問題なし。5Gはまだ5Gエリアに持ち出していないので5Gで試せていませんが….。
まとめ:第1世代・第2世代から買い換える価値はあるのか?
筆者はガジェヲタですので、M1搭載iPad Proと聴くと買い換えるのは必然とも言えますが、一般の方はそうではありません。
iPad Pro 11 第3世代の最大の特徴はM1チップによるパフォーマンスです。
買い換える必然性がある人:
・従来のiPad Proでパフォーマンスに限界を感じていた人
前出のiPad Pro 11 第3世代の特徴は素晴らしいものばかりですが、第1世代や第2世代のパフォーマンスにあまり問題がないのであれば無理をして買い換える必然性は少ないでしょう。
筆者のオススメはこれです。
現在iPad Pro 11 第1世代や第2世代を使っておりパフォーマンス上で問題がない限りはそれを使い続け、代わりにMacBook Air (M1)を買うべき。
iPadはPCやMacの代わりにはならない
巷のWebではもはやPCは要らない的な言い方をしているところもありますがそんなことはありません。
・Adobe Premiere ProやLogicProで動画編集したいとか、
・マルチウィンドウでないとできない事が多いとか、
・2画面や3画面で使いたいとか、
こうしたことは、iPad Proでは出来ません。モバイルディスプレイを接続しても対応している特定アプリ以外では本体画面のミラーリングにしかなりません(現行のiPadOSでは….ですが)。
マルチウィンドウが出来ないのは結構致命的なところもあります。左右2つに分割した画面は使えますが自由度は非常に小さいです。
今ではChromebookですらできるマルチウィンドウが、iPadではiPhoneさながらの稚拙ともいえるシングルウィンドウなんですよ。
多くの方は現在持っている第1世代や第2世代から何が何でも買い換える必然性はあまりないと思います。
ただし店頭で触り始めると簡単に転ぶ可能性は高いです。
理屈抜きでそれだけの魅力があるのがiPad Pro 11 第3世代です。
いろいろ書きましたが、持っていて満足度が高いデバイスであることは確かです。