5Gスマホが衝撃の17,600円、docomo AQUOS sense5Gを使い始めて一ヶ月たちました!

5Gスマホが衝撃の17,600円、docomo AQUOS sense5Gを使い始めて一ヶ月たちました!

5月中旬にMNPでdocomoに移動し、AQUOS sense5Gを使い始めて一ヶ月経ちました。5G WELCOME割が適用されて差引スマートフォン価格17.600円という衝撃価格で入手できた5G対応ミドルレンジスマートフォン。その良いところ、イマイチなところを紹介します。

docomo 5G WELCOME割

MNPで他社からdocomo 5Gに転入した時に本体に適用される割引キャンペーンです。

他社4G LTEからのMNP転入では22,000円が割引になります。

ただし、以下の機種だけは割引額が違います。

Galaxy S20 5G SC-51A18,700円
Xperia 1 II SO-51A18,700円

AQUOS sense5Gのdocomoオンラインショップ価格は39,600円ですから、22,000円の5G WELCOME割引後は17,600円になります。

AQUOS sesne5Gは元価格がお手頃なだけに、22,000円割引はインパクトが大きくて半額以下、割引率55.6%となります。



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AQUOS sense5G

ざっくりこういうスマートフォンです。

CPUSnapdragon 690 5G
RAM4GB
ROM64GB
ディスプレイ5.8インチ
Full HD+
IGZO TFT
アウトカメラ1200万画素
800万画素
インカメラ800万画素
バッテリー4570mAh
サイズ148 x 71 x 8.9 (mm)
重量178g
防水IPX5/8
お風呂防水対応
防塵IP6X
FeliCa
認証指紋
ワイヤレス充電非対応
ワンセグ/フルセグ非対応
イヤホンジャック有り
FMチューナー内蔵
テザリングオート対応
Payトリガー対応

いくつかの機能は説明が必要ですね。

・お風呂防水:水に強いだけではなく濡れてもタッチ操作が可能
・イヤホンジャック:今どき珍しい….イヤホンはFMチューナーのアンテナ線も兼ねます
・FMチューナー:民放ラジオが推奨するラジスマ対応ということ
・テザリングオート:設定した場所にいるときのみテザリングONになる、あるいはOFFになる
・Payトリガー;スリープ状態で指紋センサーを長タッチすると、設定した決済アプリ(PayPayなど)が開く

筆者はお風呂ではつかいませんがどれも地味に便利な機能です。

特にFMチューナーは災害多発国日本では必需機能だと思っています。
災害により一時的に携帯電話網が使えなくなる可能性があります。
そんなときでも、FMチューナーが使えれば情報収集ができます。
FMチューナーはradikoをつかうよりずっと電池を食いません。

良いところ

一月使って気づいた良いところ。

なんと言ってもバッテリーの持ちが良い。

それまで使っていたHUAWEI Mate 20 Proも結構良かったのですが、こちらは4750mAのバッテリーに加えてIGZO液晶なので体感でもちが良い。

具体的にバッテリーベンチとかやっていないので、アナログ的・感覚的なもので申し訳ないですが…。

朝の1時間通勤時間でずっとradikoを聞いて、Amazonでお買い物したり、ニュースサイトを見たり(動画は見ません)、SNSやメールに返信したりしています。

HUAWEI Mate 20 Proなら残り85%前後、AQUOS sense5Gは90%以上残ります。

手に馴染む大きさ

ここでもHUAWEI Mate 20 Proと比べます。

HUAWEI Mate 20 Pro:157,8 x 72,3 x 8,6mm、189g
AQUOS sense5G:147 x 71 x 8,9mmm,178g

高さは10mm短く、幅は1.3mm短い(あまり変わらない)、重さは11g軽いです。

画面サイズが6インチを切った5.8インチということもあって、素直に手に馴染みます。

最近の6.5インチクラスだと手にとった瞬間やはり大きさと重さを感じます。

防水・防塵・お風呂対応

これがウリの一つ。

防水はIPX5/IPX8、防塵はIP6X。
さらにMIL-STD-810H準拠・ 耐衝撃(落下)など全19項目をクリア

国防総省の調達基準(MIL-STD-810H)の18項目、防水(浸漬)、防水(雨滴)、防塵、防塵(風塵)、耐振動、耐日射、防湿、高温保管(固定)、高温保管(変動)、高温動作(固定)、高温動作(変動)、低温動作、低温保管、温度耐久(温度衝撃)、低圧保管、低圧動作、氷結(結露)、氷結(氷結)、および米国国防総省の調達基準(MIL-STD-810G)の1項目、耐衝撃(落下)に準拠した試験を実施。
出典:シャープ AQUOS sense5G https://jp.sharp/products/sh53a/spec.html

お風呂の中でも使える、具体的にはパネルが水に濡れていても使えるというのもウリです。

お風呂の中までもスマホを使う人間ではない(なんせカラスの行水派なので)ので使ったことはありませんが。

スリムですがタフなやつです。

ラジスマ対応

民放ラジオ局が推奨するラジスマ対応です。

災害時などに役立ちます。

単にイヤホンジャック(アンテナ代わり)とFMラジオがついてるだけではなく、「radiko+FM」というアプリでradikoを使う簡単な感覚でFMラジオを使えます。

radikoと違って聞くのにデータ消費しない(Web情報には使いますが)、周波数がわからなくてもOKですし、バッテリー消費はradikoよりずっと少なくて済みます。

エモパーが意外に役立つ

シャープのAQUOSに搭載されたAI君です。

sense5Gのタイプはこちらの話しかけに反応するのではなく、喋って良い場所(指定可能、通常は自宅ですよね)で、なにか衝撃(スマホをテーブルに置くとか)ケーブル抜き差しするなどがあると喋ります。

特に重宝するのは朝イチのおしゃべりで「天気・気温・降水確率」「通勤経路の電車の運行状況」を喋ってれます。これは勤め人なら誰しも朝イチ情報でほしい内容です。

イマイチなところ

メモリ4GBは潤沢とは言えない

昨今、Androidも肥大化しているので、ここは多少価格があがっても6GBほしかったところ。

時々再起動したほうが快適に使えます。

ストレージ64GBは余裕が少ない

microSDXC併用すると足りないとはいえませんが、潤沢に余裕があるわけではないです。64GBの1/4はシステムで使います。

アプリなどを入れて、カメラデータやSpotifyのオフライン楽曲はすべてmicroSDXC保存にしても、筆者の場合は残り25GBほど。

カメラの起動が遅い

メモリが4GBと少ないため、他のアプリを落とさないとカメラ起動が相当遅くなります。

iPhoneのようにカメラアイコンをタップしたらすぐ起動ではないです。

ただしシャッターのタイムラグは問題ありません。カシャッと音がしたときに画像は撮られているのですが、プレビューまでに時間がかかります。

HUAWEI Mate 20 Proではカシャのあとすぐに動かすとちゃんと撮れていないなど、タイムラグはめちゃ大きいときがあったのですが、そういう意味では問題なし。

単に起動が遅いだけ。

カメラのピンチアウトのズームが遅い

普通のスマホのようにピンチアウトで拡大(ズーム)するわけですがこれが遅い。

ピンチアウトするとカクついてから下にズーム倍数メモリが出てきてそれをスワイプするとぎこちなくズームします。

うーん、これはもう少しなんとかならないかな。

もっと低スペックでももう少しまともです。

動画撮影はプレビューがかくつく

あまり動画を取ることはないとは思いますが、手持ちで撮影しているときのプレビューは微妙にカクカクする場合があります。

気になるといえば気になります。撮影したものを再生すると問題はないので気持ちの問題かも。

全体的に

ミドルレンジスマホとしては、カメラが遅い(いくら写りがそこそこ良くても遅いのは致命的)ことを除けば、十分活躍してくれます。

なんといってもdocomoなら5G WELCOME割(他社からのMNP)であれば17,600円というのは衝撃的ですらあります。

価格を考えると十分満足の行く内容です。

これでだめと言うならAQUOS R6を買いましょう。



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